タイトル | : Re: 無事退院いたしました。 |
投稿日 | : 2009/07/25(Sat) 22:50 |
投稿者 | : 青鬼くん |
> > タービンの焼き付がないのに、オイルが回ってアウトとは、どういうことでしょうか?
ターボにオイルが回ると言うことはターボ軸からコンプレッサーハウジングかタービンハウジングにオイルが噴出している状態ですね。
ターボ軸はオイルフローティングベアリングと言うシステムで支えられてます。
簡単に言うとターボ軸がオイルに浮いている状態です。
構造上、新品でもそれぞれのハウジングにオイルは出ています。(極微量ですが)
オイル管理(指定粘度を使わない等を含む)、またエンジンの始動時、高負荷後のクールダウン等が適切にしていない場合オイルが回ります。
とくに高速を走ってSAとかでいきなりエンジンを止めるとかやっているとアウトです
高速でタービンが回っているのに油圧がなくなり
フローティングが維持できず、軸の磨耗、軸ハウジング磨耗につながります。
やがて磨耗が進行しそれぞれのハウジングに大量に噴出します
タービンの焼き付きですがオイル管理も大事ですが冷却水管理も大事です
ターボハウジングの冷却も冷却水がしていますから
ターボが焼き付いただけならエンジンブローまで行くことは少ないです
コンプレッサーが割れて粉々になったときが×ですね
焼き付きだけだと予想以上のパワーダウンでしょうね
吸気にも排気にも抵抗物がある状態ですから