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こんにちは。平成７年ＳＧ（２８００ＤＴ）に乗っています。 私は、電気はあまり得意ではないし、ディーゼル車に乗り続けて２桁、未だにグロープラグが 切れた経験がないので、自分の車のグローを交換したことすらないのですが… > そこで疑問？？セラミックとメタルは混在可能なのか？（実際混用）又、やはりメタルの方が短命なのか…？ > 諸先輩方でしたら、この状況どう為されますか？自分セコなＳＧ乗りの判断は… 問題なのは、４本中１本だけ交換されていたということ。 グロープラグと言うのは、相当量の電気を通電させて、発熱させるもの。 しかも、ほんの短時間で、かなりの温度まで昇温させるわけです。 ですから、４本すべての抵抗値が、ある程度の許容範囲に入っていないと、 思わぬ不具合に見舞われます。 ご自分でいじったのですから、お分かりになるかと思いますが、 電源は、最初から４本に分岐しているのではなく、１本のコードから コネクションプレートにつながり、そこから４本のプラグへ流れます。 抵抗値にばらつきがあると、抵抗の小さい方が良く流れます。 抵抗の大きい側には、多くの電気は流れませんから、発熱量も小さく。 最初のうちは、調子の悪い（着火性の悪い）プラグがあるなと、そんな程度ですが… 新しいグロープラグの方が、抵抗値は小さいため、よく流れます。 いつも、他のプラグよりも多くの電気を流していると、場合によっては 切れてしまいます。 ４本中、３本が抵抗が大きくて、１本だけ新品だと、新品の１本にだけ、 過剰に負荷が掛かって、新品に交換した１本だけが切れてしまう、そんな 不具合もあります。 また、１本切れると、他の３本に通電しますが、そのうち、一番抵抗値の 小さなプラグに集中して、切れやすくなります。 グローが１本切れて、そのまま乗り続けると、連鎖反応で、次々と切れやすく なると言う現象も起きます。 そのために、異種混合は避け、４本とも同時期に新品に交換することが 望ましいのですが、予算の都合もあり、そうも言っていられないことも… 新品を購入するのであれば、４本全部交換といいたいところですが、 既に、中古品を手に入れておられるようですから、もし、次に切れたときは ４本新品に交換するつもりで、応急的に使用しても構わないと思います。 ３本だけ中古で売られていたと言うことは… １本切れて、４本新品に交換した際に発生した、不用品と言うこと。 私も、３本だけ生きている中古のメタルグローを所有しています。 時々、お友達のＳＧのグロー不良で相談を受けますが、実車のグロープラグの 抵抗値を測定して判断します。 予算があるなら、４本新品に。そして、施工もディーラーでと、勧めています。 錆による固着が酷いと、抜き取る際に折ってしまうリスクが大きいのです。 工賃節約して、ＤＩＹで施工して、壊しては、何の意味もありませんからね。 不良のグローが容易に取り外すことができて、他のプラグとの抵抗値が近い場合には、 予算が準備できるまでの応急的な処置として、１本だけ中古に入れ替えて あげるようにしています。（いつ切れても知らないよと、あくまで自己責任です） ※画像は、中古のグロープラグの抵抗測定。新品時は０．５オーム程度。 |