DELICA BBS Part2 (10000以降の過去ログ保存)

タイトルRe: デリカスターワゴン エアコン
投稿日: 2011/06/15(Wed) 17:51
投稿者: kazuhiko

Re: デリカスターワゴン エアコン > H2年P35Wに乗っています。
> ちなみに距離は355000KM (> <);;
> エアコンの事でお聞きしたいのですが
> 通常エアコンのガスは何本はいるんでしょうか?
> デュアルエアコン使用時250×?本
> 宜しくお願い致します。

私も以前は、H2年式のP35Wに乗っていました。
蛇足ながら、この頃のスターワゴンは、スペースギアと違い、
エアコンの冷媒も異なりますので… ご存知かと思いますが、

・平成5年頃までの車両 R12 ※CFC…特定フロン 生産中止
・オゾンセーフエアコン搭載車 R134a ※HFC…新冷媒 現在流通しています

私が乗っていたP35Wは、ガスの不足で冷えが悪かったため、整備工場に持ち込み、
600g(200g×3缶)補充してもらいました。
結局は、その後数ヶ月で、完全の漏れてしまい、エアコンが効かなくなり、
それが理由のひとつとなり、スペースギアに乗り換えました。

冷媒(ガス)が抜けると、コンプレッサーオイルも同時に抜けてしまいます。
完全に抜けてしまったような状態では、漏れ箇所の特定をしないと、
再び、どこかで漏れてしまいます。

完全に漏れた、或いは、漏れ箇所があるということは、配管中に空気を含んでいる
可能性があります。空気中に含まれる湿度により、コンプレッサーオイルは劣化します。
湿度が高い場合は、急激に反応を起こし、見る見る、真っ黒く変質して、発泡して、
分解していきます。この、変質したオイルは、後に、エアコン配管の中で
相当悪さをします。
ですので、冷媒の充填前に、真空引きの必要が生じますが…

単に冷媒が漏れている場合、真空引きせずに補充も可能ではありますが、
正規量(例えば、200g缶が6缶とか) 満タンに入れるのは危険です。
※まあ、入らないでしょう。
ゲージマニホールドを接続して、圧力を見ながら入れるべきです。
気温が高いときほど、スムーズに入ります。
高圧側がハンチングを起こすような場合は、詰まりが考えられ、危険な状態です。

※画像は、一昨年。デリカ寒冷地さんの作業風景。


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