DELICA BBS Part2 (10000以降の過去ログ保存)

タイトルRe: エンジンの始動と現在の状態
投稿日: 2009/12/08(Tue) 20:24
投稿者: kazuhiko

こんばんは。平成7年SG(2800DT)に乗っています。

> エンジンが始動したことは、先日ご報告したとおりですが、翌日の早朝にエンジン始動を試みたところ、やはり何度セルを回しても、エンジンがかかりませんでした。
>
> その日の夕方、また、エンジンを始動してみたところ、しばらくセルを回した後、無事始動し、しばらくアクセルを調整してアイドリングを保持した後、アクセル調整無しでアイドリングをしておりましたが、エンジンはアイドリングが乱れることもなく、かかっていました。
>
> そのような状態から30キロほど走行してきましたが、全く不具合を感じさせず、戻ってくることが出来ました。
>
> このような状態になると、一度エンジンを切っても、すぐに一発でエンジンがかかります。
>
> やはりかかりにくいのは、寒いときだけのようなのですが、かかりにくい原因というのは、どのようなところにあるのでしょうか?

とりあえず、不具合の根本的な原因は、燃料がきていなかっただろうと言うこと。
掛かるようになっただけマシですが、残りの不具合に対しても、消去法で
不具合箇所を潰していくしか方法はないと思います。

余談ですが、昨年の夏~秋は、お友達のSGで、掛かりが悪いと言うことで、相談を
受けていまして、結局は、不具合箇所が3箇所もあったので、完治までには2ヶ月以上
要したのかな。
・夏なのに始動性が悪い → セルモーター交換
・秋になって始動性が悪い グロープラグ点検 → 断線はしていない。
・グロー系統の通電があるときもあれば、無い時もある → グローリレー交換
・グローリレー交換後にバッテリーがご臨終 → 既に弱っていたようです。

この事例では、セルモーターが弱っているところへ、弱ったバッテリーでは、
始動性が悪い。
グローリレーが切れていたため、通電していなかったので、大電流が流れなくて、
バッテリーがかろうじて生きていたけれど、正常に通電するようになったら、
弱っていたバッテリーが耐えられなくなった。

このように、不具合には、真犯人が一人とは限らないことも。
共犯がいたり、或いは、まったく別のところに犯人が存在したり。

今回のトラブルで、かなり苦労されたと思いますが、ご質問の際は、もう少し、
具体的に書いていただかないと、読んでいる側も、わかりにくいのです。

今までの質問を読み返しても、ディーゼル車であることが分かっても、エンジンの
型式さえも書いていない。4M40なのか? 4D56なのか?

グローの点検をしたと書いていますが、どのような点検をしたのか?
プラグが切れていなくても、接触不良の場合もあるし、リレー等が死んでいて、
実は余熱が掛かっていないときもある。

バッテリーだって、セルを回す力があるときと、かろうじて回っている場合もある。
正常なバッテリーは、始動前で、13.5V程度あります。
12.5V程度の場合は、弱っていることが考えられ、セルモーターの回る勢いが
違います。

寒い朝と言っても、地域により、気温の差は大きいので、どのくらいの気温で
始動性が悪いのかまったく通じない。
私の住んでいる地域では、今朝は寒いほうでしたが、朝の気温は7度くらい。
しかし、仲の良いお友達の住む地域では、今朝の気温は氷点下4度とのこと。

ですから、朝の冷え込んだときに… このようなあいまいな表現だと、状況が
まったく伝わらないのです。

始動性が悪いときに、セルモーターの通電時間を減らそうとすれば、グローの
余熱時間を長くするとか、アクセルを踏み込んだ状態で、少しでも燃料の量を多くして、
掛かりやすくしてから、セルを回すという方法があります。

セルモーターへの負担を軽減させる方法としては、連続して、再始動を試みるのではなく、
少し休ませてから、再始動を試みる。
再始動させる前に時間が空いているときは、燃料フィルターのエアー抜きポンプを使って、
少しでも燃料を供給しやすくする。

など、いくつか対策はあります。


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