|
4ALさん、こんにちは。kazuhikoです。
本日、マグネットクラッチが壊れた2号車(拾萬円号)の、ACコンプレッサーを、 コンプレッサー本体は車載状態のまま(冷媒の配管を分離しないで施工するため) マグネットクラッチ部分だけ分解して、故障の原因を探りました。
> 最初の書き込みにプーリーがぐらぐらしながら回っていたというのが気になります。 (中略) > コンプレッサー側シャフトに損傷があるとコンプレッサーまるごと交換ですね。
同様のことを、デリカ寒冷地さんからも伺っていたのですが、4ALさんのご指摘の通りでした。
マグネットクラッチのプーリーは手で回りますが、ガラガラ異音をたて、ガタツキがあります。
プーリーを分解して、目の前に現れたのはバラバラになってしまったアーマチュア。 まあ、この部品だけなら、交換できますから、他に損傷がないことを願いつつ…
ローターを分離するためには、プーラーがないと外れなかったのですが、できるだけ小さな プーラーを選んだものの、やはり入らず。やむなく、ラジエターシュラウドを外すことに。 ラジエターのアッパーホースを外さなければなりませんので、上からLLCをこぼしてしまい、 悲惨なことに…
それでも何とかプーラーが掛かり、ローターは分離できましたが、外したローターの ベアリング部分にはがたつきはなく…
コンプレッサー本体の軸を見て、この時点で諦めがつきました。 アーマチュアが差し込んであるスプライン軸。本来はギアのように刻んであるのですが、 見事に丸坊主です。恐らく、回転中に破断したアーマチュアが内部で暴れたために、 スプライン軸をなめてしまったのでしょう。
この部分は、コンプレッサー本体の部品となり、部品だけの交換ができませんから、 コンプレッサーASSYでの交換が必要になります。
本日は、ここまで分解した時点で、作業を終えました。 後日、冷媒を抜いて、コンプレサーASSYでの換装、冷媒入れ替えを行わなければなりません。 生憎と、私は冷媒の充填ができませんので… |