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タイトルエアコンサイクルの詰まりについて
記事No: 13350
投稿日: 2010/04/06(Tue) 20:29
投稿者: AKIO35
GF-PD6W (3000ccガソリン) H12年9月登録、走行距離 12.7万キロに乗っています。

エアコンのマグネットクラッチが断続的にオンーオフを繰り返す症状が現れました。オン時間約10~30秒、オフ時間まちまち。

現状、問題なく冷えるし曇りも取れるのですが、クラッチの頻繁なカチカチ音を聞いていると
いずれ壊れるのは明白ですので、先週電装屋さんにて修理見積りしてもらいました。

【プロによる診断結果】
結果は、冷媒ガス量、コンプレッサー、コンデンサーファンは問題なし。ガス漏れもなし(検知器使用)。

多走行によるエバポレーター / エキスパンションバルブ / レシーバー / コンデンサーいずれかでの詰まりが原因と診断されました。

[ 要交換パーツ ]
  エバポレーター / エキスパンションバルブ / レシーバー / コンデンサー / コンデンサーファン
[ 工賃込合計金額 ] 13万円ポッキリ!

そこで真空引き&ガスチャージ以外のパーツ交換作業を自分で作業しようと思うのですが、
疑問がうかんでおります。


【症状に対する自分の考え】
現状オンーオフを繰り返している事から、微細なゴミまたは水分(氷)が
エキスパンションバルブ通過時に引っかかったり、通過したりしているのではないかと推測。

【疑問】
エキスパンションバルブにゴミ(氷ではなく)が詰まり、クラッチがオフになった場合に、
短い時間(30秒~数分程度)で再びオンになることがあるだろうか?

⇒ 凝固した水分が詰まって、溶けた時に再びクラッチオンになっているのではないか?
⇒ ならば冷媒ガスの入替えさえすればOKなのでは?


【知りたいこと】
1. 上記疑問に対するご意見をお聞かせ願えませんか?
2. エバポレーターやコンデンサーが詰まる事は頻繁にある事なのでしょうか?
  エバポやコンデンサーまで含めた交換の必要度が知りたいのです。


もちろん全パーツを交換するに越したことはないとは思いますが、
コンデンサーファンの交換までするとお金が大変です。(まだ使えるし…)

過去ログには完全に詰まる症状が載っていて勉強させてもらいましたが、詰まったり詰まらなかったりという症状は見当たらず…

諸先輩方のご意見を頂戴できれば幸いです。
よろしくお願い致します。


タイトルRe: エアコンサイクルの詰まりについて
記事No: 13351
投稿日: 2010/04/07(Wed) 00:30
投稿者: まさや@松本
AKIO35さん はじめまして
H8前期PD8W 30.8万kmにのる まさや@松本といいます

昨年の夏、同様に症状に悩まされましたが
ここに参加しているKRSさんを始め たくさんの方々の協力により
無事に完治させることが出来ました。

私の場合の原因は、エキパンの詰まりが原因で内圧が上がり ショートサイクルを起こしていました。
詳しくは、過去ログ「11980」以降の関連ログをご覧ください。

その時エアコンが本職のKRSさんが親身になって相談に乗って的確なアドバイスをいただくことが出来くれたり
日ごろから付き合いのある色々と同じSG乗りの友達たちの協力で
復旧に役立てることが出来ました。

まず、質問のエキスパンションバルブ・エボパレーターは良く詰まります。
交換する時は、同時に交換した方がいいと思いますよ。

その交換作業なのですが、高圧ガスを取り扱い危険が伴いますので ちゃんとした技術拾得者に作業を依頼してください。(ガスの大気開放は禁止されています)
私の場合は、技術と器具一式を持っている 日ごろから付き合いのあるSG乗りの友人が実務を行ってくれて助けてくれました。

この時色々アドバイスを受けたのですが、SGのエアコンガスは配管の接続箇所が多い事も有り 毎年確実に少しずつ抜けていっています。

抜ける時、一緒にコンプレッサーオイルも抜けて行き
オイル切れから、コンプレッサーのインペラを徐々にですが磨耗させて行きます。
その磨耗粉がゴミとして、エキスパンションバルブ・エボパレーターに詰まる原因だと考えています。
(減ったエアコンガスだけの充填では、だめだという事です。)

