タイトル | : 燃料タンクに溜った異物 |
投稿日 | : 2009/11/27(Fri) 05:42 |
投稿者 | : kazuhiko |
kazuhikoです。追記です。
> 燃料ラインの清掃、燃料タンクの交換も程度に応じてということなのでしょうが、出来れば必要なのでしょうか?
少々荒っぽい処置ですが、燃料フィルターをバイパスして、燃料配管を直結しても、
燃料供給が不足していれば、燃料フィルターに至るまでの間で、既に目詰まりを
起こしています。
目詰まりの原因が、錆であれば、タンクは交換したほうが良いかもしれませんが、
まずは、原因を探ってみることです。
一度に、アレもこれも、実行せずに能書きを語っても仕方がありませんので…
> また、燃料ラインの清掃などは自分で出来ますか?
技量と、工具や設備をお持ちか、否かによります。
車を高く持ち上げて、配管類をばらして、エアーコンプレッサーの圧空で追い
込めるなら、可能でしょうけど…
ちなみに、燃料タンクは鉄製です。とても重たいです。
> 更に、お伺いしたいのですが、燃料タンクから軽油を抜いたところ、真っ黒な軽油が出てきましたが、これは錆によるものなのでしょうか?
一説には、燃料噴射ポンプが、エンジンから動力を取り出すために、エンジン直結で
あることから、ギアの潤滑に使われている、エンジンオイルが燃料系統に混入したと
言われています。
ディーゼル車のオイルは、真っ黒になりますからね。
しかし、原因と、因果関係については、諸説あって、ここでは明言を避けたいと思います。
・オイルはどこから進入する?
・シール不良が先か? それともオイル混入が先か?
私が、これだけは言えることは、純粋にオイル分が混入しただけでは、エンジンの
始動不良には陥りません。
軽油は、元々、不純物を多く含みますし、品質的には不安定なものです。
(JISでも、自動車燃料用の第1種軽油に、5種類があります)
きれいなエンジンオイルなら、それが混ざっても、殆ど違和感なく走ります。
実例ですが、ガソリン車専用の0W20のオイル交換を頼まれて、使用した残りの
新油は、個人的には使用する用途がありませんので、燃料タンクにエンジンオイルを
放り込んで、軽油と一緒に燃焼させています。
極端に変質したり、汚れていない限りは、鉱物油、合成油、植物油を問わず、
75リットルの燃料タンクに対して、1リットル程度混ぜても、黒煙や白煙を
吐くわけでもないし、出力的にも、違いを感じるには至りません。
よっぽど、給油所の違いによる軽油の品質の差、エンジンオイルの管理の仕方で、
差が出てしまうほどです。