DELICA BBS Part2 (10000以降の過去ログ保存)

タイトルタイミングチェーン交換
投稿日: 2012/07/23(Mon) 21:20
投稿者: kazuhiko

その後の経過報告です。

先週末、デリカ寒冷地さんの紹介で、信州の三菱ディーラー(関東三菱)に、
2日間車を預け、タイミングチェーン交換と、クランクシャフトプーリーの交換を
施工しました。

車を預けた2日間は、車の完成までの間、デリカ仲間数人と、コテージを借りて夜は宴会。
温泉に、お蕎麦に、ジンギスカンと、楽しい2日間でした。

今回の整備内容。

・タイミングチェーン交換 工賃 25200円
・クランクシャフトプーリー交換 工賃 13440円

部品代
・チェーンキット バルブ ME190549 14805円
・シール、Cヘッド ME200270 199円
・ガスケットカバー ME200403 1365円
・シール、Cヘッド ME200269 199円
・シール、ロッカーカバー ME011282 1070円
・プーリー、クランク ME202492 13860円
・オイル シール、ケース ME202325 2152円

値引き -290円

合計金額 72000円(総支払額)
(うち、消費税 3428円)

燃料噴射ポンプからの、軽油漏れにより、噴射ポンプをリビルト品に換装しましたが、
積み替えの際、合いマークは3箇所(ポンプ/クランク/タイミングチェーン)とも
あっていて、ずれがないように思われたのですが、実際には、燃料噴射タイミングが
ずれていて、エンジンが始動できて、アイドリングが安定するまでには、
何度も調整を必要としたようです。

つまり、20万キロの走行の中で、全体にずれていたものが、噴射ポンプだけ、
新しくなったことで、噴射タイミングがあわなくなったもの。

当初、タイミングチェーンと、クランクシャフトプーリーも、すべて交換すれば、
3箇所とも合いマークを合致させるだけで、理論上は、噴射タイミングが合うはず。
なので、全交換をお願いしたのですが、修理工場から、断られてしまいました。

経年変化で、ずれてしまっていて、タイミングが合わないエンジンを、
何度も進角調整をしながら、ある程度まで、あわせてくれていますが、
こればかりは、一般の修理工場ですから、どの程度まで、完全にあっているのかは、
わからず。

まあ、ここまでずれているのであれば、タイミングチェーンも、
クランクシャフトプーリーも、状態は良くないはず。

せっかく、噴射ポンプが新しくなったのだから、今のうちに、残る2つも
新しくしておこうという結論に至りました。

私の住んでいる地域の東海三菱で見積もりを取ったら、タイミングチェーンの
交換だけで、10万コース。エンジンをばらさなければ、できないらしい。

松本の関東三菱なら、チェーンをつないで、流し込む冶具を持っているらしく、
時間的にも短時間で可能とのこと。

但し、新品に交換した時点で、現状の進角位置よりも、明らかに、
燃料噴射タイミングがずれてしまうはず。
なので、単純に交換するだけでなく、燃料噴射ポンプを脱着して、
燃料噴射タイミングを再調整する必要があります。

しかし…松本の関東三菱の修理見積もりの中には、燃料噴射ポンプを脱着して、
進角調整をする工賃は、見当たらず。
本来ならば、数万円の工賃が上乗せされても、おかしくない作業。

正直な感想は、安いです。
そして、2日間の作業時間を見ていただきましたが、早い。

早い、安い、うまい!

交換後のフィーリングです。
滑らかに加速します。
トルクは上がった(改善した)印象があります。

エンジンも、高速走行中の振動が、静かになる傾向。

関東三菱からの作業報告を伺う限りでは、タイミングチェーンも、
テンショナーが、ほぼ一杯の位置まで来ていたので、そろそろ限界。
クランクシャフトプーリーは、厚み方向(車の前後方向)に
2ミリ程度ズレがあったということですから、間違いなく、
ダンパー部がずれているようで。
ゴムダンパーで接着してある物が、ずれるということは、ダンパーゴムが伸びている、
或いは、ダンパー部分の接着が剥離した可能性があり。

何がいいたいかというと、既に、限界近いところまで来てしまっているので、
走行中、突然チェーンが切れたり、ダンパーゴムの剥離により、
クランクシャフトプーリー脱落の恐れがあったといえます。

昨夜、信州から高速を走って帰ってきましたが、フィーリング的にも、
良くなっているのを実感しました。


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