特に我々が乗っているSGは、生産よりずいぶん時間がたっていますので。
ちゃんとメンテナンスしていないと、エアコンシステムの劣化もずいぶん進んでいるでしょうね。

ちなみに巷ではSGのエアコンは利きが悪いと言われていますが
私のSGのコンプレッサー圧を計ったところ 加圧リミッターが働く32kまで圧縮しても壊れていません。
通常の普通車では考えられない圧力で作動させても壊れないほど、頑丈なコンプレッサーだと思います。
(磨耗が進み、うまく加圧できない場合もあるので その時は交換が必要)

修復が完了した現在、噴出し口の温度も8℃前後の風を出しています。

何かの参考になればと思い、投稿させていただきました。
厚くなる前に早く直ると良いですね。


タイトルRe: エアコンサイクルの詰まりについて
記事No: 13353
投稿日: 2010/04/08(Thu) 00:06
投稿者: KRS
AKIO35さん はじめまして
まさや@松本さん ご無沙汰しています。

KRSと申します。しがない冷凍機(空調機)屋です。


AKIO35さん確認です。
エアコンのON/OFFは、フロントのみorリアのみor両方ですか?

それにより、つまりの場所がある程度予測がつきます。
フロントのみの場合、フロントのエキスパンションバルブ・エボパレーターがつまり
リアのみの場合、フロントのエキスパンションバルブ・エボパレーターがつまります。
両方の場合、レシーバー・コンデンサーの可能性が高いです。

ただし、部品交換とした場合は、レシーバーと冷凍機油(エアコンオイル)は、
なるべく交換しましょう。

電装屋さんで全て交換しましょうと言われた時は、注意が必要です。
親しい電装屋さんでしたら大丈夫だと思いますが
これは、原因がはっきりしない時か、ばったくろうとしている時が多いです。
私も、仕事で同じ手を使いますので・・・
良心的なところは、きちんと説明してくれます。
たとえば、この部品を交換すれば治ると思いますが、10年以上使用していますので
全て交換しましょうとか・・・

もう一つ、本当にガスが流れる回路の不具合でしょうか?
電気的な故障も捨てがたいのですが
デリカの電気回路図を見ていないので検討違いかもしれませんが、
温度サーモが壊れても同じ様になりますし
家庭用のエアコンですと、エボパレーターが凍ると(冷えすぎる)と装置が働いて
エアコンを停止さるたり、圧縮機自体の温度が高くると停止したりします。
(温度が元に戻ると運転)
温度センサーの不良だとよく起きる症状です。

親しい電装屋さんでない場合、違う電装屋さんに見てもらった方が良いと思います。

詰り易いかどうかは、あまり詰らないですが、
10年も使用していると詰り易くはなります。
まさや@松本さんが書いていますが磨耗粉や冷凍機油(エアコンオイル)が詰りの原因になり
レシーバー内のフィルターが機能しなくなってくるからです。
(ガス補充・部品交換をした事があれば10倍は、つまり易くなります。)

詰ったり、詰らなかったりする場合は、水分か冷凍機油だと起こります。
水分の場合:運転していればエキスパンションバルブの出口が冷たいので凍り、
      停止していれば、そのうち溶ける
オイルの場合:水分とどうようだがエキスパンションバルブのあまり冷たくなくても
       粘度高い為詰り、停止して温度が上がれば粘度が下がり詰りが解消する。
ただし、1・2分で繰り返し起こることは経験がない

この場合、やはりセンサー等の不良が多く経験しています。


タイトルRe: エアコンサイクルの詰まりについて
記事No: 13354
投稿日: 2010/04/09(Fri) 10:24
投稿者: AKIO35
まさや@松本さん、KRSさん 書き込み頂きありがとうございます。
最近PCチェックができておらずお返事遅くなり申し訳ありません。

お二人の過去の書き込みも色々と読ませて頂き大変勉強になりました。
私も暑くなる前には何とか「完了!」したいと思っております。

> エアコンのON/OFFは、フロントのみorリアのみor両方ですか?

⇒電装屋では「リアは問題ない」と言われました。
 自分ではリアだけ作動させた時の症状の確認をしていなかったので土曜日に確認してみます。
 (リアだけ作動させた時に症状でなければ コンデンサー・レシーバー部分の詰まりは可能性低いですものね。
   気付きませんでした…苦笑)

今週、夜間に2度動かして低圧配管(バッテリー脇:エバポ→コンプレッサーだと思われる箇所)・
高圧配管(レシーバーの運転席側:多分レシーバーIN側)を触って確認しようと試みたのですが、
外気温が低い為か、よく分かりませんでした。(高圧も熱くなく、低圧も冷たくはなかったです)

ところで「温度サーモ」というのはエキスパンションバルブに付帯するらしい、エバポレーターの温度を感知しているという物の事でしょうか?
エキスパンションバルブを新品で注文すると一緒に付いてくると思い込んでいたのですが、別注文なのでしょうか?


