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こんばんは。平成7年SG(2800DT)に乗っています。
> H8年前期型のPE8W(2800DT)、走行距離23万kmです。 > 直進走行で左に車が流れる傾向があります。 > 原因とDIYでの対策についてご助言頂ければ幸いです。
DIYと言う条件設定は、難易度に個人差もあるので、コメントしづらいのですが…
(1)直進性 ・最もオーソドックスな方法は、サイドスリップの測定→トーの調整 ※テスターを置いてある整備工場なら、3000円くらいで調整してくれます ※車検場の近くには、必ずテスター屋さんがあります。 ・キャンバーの狂いについては、キャンバーゲージを自作して計測する
(2)車体の傾き ・一番簡単で、古い車の傾向不良…足回りの劣化で、前後左右の車高が変化している ※左右の車高を計測して、誤差があるのが当然だが、どの程度傾いているのか? ※スプリングのへたり、ショックアブソーバーのヘタリなど。 ・キャンバーとも関係するが、フェンダーから、左右のタイヤのはみ出し具合、 引っ込み具合は左右均等か? … 垂直に糸を垂らして、モノサシで測ってみる ・タイヤの空気圧 … あまりに基本的ではありますが、かなり影響します。 ※空気圧の違いから、編磨耗に陥る場合もあり、タイヤの磨耗の違いは、直進性にも影響。
(3)固着による左右の差 ・ブレーキが引きずっていたり、ハブベアリングの状態によっては、左右の車軸の摺動 抵抗が異なる … 画像掲示板で、デリカ寒冷地さんが紹介しています。 ●管理不足で錆発生 https://com.sgd4.com/pbbs/joyfulyy.cgi?getno=2830#getno2830
※画像掲示板より、画像を拝借しています。
バネばかりを利用した、ハブベアリングの締め具合を確認する手法ですが、ブレーキに 不具合を抱えていたり、ベアリングの転がり抵抗に差がある場合は、トルク管理して 均等に締め付けても、左右で誤差が生じるために、総合的に判断が可能です。 ※ブレーキが装着されたときの状態と、ブレーキを取り外した状態の誤差を測定するとわかります。
> 修理屋に症状を話して持ち込み、ジャッキアップしてタイヤを > 手で回すとややR左タイヤが他より重い様に感じました。
(3)について、状況判断をしてみると良いかと。 手で回してみるとか、目視で確認すると言う手法は、作業者の思い込みが影響して、 判断を狂わせる恐れがありますので、数値で分析した方が、わかりやすいし、 このようなBBSで質問する際には、形容詞は意味不明です。やはり、客観的な数値で 示さないと、伝えることは難しいかな。
DIYでできなくもないし、プロの整備士にお願いしても、嫌がって、やっては くれないかもしれないし… 整備士と言うよりは、部品の交換屋さんというのが、商売上正しいかもね。 単なる、不具合の原因を診断するような仕事は、引き受けたがらないです。 だから、プロの診断も、かなりいい加減で、考え方にぶれがあるケースも多くて… |