DELICA BBS Part2 (10000以降の過去ログ保存)

タイトルRe: エアコンサイクルの詰まりについて
投稿日: 2010/04/11(Sun) 01:19
投稿者: AKIO35

Re: エアコンサイクルの詰まりについて KRSさん ご丁寧な説明ありがとうございます。
とても参考になりました!

本日色々と試してみましたのでご報告させて頂きます。
また、新たな『謎』が出てきました。どなたか助言頂けると幸いです。

本日の環境は、外気温17℃、外気導入口付近約52℃、晴れ(湿度低め!?)でした。

○リアエアコンの状況
フロントを温風、リアをMAX COOLに設定した時のリア冷風は12℃。
若干弱い気はしますが許容範囲かと思います。
コンプレッサーの頻繁なオンオフもなく、リアACについては問題なしと判断しました。

○フロントエアコンの状況
●謎の症状1(外気導入時には症状でない)
今まで気づかなかったのですが外気導入時にはコンプレッサーの頻繁なオンオフが発生しませんでした。
冷風温度も13℃でした。(外気導入口付近が約52℃だったので十分だと思います)
不思議な事にこの時『LOW』のチャージ口がある配管(以下「LOW配管」と記載します)は冷たくなっていませんでした。

この外気導入から内気循環にする「LOW配管」が冷たくなり、症状は再発し頻繁なオンオフとなります。

●謎の症状2(ブロアファンを止めると症状がでない)
グローブボックス付近をバラし、クーリングユニットを露出させました。
試しに内気循環中にブロアファンのコネクタを外し、強制的に風を止めました。
するとコンプレッサーは止まらず、「LOW配管」も冷えまくりです。
クーリングユニットの隙間をこじ開けてエバポ本体も触ってみましたがこちらも冷えまくり。
3分程続けましたが冷え過ぎが怖くなって止めました。

○エバポの風下側についているセンサーのコネクタも外してみました。
外気導入時(謎の症状1によりコンプレッサーは連続稼動中)にコンプレッサーオンの状態でコネクタを外すと、
しばらくしてコンプレッサーが止まりました。その後は再開せず。
再度コネクタを繋ぐとしばらくして動き始めました。(頻繁なオンオフ繰り返し)

■結論■
以上の事からKRSさんのおっしゃるように「サイクル内での詰まり」ではなく、センサー類の不調を強く疑うようになってきました。
エバポの風下側に付いているセンサーが怪しいのではないかと…。
名称が分かりませんがたぶん温度を測っているのではないかと思います。

「外気導入」で約52℃の熱い空気がエバポに当たっている状態では「エバポ風下のセンサー」
または「エキパンの管温筒」は正常に機能。
「内気循環」時にはより冷えるので「エバポの風下センサー(名称不明)」または「エキパンの管温筒」が不完全に機能し、
頻繁なオンオフという症状を引き起こしているのではないかと考えました。

■質問■
そこでこの「エバポ風下センサー(名称不明)」の取り外し方や点検方法が分かればどなたか教えて頂けませんか?
コネクタは線が2本(2極というのかな!?)でした。(クーリングユニットのケースに接着してある様子。
接着部を無理やり外すしかなさそうですが…)

また、さらに思いついたのが「そもそもこれが正常な状態なのでは??」という事です。
実際にクラッチが頻繁にオンオフするのですが、今のところ十分に冷えていますので(夏場にはどうなるか分かりませんが)、
デリカはこれが普通!だったりして・・・。皆さんの車はどうなのでしょうか?

■エバポレーターの掃除を検討中の方へ■
過去の書き込みで「後期型はクーリングユニットのケースが接着してある」旨の記載がありましたが、
私の車(H12年式)では単にかみ合わせてあるだけでした。カビ臭さなどにお悩みの方は是非、
エバポに直接クリーナーを吹き付けるなどしてみて下さい。但し、ブロアファンとの接合部のすきまのスポンジはへたっているので、
一度こじ開けると隙間ができるかもしれません。すきまテープ等でふさいで下さい。
(ご参考までにクーリングユニットのケースをこじあけてエバポを覗き見ている写真をUPしておきます。
 白丸部分が上記「エバポ風下センサー(名称不明)」です。)


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