DELICA BBS Part2 (10000以降の過去ログ保存)

タイトルビルシュタイン(フロント)
投稿日: 2010/05/19(Wed) 23:14
投稿者: kazuhiko

ビルシュタイン(フロント) こんばんは。平成7年SG(2800DT)に乗っているkazuhikoです。

> ショックは最近ビルシュタインの2インチup用を前後に装着しました、

画像は、2UP用のビルシュタイン(フロント)BE5-C686 を分解したもの。
中には、クッションラバーというか、可動域を制限しているゴムの塊があるので、
ある一定以上は縮まないような構造になっています。

参考までに、
●三菱純正ショック 最小長230ミリ ~最大長340ミリ ストローク幅110ミリ
●ビルシュタイン
<標準> B46-2109 最小長270ミリ ~最大長330ミリ ストローク幅60ミリ
<2UP> BE5-C686 最小長305ミリ ~最大長395ミリ ストローク幅90ミリ

純正のショックだと、一番縮んだ状態で230ミリまで縮むのに対して、2UP用のビルだと、
305ミリまでしか縮みませんので、それ以上縮もうとしても、無理です。

現在、2インチUPした車両に乗っているとのことですが、正確に、どの程度のリフトUP
された状態なのかわかりませんので、装着されたビルシュタインが、適正なストロークなのか
どうかも、判断できません。

仮に、ノーマル車高(新車時)に比べて、5センチ程度のリフトUPだとしたら、
フルボトムしたときに、ショックが反発して(縮み側の不足)で、突き上げが酷いのか?

それとも、(逆に)ノーマル車高(新車時)に比べて8センチ以上上がっているとして、
足が伸びて、アッパー側のバンプストッパーが常に接触しているか、それに近い場合。
いくらショックのストロークが長くても、アームがこれ以上は動かないために、結果、
足が伸びなくて、段差で落ちる。こんな症状に陥ります。

前者の場合の救済処置としては、縮み側のストローク不足を補うために、ショックを一度
取り外し、中のゴムの塊を取り去ることで、可動域は確保できるので、突き上げは緩和されます。

2インチUPといっても、実際には54ミリとは限らず、5センチ程度の上げ幅の車もあれば、
7センチを超える上げ幅の場合もあり、正確な基準は何もありませんから…


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