DELICA BBS Part2 (10000以降の過去ログ保存)

タイトルRe: エアコンサイクルの詰まりについて
投稿日: 2010/04/09(Fri) 18:37
投稿者: KRS

AKIO35さん こんにちは
今後も宜しくお願いします。私もPD-6Wガソリンを乗っています。

> ところで「温度サーモ」というのはエキスパンションバルブに付帯するらしい、エバポレーターの温度を感知しているという物の事でしょうか?
> エキスパンションバルブを新品で注文すると一緒に付いてくると思い込んでいたのですが、別注文なのでしょうか?

お答えします
書き方が悪くてすみません。
物が違います。
マニュアルエアコンですと室内の温度を調節するダイヤル若しくは、レバーがありますよね、
それのセンサーの事です。
ダイヤル・レバーは6段階ぐらい有りますよね(正式には、知りません)
そのダイヤル・レバーの段階ごとに温度か設定されていると思いますが、
その温度を感知するセンサーです。

それと電気的な事もう少し詳しく書きますね。
DIY画像BBSの メインBBS「エアコンが冷えない」のNo.2714をご覧下さい。

マグネットクラッチがOFFになるのは、
エアーサーモが3.2℃以下の場合と
多分ですが室内温度が設定値になった場合、ソレノイドバルブが冷媒(エアコンガス)を
遮断(バルブ閉)とした時です。

エアーサーモが不良の場合に、エバポレーターが冷えていなくても、
冷えすぎと間違った判断をしてクラッチをOFFにしている可能性が1つ

室内の温度が温かいのに、室内の温度が設定温度より低いと間違った判断をして
クラッチをOFFの可能性が2つ目
この場合、室内温度センサーが低いと判断している為、暖房は効きますが、
かなり室温が上がります。(室内の温度設定値でOFFしない為)

エキスパンションバルブに付いているセンサー?は多分日本語で管温筒言います。
これの中は電気的な物ではなく、使用エアコンガス(R-134a)が入っています。
ガスの特性で、温度に反応して、冷たければ、凝縮し。温かければ、膨張します。
その特性を利用してエキスパンションバルブの開閉をし
エバポレーターに流れるエアコンガスの量を調整しています。

ですのでエキスパンションバルブには必ず付いてくると言うか、管温筒込みでエキスパンションバルブと良います。
(たまに、事務所とかに使う空調には、エキスパンションバルブとソレノイドバルブが一体化したものも有りますが)


> 「外気温が低い時のエアコン(除湿)はどうやっているんだ??」

除湿は、計りにくいかもしれませんが、

室内の温度を24℃に設定したとします。
(ダイアル・レバーだと半分より暖房側?)

暖房時は、室内を24℃にしようと風を24℃以上で吹き出してきます。
これは、ラジエター液で行いますよね。
冷房時は、室温を24℃にしようと風を24℃以下で吹き出してきます。
これは、エアコンで行いますね。

家庭でたとえると、
ストーブで、暖房し室内を24℃に使用とし
エアコンで、室内を24℃に下げようとしている
状態です。
どちらも動きますよね。同じ事を車で行っているだけです。
設定温度を両方24℃にしても1~2度は誤差が生じますし
又、暖房は、24℃設定にしていても良い機械でも25℃でOFF、23℃ON
冷房は、逆で25℃ON、23℃でOFF
室温が24℃だと両方運転します。

外気温度が低い事は、エアコンには良い事です。
理由は、圧縮機で圧縮されたエアコンガスは、気体で高温になり
その高温のエアコンガス(気体)をコンデンサーで冷やしてエアコンガス(液体)に
するからです。
車でも、家庭でも、夏場外気温度が高いとエアコンガス(液体)に全てならず
冷房の能力が下がります。(あまり冷えない)

原理は、水蒸気を冷やすと水になるのと同じです。

作業にあたり
圧縮機の配管に触る時は、十分注意して下さい。
圧縮機からコンデンサーまでの配管は時には100℃近くになります。
決して素手では触らないように、やけどします。うちの会社でも年に2人やけどします。
(スペースが無くて触れてやけど)
エアコンの配管は測定用の温度計か、氷で確認してからの方が安全です。
氷ですと高温ですと、すぐ溶けて低温だと、あまり溶けないを行った後、
自分で判断してやけどしそうなら触らない。

説明が下手ですみません。


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