DELICA BBS Part2 (10000以降の過去ログ保存)

タイトルRe: エンジンオイルドレンボルト
投稿日: 2012/01/12(Thu) 21:04
投稿者: kazuhiko

> H8年式 KD-PD8Wに乗っております渓流大好きSGと申します。
> 一週間ほど前に、エンジンオイル交換をしたのですがどうやら
> ドレンボルトのねじ山をなめてしっまた様なのです。
>  横着してトルクレンチを使わず、ボックスレンチで締めこんでいったら、
> 突然抵抗がなくなったようにスルッとレンチが回り始め緩めようにもこちらも
> 空回り・・・・・ やってしまいました。

過去に、ATFのオイルパンで同様のことをやってしまった経験があります。
12月下旬、DIYでATF交換した際に、ドレンプラグを締め付け、抵抗が…
その時は、シールテープをドレンプラグに巻きつけて、再度締め込み、漏れ対策が
できましたが、ATの場合、ミッションマウントを吊っているメンバーを脱着しないと
作業できないために、DIY伝作業を断念して、修理依頼しました。
部品注文となったのですが、生憎とメーカー欠品とのことで、受注生産との返答。
新規に生産するとなると、年内の納品ができないといわれ、年明けに生産を発注して、
納品は、早くて2月になると…
幸い、その時は、全国のディーラーで部品を持っているところを探してくれまして、
九州のディーラーが持っていた部品を送ってもらうことができました。
年末の、29日に修理完了。そんな、ドキドキした覚えがあります。
ATFのオイルパンは、エンジンオイル側と違い、交換頻度が少ないために、
オイルパンの耐久性は劣るらしいのですが、いずれにしても、オイルパン交換が
無難な選択だと思います。

私の場合、ATFのオイルパンでしたので、部品代は、ストレーナー込みで、1万円弱。
(せっかくオイルパンを交換するついでなので、ストレーナーも交換しました)
工賃が、約1万円でした。
エンジンオイルのオイルパンですと、部品代が高くて、ガスケット込みで、2万円弱。

ちなみに、エンジンオイルのドレンプラグ脱落も、経験しております。
過去に、労災で大怪我をして、整備作業できなかった時期があり、他社ディーラーで
オイル交換を利用していたことがあります。オイル交換後、約40日経過して…
雪の富士山で、ドレンプラグ脱落で、立ち往生しました。
オイルが空になり、エンジンは始動可能でも、負荷を掛けると直ちにエンスト。
始動して、空ぶかしをして、リバースに入れた次の瞬間エンジンは停止しますが、
一瞬でもトルクが掛かるのを利用して、雪の深い中でUターンして…
急な下り坂、エンジン空ぶかしでDレンジに入れて、一瞬だけ発進。
あとはNレンジで坂を転げ落ちて… エンジン停止すると、ブレーキは一発目だけ。
一度ブレーキペダルを緩めると、二度とブレーキは効かなくなりますから…
ニュートラルで空走中に、再度エンジン始動。一瞬エンジンが回ると、もう1回だけ、
ブレーキが効きます。
富士山の凍結路を、JAFがきてくれる場所まで下って(標高差で数百m)、
生還したものです。

ですので、オイルパン損傷でこのまま放置した場合、命の補償はできないと、思います。


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