DELICA BBS Part2 (10000以降の過去ログ保存)

タイトル診断結果
投稿日: 2009/08/26(Wed) 16:53
投稿者: kazuhiko

診断結果 4ALさん、こんにちは。kazuhikoです。

本日、マグネットクラッチが壊れた2号車(拾萬円号)の、ACコンプレッサーを、
コンプレッサー本体は車載状態のまま(冷媒の配管を分離しないで施工するため)
マグネットクラッチ部分だけ分解して、故障の原因を探りました。

> 最初の書き込みにプーリーがぐらぐらしながら回っていたというのが気になります。
(中略)
> コンプレッサー側シャフトに損傷があるとコンプレッサーまるごと交換ですね。

同様のことを、デリカ寒冷地さんからも伺っていたのですが、4ALさんのご指摘の通りでした。

マグネットクラッチのプーリーは手で回りますが、ガラガラ異音をたて、ガタツキがあります。

プーリーを分解して、目の前に現れたのはバラバラになってしまったアーマチュア。
まあ、この部品だけなら、交換できますから、他に損傷がないことを願いつつ…

ローターを分離するためには、プーラーがないと外れなかったのですが、できるだけ小さな
プーラーを選んだものの、やはり入らず。やむなく、ラジエターシュラウドを外すことに。
ラジエターのアッパーホースを外さなければなりませんので、上からLLCをこぼしてしまい、
悲惨なことに…

それでも何とかプーラーが掛かり、ローターは分離できましたが、外したローターの
ベアリング部分にはがたつきはなく…

コンプレッサー本体の軸を見て、この時点で諦めがつきました。
アーマチュアが差し込んであるスプライン軸。本来はギアのように刻んであるのですが、
見事に丸坊主です。恐らく、回転中に破断したアーマチュアが内部で暴れたために、
スプライン軸をなめてしまったのでしょう。

この部分は、コンプレッサー本体の部品となり、部品だけの交換ができませんから、
コンプレッサーASSYでの交換が必要になります。

本日は、ここまで分解した時点で、作業を終えました。
後日、冷媒を抜いて、コンプレサーASSYでの換装、冷媒入れ替えを行わなければなりません。
生憎と、私は冷媒の充填ができませんので…


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