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こんにちは。平成7年SG(2800DT)に乗っています。
> H10年式SG(2800DT)に乗っています。
後期型の4M40は、電子制御式に変更になっているため、前期型の機械制御式とは 配線等が異なるかもしれませんが、参考までに。 ※画像は、前期型(H7年PD8W)です。
> 本日、車の整備をしていたところ、インタークーラーのファンの配線のカプラがむき出しになっているのに気がつきました。 > どこにも接続されていなければ、ファンも回らないのではないのか?と思うのですが、これは以前に出した整備工場で取り付けるのを忘れたのでしょうか?
以前、H6年式SG(PE8W)に乗っていた方のお車で、同様の接続忘れを 発見したことがあります。 自分ではまったく車を触らない人でしたので、カー用品店か、車検時に持ち込んだ先か? とおっしゃっていましたが、プロでも忘れることがあるのだなと。
前期型の配線図で調べましたが(後期で仕様変更になっているかどうかは未確認です) インタークーラーのファンモーターは、常時回っているのではなく、吸気温によって ON-OFFを制御されています。 吸気温が、60度を越えるとONになり、40度を下回るとOFFになると言うもの。
エンジン始動時などは、冷えていますから、インタークーラーのファンモーターは 停止しています。 走行して、過給圧が掛かることで、空気は圧縮されて、発熱しますし、エンジン ルーム内の熱による影響で、吸気温は高温となりますから、過度に温度が高い場合は、 熱膨張による圧縮ロスが発生して、エンジンのパワーロスを引き起こしますので、 60度以上になった場合に、ファンモーターが回りだす仕組みです。
前期型の場合は、エンジンの左側面を通っているメインハーネスから分岐されていました。
※この画像のSGは、既に廃車となっている車両で、バッテリーその他、 エンジン回りの補器類を取り外してありますので、広く写っていますが、 実際に乗っている車では、もう少し配線が込み合っているかと。
<追記> ※94年5月発行の電気配線図集と、97年7月発行の電気配線図集を見比べて みましたが、この部分の2箇所の配線コネクタ及び、吸気温による制御方式は、 前期と後期では変更点はないようです。 |