タイトル | : Re: エンジンオイルドレンボルト |
投稿日 | : 2012/01/13(Fri) 10:20 |
投稿者 | : kazuhiko |
> SGだとドレンが真っ直ぐだからデキル整備士がやれば簡単にできるのでは?
損傷したねじ山に、タップを立てて、切りなおす事は容易に施工できるのですが…
砂などを噛んで、手で回しても入らず、工具を掛けないと締め込みできない
ような場合でしたら、タップで切りなおすことで、ねじ山を再生可能です。
しかし、工具で、ねじ切ってしまった場合…
すでに、切りなおすべき肉厚が残っておらず。
失ったものは、取り返しはつかないのです。
ちなみに、施工するのでしたら、三菱のドレンプラグの場合、
ご使用のタップは、M14-P1.5です。
M14というサイズが、ボルトナットの規格として、存在はするのだけれど、
非常にレアなサイズ。
さらに、M14の並目だと、ピッチは2.0ですが、これは1.5で、つまり細目。
鉄工場などで、該当するサイズのタップを持っているかどうか?
ウエルドナットを破壊して、新しいナットを溶接するほうが、確実です。
ナットに関しては、溶接用のウエルドナットで、
このサイズは市販品に品揃えが無いとは思いますが、ネジ屋さんに注文すれば、
特注で製作してくれると思います。