DELICA BBS Part2 (10000以降の過去ログ保存)

タイトル私もクランクシャフトプーリー交換
投稿日: 2012/07/24(Tue) 22:50
投稿者: MORIMORI

こんばんは、いつも貴重な情報ありがとうございます。
なんだか、同じような運命というか・・

実は、私も先日、クランクシャフトプーリーを交換しました。
本日アップしたWebページと同様の文ですが転載掲載します。

【初期型、PD8W 4M40エンジンスペースギアのクランクシャフトプーリーが寿命】

先日交換しました。
21万キロ走りましたので、かなり長持ちした方だと思います。

皆様の何かの参考になればと、交換までの経緯、外したクランクシャフトプー
リーの画像などを紹介します。

下記に 画像をアップしております。
https://www.sgd4.com/rpo/crank_sp/index.htm
 
初期型(4M40エンジン車)で未交換の方は、いずれ発生する可能性があります
ので、何かの参考になれば幸いです。

【経緯】
思えば、数年前からでしょうか、エアコン使用時、電磁クラッチが入りエアコ
ンコンプレッサーが作動を始めると、カタカタカタという振動と音がエンジン
ルームから聞こえておりました。 
老体ですし、エアコンのコンプレッサーの寿命だろうと思い、詳しく調べず、
あきらめておりましたが、今、思えば、エアコンコンプレサーの負荷により、
ベルトで繋がったクランクシャフトプーリーのぶれがさらに増大、音(悲鳴?)
を発生していたのでしょう。

今年、5月頃より、信号待ちなどで、エアコンを使わずとも、信号待ち等アイ
ドリング時にインパネの奥の方がビビるなど、エンジンの振動が大きくなって
来ているのを感じておりましたが、要因をつかめないままでした。

6月のある日、エンジンをかけると、シャリシャリシャリ・・・・・という錆
びた金属が摺れるような、連続音が丁度ベルト類の回転と同期するくらいの周
期で聞こえ、エンジンルームをチェックすると、クーリングファンの付いたプ
ーリーの下にあるクランクシャフトプーリー及びそのベルトが前後1cm程ブレ、
たわみながら回転しているのがわかりました。
クランクシャフトプーリー付け根付近にはオイルが滲んで付着しているようで
した。

翌日、エンジンをかけると、音はしないもののエアコンが全く効かなくなって
おりました。

お世話になっている整備工場で、クランクシャフトプーリーとそのオイルシール
を手配してもらい、入荷後車を持ち込み、ベルト共に交換を行ってもらいました。

交換後はエアコンのコンプレッサーの音も(皆無とは行きませんが)ずいぶん
小さくなりました。(後記 ガス充填後確認)

エアコンは自分で調査することにしました。


【エアコンガスが無くなっていた。 補充後問題なし。】

エアコンはガス圧をチェックすると、ほぼゼロ、エアコンガス200mlを5本補充、
冷えるようになりました。(漏れ箇所を探す為、蛍光入オイルも同時に追加)
その後もエアコンガスは抜けることも無く、冷えております。

抜けた要因ですが・・クランクシャフトプーリーが前後にたわみ回転することに
より、ベルトで繋がるエアコンのコンプレッサーも同時に振動、振動により、
劣化しかけたコンプレッサーの低/高圧配管部のOリング等パッキンなどの隙間
から、ガスが抜けていったのかも知れません。
クランクシャフトプーリー交換後は、コンプレッサーもスムーズに回転、振動も
殆ど無くなりモレも無くなったものと推測します。
いずれ漏れるかも?


【4M40エンジン(ディーゼル2800cc)の方は一度目視チェックを。】

4M40エンジン(ディーゼル2800cc)にお乗りの方は、クランクシャフトプーリー
のベルトが前後にぶれてないか、エアコンを付け、エンジンルームを開けて、
一度チェックしてみた方が良いと思います。
(チェックの際は、くれぐれもベルトやファンに巻き込まれないようご注意を)


- 関連一覧ツリー (◆ をクリックするとツリー全体を一括表示します)