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こんにちは。平成7年SG(2800DT)に乗っています。
> 3年程前に漏電するようになり、ダイナモが原因でリビルドに交換しました。 > その後、調子は良かったのですが、ここ半年、電圧が安定しません。
リビルトパーツは、中古の機器を再整備して、必要に応じて新品部品を組み込んで 市場へ流通しているもので、交換後のコアは回収し、再び整備されてリサイクルの輪を 作っているので、リンク品とも呼ばれています。
新品ではないものの、ある程度は部品交換がされていて、信用できるものが多いのですが、 基本は中古品であるということ。 そして、何よりも忘れてはならないのは、中の部品すべてが新品では無いと言うこと。 残念なことに、外側のケースはきれいであっても、中身はわかりません。 ブラシのような磨耗してしまう部分は新品に変えてあったとしても、再生する時点で、 不具合のおきていない部品は、交換されずにそのまま再利用されることもあります。
ですから、リビルト品には、保障期間があるのですが、あまり長期ではありません。 オルタの場合は、半年、5千キロ程度の保障期間でしょうから、致し方のない現実。
リビルト業者によっても、かなり癖があるのですが、中古部品を使用する割合が高い 業者ほど、価格も安く抑えることができますので、注意が必要です。
今回の事例のように、ある程度原因箇所が特定できる場合には、リビルト品に全交換 するよりも、電装屋さんへ修理に出したほうが、無駄な出費は抑えられるかもしれません。
私自身は、以前乗っていたPD8W(1号車)では、リビルト品(約4万円)に換装して 乗っておりましたが、現在乗っているPE8Wは、12万キロで手に入れた時点で、 ダイオード不良による逆流が発覚しておりましたので、修理工場→電装屋さんに外注 修理に出しております。
修理工場での脱着工賃を含まない、電装屋さんの修理関係分ですが、 ・OH基本料金 11000円 ・ブラシ半田付け 1500円 ・ベアリング 2100円 ・スリップリング修正 1200円 合計 23500円(税別)
代車が不要で、自分で脱着できる場合は、脱着工賃も節約できます。(7千~1万円)
※画像は、現在予備パーツとして保有している、中古品。 リビルト品に換装後、わずか1年で廃車になったSGから外したもの。 |