とりあえず週末にグローブボックス周辺をバラし、エバポまでアプローチして、改めて今後の対応策を検討したいと思います。
KRSさんに教えて頂いた「詰まり箇所の特定」をしてみて、コンデンサー・レシーバーに問題なさそうなら、
エバポレーター・エキスパンションバルブ・温度センサー(エキパンに付属?)・レシーバーの交換にしようと
考えています。
状況またご報告します。


また、今回のトラブルとは関係ないのですが、夜間の外気温が低い時にエアコンチェックしていて浮かんだ疑問です。

「外気温が低い時のエアコン(除湿)はどうやっているんだ??」

冷える仕組みについてはあちこちで紹介/書き込みされていて大体分かりました。
ですが、冬場外気温が0度以下の時の「除湿」の仕組みがよく分かりません。(ちなみにマニュアルエアコンです)

↓このように考えています。
外気温が0度以下 → ACオン → エバポが冷える → エバポが凍りそうになる → 温度センサーが働く → 
エキパンが気化を止める → エアコンサーキットの内圧が上がる → コンプレッサーが止まる ⇒ 除湿されない??

どなたかご教示頂ければ幸いです。


タイトルRe: エアコンサイクルの詰まりについて
記事No: 13355
投稿日: 2010/04/09(Fri) 18:37
投稿者: KRS
AKIO35さん こんにちは
今後も宜しくお願いします。私もPD-6Wガソリンを乗っています。

> ところで「温度サーモ」というのはエキスパンションバルブに付帯するらしい、エバポレーターの温度を感知しているという物の事でしょうか?
> エキスパンションバルブを新品で注文すると一緒に付いてくると思い込んでいたのですが、別注文なのでしょうか?

お答えします
書き方が悪くてすみません。
物が違います。
マニュアルエアコンですと室内の温度を調節するダイヤル若しくは、レバーがありますよね、
それのセンサーの事です。
ダイヤル・レバーは6段階ぐらい有りますよね(正式には、知りません)
そのダイヤル・レバーの段階ごとに温度か設定されていると思いますが、
その温度を感知するセンサーです。

それと電気的な事もう少し詳しく書きますね。
DIY画像BBSの メインBBS「エアコンが冷えない」のNo.2714をご覧下さい。

マグネットクラッチがOFFになるのは、
エアーサーモが3.2℃以下の場合と
多分ですが室内温度が設定値になった場合、ソレノイドバルブが冷媒(エアコンガス)を
遮断(バルブ閉)とした時です。

エアーサーモが不良の場合に、エバポレーターが冷えていなくても、
冷えすぎと間違った判断をしてクラッチをOFFにしている可能性が1つ

室内の温度が温かいのに、室内の温度が設定温度より低いと間違った判断をして
クラッチをOFFの可能性が2つ目
この場合、室内温度センサーが低いと判断している為、暖房は効きますが、
かなり室温が上がります。(室内の温度設定値でOFFしない為)

エキスパンションバルブに付いているセンサー?は多分日本語で管温筒言います。
これの中は電気的な物ではなく、使用エアコンガス(R-134a)が入っています。
ガスの特性で、温度に反応して、冷たければ、凝縮し。温かければ、膨張します。
その特性を利用してエキスパンションバルブの開閉をし
エバポレーターに流れるエアコンガスの量を調整しています。

ですのでエキスパンションバルブには必ず付いてくると言うか、管温筒込みでエキスパンションバルブと良います。
(たまに、事務所とかに使う空調には、エキスパンションバルブとソレノイドバルブが一体化したものも有りますが)


> 「外気温が低い時のエアコン(除湿)はどうやっているんだ??」

除湿は、計りにくいかもしれませんが、

室内の温度を24℃に設定したとします。
(ダイアル・レバーだと半分より暖房側?)

