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こんにちは。平成7年SG(2800DT)に乗っています。
法令には、車種別、条件ごとには詳細は明記されていませんので、 細かな点については、構造変更を受ける管轄の登録事務所の判断で、 異なるかと思います。
ですから、ご自分で通すのであれば、それなりの理論武装をしたほうが宜しいかと。 「他にも同じような仕様で4ナンバー化した車を知っている!」などというような、 登録事務所の検査官を相手に、子供のような言い訳をしても仕方がないと思いますので…
<参考> http://www.mlit.go.jp/jidosha/kensatoroku/kensa/youtokubun.pdf
以下、参考までに。
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特種用途自動車以外の自動車で、自動車の物品積載設備を最大に利用した場合に おいて物品積載設備の床面積が1m2以上(軽自動車にあっては0.6(m2))以上 あるものであり、かつ、その構造および装置が、次のイ、ロまたはハのいずれか ひとつに該当するものをいう。
イ.乗貨兼用車(ライトバン) (1)物品積載の床面積>人員の床面積 (2)貨物の積載量>人員の重量 (3)開口部の縦および横の有効長さが、それぞれ800mm (軽自動車にあっては… 省略)以上の大きさの物品積卸口を 備えていること
(4)乗車設備と物品積載設備との間に適当な隔壁または保護仕切りなどが 備えていること
ロ、幌型貨物自動車 (以下省略)
ハ、乗貨兼用車および幌型貨物自動車以外の自動車 (以下省略)
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※「イ.乗貨兼用車(ライトバン)」に関して。
(1)物品積載の床面積>人員の床面積 ・運転席の最後部より、後ろの床面積が対象となります。 ・運転席の最後部よりセカンドシートの最後部までの床面積が、人員の床面積。 ・セカンドシート最後部より、後ろの部分が物品積載の床面積。 ・リクライニング可能となれば、物品積載の床面積は減少するので、1/2以上の 床面積を確保できるかどうかは、意見の分かれるところでしょう。
(2)貨物の積載量>人員の重量 ・5人乗りとした場合、60キロ×5人=300キロとし、最大積載量は、 300キロ以上の設定となりますが、これに耐えうるサスペンション構造であり、 それに対応したタイヤの装着が必要となります。 ・3列目を外して、3人分(180キロ)を貨物に振り替えただけでは、この要件は 満たしませんので…
※画像は、前期型スペースギア(PD8W)と、同じくショートボディの デリカカーゴ(PA5V)の室内寸法比較。 |