DELICA BBS Part2 (10000以降の過去ログ保存)

タイトルRe: ブレーキの異音
投稿日: 2009/12/06(Sun) 04:51
投稿者: kazuhiko

おはようございます。kazuhikoです。

> 今日友人がこんなこと言ってました。
> 『ブレーキ液に空気が入ってるんじゃない?ブレーキ液交換してみたら?』
> なんか前に似たような症状が発生したらしく、交換したら直ったらしいんです。

本当にエアーを噛んでいたら、即死ですよ…
と言うのは、ちょっと大げさな表現ですが、ブレーキフルードは、エアを噛んだら、
制動力が著しく低下しますから、これだけ重量級の車両で、ブレーキの不具合は、
命取りです。

ブレーキフルードは、
・吸湿性が高いこと → 日本は高温多湿
・水分を含むと沸点が低下 →沸騰すると気泡ができます
・エアーを噛むと → 制動力が極端に低下する
・水分を含んだフルード → ブレーキキャリパー内部から錆を発生させます

10数年前から、車検制度が規制緩和になったことに伴い、現在は、自動車メーカーの
ディーラーで車検を通しても、ブレーキフルードを交換しないケースもあります。
しかし、高温多湿な日本で、これほど危険な行為は無いわけです。

良心的なドライバーは、1シーズン(1年)を目安に、自主的に交換していますが、
車検ごとの交換すらしていない車両も、世の中多く存在します。


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