暖房時は、室内を24℃にしようと風を24℃以上で吹き出してきます。
これは、ラジエター液で行いますよね。
冷房時は、室温を24℃にしようと風を24℃以下で吹き出してきます。
これは、エアコンで行いますね。

家庭でたとえると、
ストーブで、暖房し室内を24℃に使用とし
エアコンで、室内を24℃に下げようとしている
状態です。
どちらも動きますよね。同じ事を車で行っているだけです。
設定温度を両方24℃にしても1~2度は誤差が生じますし
又、暖房は、24℃設定にしていても良い機械でも25℃でOFF、23℃ON
冷房は、逆で25℃ON、23℃でOFF
室温が24℃だと両方運転します。

外気温度が低い事は、エアコンには良い事です。
理由は、圧縮機で圧縮されたエアコンガスは、気体で高温になり
その高温のエアコンガス(気体)をコンデンサーで冷やしてエアコンガス(液体)に
するからです。
車でも、家庭でも、夏場外気温度が高いとエアコンガス(液体)に全てならず
冷房の能力が下がります。(あまり冷えない)

原理は、水蒸気を冷やすと水になるのと同じです。

作業にあたり
圧縮機の配管に触る時は、十分注意して下さい。
圧縮機からコンデンサーまでの配管は時には100℃近くになります。
決して素手では触らないように、やけどします。うちの会社でも年に2人やけどします。
(スペースが無くて触れてやけど)
エアコンの配管は測定用の温度計か、氷で確認してからの方が安全です。
氷ですと高温ですと、すぐ溶けて低温だと、あまり溶けないを行った後、
自分で判断してやけどしそうなら触らない。

説明が下手ですみません。


タイトルRe: エアコンサイクルの詰まりについて
記事No: 13361
投稿日: 2010/04/11(Sun) 01:19
投稿者: AKIO35
Re: エアコンサイクルの詰まりについて KRSさん ご丁寧な説明ありがとうございます。
とても参考になりました!

本日色々と試してみましたのでご報告させて頂きます。
また、新たな『謎』が出てきました。どなたか助言頂けると幸いです。

本日の環境は、外気温17℃、外気導入口付近約52℃、晴れ(湿度低め!?)でした。

○リアエアコンの状況
フロントを温風、リアをMAX COOLに設定した時のリア冷風は12℃。
若干弱い気はしますが許容範囲かと思います。
コンプレッサーの頻繁なオンオフもなく、リアACについては問題なしと判断しました。

○フロントエアコンの状況
●謎の症状1(外気導入時には症状でない)
今まで気づかなかったのですが外気導入時にはコンプレッサーの頻繁なオンオフが発生しませんでした。
冷風温度も13℃でした。(外気導入口付近が約52℃だったので十分だと思います)
不思議な事にこの時『LOW』のチャージ口がある配管(以下「LOW配管」と記載します)は冷たくなっていませんでした。

この外気導入から内気循環にする「LOW配管」が冷たくなり、症状は再発し頻繁なオンオフとなります。

●謎の症状2(ブロアファンを止めると症状がでない)
グローブボックス付近をバラし、クーリングユニットを露出させました。
試しに内気循環中にブロアファンのコネクタを外し、強制的に風を止めました。
するとコンプレッサーは止まらず、「LOW配管」も冷えまくりです。
クーリングユニットの隙間をこじ開けてエバポ本体も触ってみましたがこちらも冷えまくり。
3分程続けましたが冷え過ぎが怖くなって止めました。

○エバポの風下側についているセンサーのコネクタも外してみました。
外気導入時(謎の症状1によりコンプレッサーは連続稼動中)にコンプレッサーオンの状態でコネクタを外すと、
しばらくしてコンプレッサーが止まりました。その後は再開せず。
再度コネクタを繋ぐとしばらくして動き始めました。(頻繁なオンオフ繰り返し)

■結論■
以上の事からKRSさんのおっしゃるように「サイクル内での詰まり」ではなく、センサー類の不調を強く疑うようになってきました。
エバポの風下側に付いているセンサーが怪しいのではないかと…。
名称が分かりませんがたぶん温度を測っているのではないかと思います。

「外気導入」で約52℃の熱い空気がエバポに当たっている状態では「エバポ風下のセンサー」
または「エキパンの管温筒」は正常に機能。
「内気循環」時にはより冷えるので「エバポの風下センサー(名称不明)」または「エキパンの管温筒」が不完全に機能し、
頻繁なオンオフという症状を引き起こしているのではないかと考えました。

■質問■
そこでこの「エバポ風下センサー(名称不明)」の取り外し方や点検方法が分かればどなたか教えて頂けませんか?
コネクタは線が2本(2極というのかな!?)でした。(クーリングユニットのケースに接着してある様子。
接着部を無理やり外すしかなさそうですが…)

また、さらに思いついたのが「そもそもこれが正常な状態なのでは??」という事です。
実際にクラッチが頻繁にオンオフするのですが、今のところ十分に冷えていますので(夏場にはどうなるか分かりませんが)、
デリカはこれが普通!だったりして・・・。皆さんの車はどうなのでしょうか?

