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> 平成6年登録の2800ディーゼルターボに乗っています。先日、エンジンがかからなくなり、見てもらったところセルモーターがだめということでした。修理に出したところ請求書は¥40,900とかなりびっくりでした。リビルト品でも¥2万円しないようなのですが、この価格は適正なのでしょうか。車にはあまり詳しくないので、ぜひお教え願います。
この度は、思わぬ出費だったようですね。 ですので、ある意味、請求金額に驚いておられるのでしょう。
2800DTのSGに採用されているセルモーターには、3種類ありまして、 95年のマイナーチェンジ前と、以降で、互換性がありません。 その後は、最終型のパーツが、互換性があります。
ですので、平成6年車の場合、初期の1年間に作られた車両のみ、 互換性があります。 何がいいたいかというと、市場にあまり出回っていない車両の場合、 リビルトパーツも品薄で、市場相場は、変動します。 廃車となり、部品として提供されたコアを元に再生するため。
以前、お友達のPE8W(95年マイナー以後)のセルモーターを、 頼まれて、リビルト品を取り寄せたことがあります。 ¥22575(消費税・離島以外送料込)でした。 リビルト品の金額は、取引している業者によっても変動幅があります。
出入りの修理工場で聞いた話、リビルト品を注文して届いてみると、 回らなかった… 不良品をつかまされたというトラブルもあるらしく、 やむを得ず、古いセルモーターと、使える部分だけ生かして、 ニコイチにして、納車した、という事例もあったとか。 安い業者が、粗悪品かどうか? という話は、別にして…
いずれにしても、事前に見積もりや、下調べをしていれば、 修理後の請求金額に、驚くことはなかったと思います。
私の場合、リビルトパーツを含む、中古パーツは、自前で調達し、 出入りの修理工場宛に、送ってもらうか、持ち込みます。
工賃については… 先述のお友達の場合、知り合いの修理業者に電話で相談したところ、 6500円でいいよ! と、実車を見ることなく即答いただけたらしく… とても幸運な方でした。
画像を見ていただきたいのですが、セルモーター、何処にあるかわかりますか? 私の所有する部品取り車で、平成7年式(マイナー前)ですが、 前期最終型のエンジンに換装してあるため、セルはマイナー後のタイプかと。
セルモーターの取り付けてある箇所が、非常に奥でして… 相当、手先が器用な方でないと、あっちも、こっちも補器類を外しての 作業となりますので、私なら、お断りしたい作業です。
先述の、お友達の依頼した業者さん、実作業に、半日以上費やしたとか。 でも、電話で6500円といってしまったので、その金額でOKだったらしく。
業者にもよりますが、工数1(1時間相当)で、6500~8000円 程度は取るでしょうね。 工数3としても、決して、高くはない作業難易度です。
私なら、自分では作業しませんが、お友達には、すごい方がおります。 信州の、デリカ寒冷地さん。 セル断線で、ショッピングセンターの立体で、帰宅できなくなって… JAFを呼んでも、牽引できない場所。 JAF隊員が、バールに絶縁テープを巻き、断線箇所にバールを噛ませて、 セル始動。 自走して帰宅して、自分で、セル修理を行ったそうです。
とにかく凄い人です。 先月末も、大変お世話になりまして… 事情は割愛しますが、新潟県と長野県の県境で、自走不能に陥りまして… この方の応急処置の凄さは、驚きです。 大雪の降る中、400キロ近い距離を自走して帰ってくることが出来ました。
私なら、部品代込みで、4万円くらい、高いとは思わないですね。 |