DELICA BBS Part2 (10000以降の過去ログ保存)

タイトルパッド・ローターの偏磨耗
投稿日: 2009/08/25(Tue) 11:32
投稿者: kazuhiko

パッド・ローターの偏磨耗 こんにちは。平成7年SG(2800DT)に乗っています。

> ホイールの間(上)からパッド残量を確認したら5mm近くあるのにブレーキ時に金属音が出た為に分解したら気付きました。(下側残量は、たった1mmでした)

よくある話です。

傾向的に、パッドはピストンのある側の方が減りやすいし、表裏ともに、斜めに
減っていき、楔形に磨耗する事例が多いです。

車検時に、法定24ヶ月点検で、パッド残量を記載する項目がありますが、
分解までは義務付けておりません。
こういうところで手抜きをして整備すると、後々影響が出てくるんです。

画像は、最近私がDIYで交換したパッドと、解体される車両から部品を剥ぎ取って
きた中から、症状の酷いものを取り上げてみました。

私自身は、DIYでブレーキ整備もしますし、タイヤ同様、パッドも裏表、左右を
ローテーションして使用していますから、ほぼ均等に磨耗していくため、最後の最後
まできれいに使い切ることができます。今回は、新品時に10ミリあるパッドが、
残量1.5~1ミリまで使い切っています。

一般的に、パッドは3ミリ前後、斜めに減っている車では、5ミリ程度でも交換時期と
判断されます。

比較している例は、ローター裏面(分解しないと見えない面)がボロボロになっていて、
パッドも恐ろしいほど歪んで磨耗している実例です。

通常の点検では見えない部分にも、神経を使うかどうか?
プロの整備士だって、人それぞれですから、まして、乗っているユーザーの管理意識は
当に十人十色。


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