■エバポレーターの掃除を検討中の方へ■
過去の書き込みで「後期型はクーリングユニットのケースが接着してある」旨の記載がありましたが、
私の車(H12年式)では単にかみ合わせてあるだけでした。カビ臭さなどにお悩みの方は是非、
エバポに直接クリーナーを吹き付けるなどしてみて下さい。但し、ブロアファンとの接合部のすきまのスポンジはへたっているので、
一度こじ開けると隙間ができるかもしれません。すきまテープ等でふさいで下さい。
(ご参考までにクーリングユニットのケースをこじあけてエバポを覗き見ている写真をUPしておきます。
 白丸部分が上記「エバポ風下センサー(名称不明)」です。)


タイトルRe: エアコンサイクルの詰まりについて
記事No: 13362
投稿日: 2010/04/11(Sun) 04:58
投稿者: KRS
AKIO35さん こんばんは(おはようございます)

> ○エバポの風下側についているセンサーのコネクタも外してみました。
> 外気導入時(謎の症状1によりコンプレッサーは連続稼動中)にコンプレッサーオンの状態でコネクタを外すと、
> しばらくしてコンプレッサーが止まりました。その後は再開せず。
> 再度コネクタを繋ぐとしばらくして動き始めました。(頻繁なオンオフ繰り返し)

コネクターを外すと止まる事は正常な状態だと思います。
この作業からすると断線はしていないですね。飽くまでも断線ですよ
コネクターを外すと、模擬的に断線させたことですから

> ■質問■
> そこでこの「エバポ風下センサー(名称不明)」の取り外し方や点検方法が分かればどなたか教えて頂けませんか?

「エバポ風下センサー(名称不明)」は、たぶんフロントエアーサーモだと思います。
点検方法は、普通の温度センサーだと抵抗値を測定します。
メーカの対応表で確認するしかありません
対応表というのは、
○○Ωの時 □□.□℃
△△Ωの時 ××.×℃
(かなりの数が記載しているはず)
と書いてありますので、テスターと温度計で調べます。
私は、持っていませんので、ディラー等に確認して、貰った方がいいと思います。
また、持っている方いましたら、教えてあげてください。

フロントエアーサーモの交換した方、エバポレーターの掃除し方は、
ごめんなさい。私は、分かりませんので、他の方にお任せいたします。


タイトル取りあえず応急処置しました
記事No: 13397
投稿日: 2010/04/19(Mon) 15:28
投稿者: AKIO35
取りあえず応急処置しました KRSさんこんにちは。

先日より作業を延び延びにしておりましたが、昨日エバポ清掃とエアーサーモ点検を行いました。

●エバポ清掃
クーリングユニットのカバーをこじって隙間からエアコン洗浄剤をかけます。
エアコン専用の洗浄剤を使うべきとは思いましたが、さほどの汚れでもないので、手持ちの「アルミホイールクリーナー」(水性、非イオン系界面活性剤、泡タイプ)
を使ってみました。エバポの中を泡だらけにして10分ほど放置した後、すすぎとしてエアコン消臭スプレーを噴霧し泡を流しました。

本来は専用クリーナーを使い、すすぎも流水でしっかりやればよいのでしょうが、汚れが少なかったこともあり、これでよいことにしました。

●エアーサーモ
KRSさんのアドバイスに従い、ディーラーに言って抵抗値を教えてもらいました。
40℃=2、30℃=3、20℃=5、0℃=12、-10℃=18 とのこと。
(ディーラー資料にはグラフが記載されており、数値はメカの人が目視で読み取った数字とのこと。グラフをコピーして欲しかった…)

冷凍庫とドライヤーを駆使して計測した結果さほど差異は認められず、
エアーサーモは問題なさそうとの結論に達し、迷宮入りとなりました(=_=)


ところが幸いな事にエアーサーモセンサー取り外し時に対処法が分かりました。

エアコン運転中のコンプレッサーの頻繁なオンオフに対抗するには、
エアーサーモの先端のセンサー部分をクーリングユニット(黒い箱)から出して、エアコン足元吹き出し口付近の温度を測るようにすればよいようです。
こうすればコンプレッサーはいい感じに作動しつづけました。

ちなみに吹き出し口ではエバポの凍結に対応できないわけですが、とりあえずこのまま様子を見ようかと思います。

KRSさん、まさや@松本さん、貴重なアドバイスをどうもありがとうございました。
暑くなった頃にまた追加報告をさせて頂きたいと思います。


エアコントラブルに悩むデリカ乗りの皆さま。お互い頑張りましょうね。


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