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おはようございます。平成7年SG(2800DT)に乗っています。
> H6式 2800DT(走行距離13万km)
私も同じような年式のSGに乗っていますが、車検の見積もりは気にする必要がありません。 自分が日常気にならないレベルで乗れるように整備点検しておけば、車検で引っかかる心配は 皆無だからです。 まともな状態なら、整備不要でも車検は通ってしまうくらい、今の車検制度は基準が緩いのです。 (昔は、異常がなくても分解整備は必須でしたし、10年を超えると毎年車検を受ける必要がありました)
ですから、車検に関しては、恐ろしく格安な時代なのですが、車検時に整備していないところを、 日常的に、ユーザーが整備をしているのか? ここが問題点です。
黒煙は、近年は全国何処でも厳しい目で見られています。 昔のディーゼル車は、今よりもずっと黒煙が酷かったので、10万キロを目安に、インジェクター ノズルを交換したり、タービンを積み替えたり、もっとお金を掛けて乗っていました。
日頃の整備をしておらず、車検前になって泣きつくユーザーも多いために、整備工場側も 困ってしまうのが現実。
かつては、ディーラーの車検でも当たり前に行われていたEGRカットですが、さすがに 公の掲示板には書くことができませんので、割愛しますが、黒煙対策として、 ・エアーエレメント交換 … エアクリを撤去して車検を強行突破するツワモノも。 ・吸気量の不足 … 過給圧を測定し検討。タービンの能力が落ちている可能性も。 ・吸気側の汚れ洗浄 … インテークマニホールド内の洗浄 ・EGR制御 … EGRバルブ、ソレノイドバルブ、LPSの交換 ・燃料噴射系統 … インジェクションノズル交換、燃料噴射量の調整など ・燃料添加剤 … ピットワークのアンチスモークが効果絶大 セタンブースターの併用も効果あり ・エンジン内に堆積したカーボン洗浄 … こまめなオイル交換が絶対条件。最悪は灯油で洗う。 ・マフラー内に堆積したカーボン除去 … マフラー交換する予算がなければ、ホースで水洗い。 ・エンジンの圧縮抜け … 最悪は、腰上オーバーホール。 ・吸排気のバランス調整 … バルブクリアランスの調整
ざっと思いつく程度に書きましたが、他にも整備項目は沢山あります。
私が今乗っているPE8Wは、10万円で拾ってきた当時は、走らない、黒煙ひどいという とても、車とは思えないものでしたが、インマニ洗浄後、エンジン内を灯油でフラッシングして、 エアクリ交換、マフラー交換、タービンの過給圧調整、燃料噴射系統の微調整、燃料添加剤投入 この程度のDIY作業で、車検の排ガスは楽勝です。 ※お車の個体差がありますので、他人の車で効果があっても、上手く行かない車もあります。
画像は、車検整備時に良く使われる燃料添加剤。これ1本で黒煙を半減させる程の特効薬。 |