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こんにちは。平成7年SG(2800DT)に乗っているkazuhikoです。
> エア抜き、やってみました。
>軽油が漏れ出したところでボルトを締め、更にポンプを数回押した後、エンジン始動
お疲れ様です。
追加説明しますと、この時点で、普通のガス欠なら、掛かるかと。 しかし、こうした作業をせずに、何度も何度も再始動を試みた場合、まだ、配管内 には、エアーが噛んでいます。
燃料タンクを空にして、ガス欠状態になった直後なら、燃料タンク~燃料フィルター 間のエアー抜きをすればよいのですが、燃料が来なくなった状態で、再始動を何度も 試みると、 燃料フィルター~燃料噴射ポンプ~インジェクター~リターンホース この間まで、 すべてにエアーを噛んでしまいます。
ですから、燃料フィルターのエアー抜きプラグから軽油が漏れたところで、この時点で、 やっと、燃料フィルターまで燃料が来ているのです。 ここから先は、エアー抜きプラグを締めたあと、更に数十回は、最低でもポンピング し続ける必要があります。
私自身、ガス欠による始動不良を経験しています。 昔乗っていたSW(スターワゴン)ですが、ディーゼルの4D56でした。 燃料タンクは、警告灯がつかない程度に減っていて、会社の帰りに給油して帰ろうと 思っていたのに、仕事が終わって、エンジンを掛けると、最初は掛かったのに、 しばらくしてエンスト。 その後は、セルを30秒くらい回すと、掛かるけれど、エンストしたり、そのうちに、 掛からなくなり。
それから、慌てて燃料フィルターのドレン抜きをしたり、エアー抜きをしましたが、 何度繰り返しても、うまくいきません。 諦めて、会社の駐車場にJAFを呼びました。
JAFの隊員が、ガス欠を疑い、軽油を10L給油して、燃料フィルターのエアー 抜きを行いましたが、再始動できず。 結局、レッカーで行きつけの修理工場へ入庫させましたが、始動不良の原因は、 燃料ラインの詰まり。
古い車でしたので、燃料タンクのそこに沈殿した錆を吸い上げて、燃料ラインを 詰まらせたそうです。
燃料フィルターを外し、燃料タンクからの配管内の異物を、エアーで吹き飛ばして、 燃料フィルターは新しいものに交換してもらい、修理は完了。 |