|
こんにちは。平成7年SG(2800DT)に乗っています。
> ホイールの間(上)からパッド残量を確認したら5mm近くあるのにブレーキ時に金属音が出た為に分解したら気付きました。(下側残量は、たった1mmでした)
よくある話です。
傾向的に、パッドはピストンのある側の方が減りやすいし、表裏ともに、斜めに 減っていき、楔形に磨耗する事例が多いです。
車検時に、法定24ヶ月点検で、パッド残量を記載する項目がありますが、 分解までは義務付けておりません。 こういうところで手抜きをして整備すると、後々影響が出てくるんです。
画像は、最近私がDIYで交換したパッドと、解体される車両から部品を剥ぎ取って きた中から、症状の酷いものを取り上げてみました。
私自身は、DIYでブレーキ整備もしますし、タイヤ同様、パッドも裏表、左右を ローテーションして使用していますから、ほぼ均等に磨耗していくため、最後の最後 まできれいに使い切ることができます。今回は、新品時に10ミリあるパッドが、 残量1.5~1ミリまで使い切っています。
一般的に、パッドは3ミリ前後、斜めに減っている車では、5ミリ程度でも交換時期と 判断されます。
比較している例は、ローター裏面(分解しないと見えない面)がボロボロになっていて、 パッドも恐ろしいほど歪んで磨耗している実例です。
通常の点検では見えない部分にも、神経を使うかどうか? プロの整備士だって、人それぞれですから、まして、乗っているユーザーの管理意識は 当に十人十色。 |