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タイトルエアコンが効かない第2弾
記事No: 11979
投稿日: 2009/05/23(Sat) 13:02
投稿者: (む)
H6・PD6Wに乗ってもうすぐ15年になりますが、3年前から毎年今頃エアコンが効かないトラブルに見舞われ、ほとほと困っています。同じ境遇の方、いらっしゃいませんか?
3年前、コンプレッサが壊れた為、泣く泣く13万の出費で新品と交換し、さらに個々の配管つなぎ目のパッキン等も同時交換しますが1ヶ月後に初期不良で再度コンプレッサを交換。2年前には、ガスが少ないとの診断で、再度ガス漏れ箇所を調べてもらうが、ガスを1本半くらいチャージしたのにガス漏れ箇所は無いとの理解できない回答。昨年は、毎年のトラブルを理解してもらえたのか?分解して点検してもらうがやはりガス漏れは見つけられなかったし、圧をかけても漏れがないので、とりあえずガスをチャージして再度様子を見てくださいと回答。その2ヶ月後、エアコンが効きづらくなっていた気がしたのですが、季節も寒くなったのに加え、車を預ける機会が無く、今年になってしまいました。やはり今年も効きが有ったり無かったりで、ディーラにみせるも、ガスの若干の抜けが確認されるため、明日ドック入りして再々調査です。
補償の問題も絡む為、業者を変更するわけにも行かず、かといって毎年トラブルになるのも問題で頭を抱えています。


タイトルRe: エアコンが効かない第2弾
記事No: 11980
投稿日: 2009/05/23(Sat) 15:35
投稿者: まさや@松本
(む)さん、はじめまして
H8PD8Wに乗る まさや@松本といいます
丁度私も同様の症状で悩んでいるひとりです。

現在私も同じ症状にて 友人たちの協力の下コンプレッサーファンをはじめ
コンプレッサー等さまざまな部品を交換してきましたが
いまだに改善されていません。

一番最初はコンプレッサーの故障による圧縮の低下を起こし
そこで交換すると、今度はリア・エボパレータとの配管のつなぎ目部分よりガス漏れ
ここも交換修理を行いこれで大丈夫と思っていると
数ヵ月後、またまたエアコンが冷えない・・・

最近友人にお願いし もちろんガスとオイルを添加しても効き目無し・・・
そこで その友人にお願いしエアコンガスゲージで計測してところ
なんと抜けていると思って添加したガスのため規定の圧を超えるほどガスが入っていました
結果ガス漏れではなく、ガスの充填しすぎが原因でした。
そこでガス圧を正常値に戻してもらいました。
今度こそ大丈夫と使用してみましたが、いまだに症状は改善されず・・・

コンプレッサーとエンジンを見ていると なにやらコンプレッサーが働いても
すぐに電磁クラッチがOFFになって アイドルUPしたエンジンがON/OFFを繰り返し
丁度ハンチングしているみたいな動きをします。

この不具合の原因は現在調査中なので これが回答ですとまだいえない状態なのです

私が現在疑っている箇所は、水温センサー・コンデスタンクの上についているプレッシャースイッチ・コンプレッサーの温度を感知しているサーモスイッチと 一つ一つ手探りでチェックを行っています。

何か他に考えられることをご存知の方がいらっしゃいましたら
ご教授をよろしくお願いいたします。


タイトルRe: エアコンが効かない第2弾
記事No: 11981
投稿日: 2009/05/23(Sat) 19:37
投稿者: KRS
(む)さん,まさや@松本さん、はじめまして
電気・空調(エアコン)・冷蔵冷凍設備(スーパーの冷蔵ケース)を修理・点検を生業としています KRSと申します。
今後ともよろしくお願いいたします。


(む)さんのガス漏れですが検査するにはかなりの時間がかかると思われます。
1年間でガス(冷媒)が2Kg抜けるとして1日に抜ける量は約6gで検査時は
1gももれていない事となり検知器等が反応しない場合が多いです。
この場合、「エバポレーター(冷気を作るところ)」「コンデンサー」「コンプレッサー」「配管」
と分けて窒素ガスを入れて圧力が下がるか2~5日ぐらいかけて調べる為、
かなりの金額が掛かりますので(調査費だけで安くて10万はザラ)
冷媒ガスを補充し漏れる量が多くなるのを待っているのだと思います。

まさや@松本さんの場合

冷媒ガスを過充填(入れすぎ)した場合、コンプレッサーの内部破損している場合があります。
何故かと言うと、エアコンは、液体から気体になる時に周りの熱を奪い
エバポの周りの温度を下げその周りの冷気を室内に出す構造ですので
冷媒が多い状態だとコンプレッサーに戻る冷媒が液体で戻ってしまう為、壊れてしまいます。
(液体は圧縮出来ないため)
と、圧力が高くなるため内部温度が上がり熱破損します。
が、この場合はコンプレッサーに異音(ガタガタ)しますのですぐわかるはずです。

たぶんこのあたりが原因だと思われます。
補充際、冷媒を気体で入れた
    空気を混入した
抜く際、気体で抜いた
等が可能性があります。
今の冷媒は気体と液体では性質が変わるため(液体では結合しているが気体だと結合できない物質があり、
気体で抜くと混合比が変わる)

空気を入れた場合は、空気中の水分が配管で詰まる(配管には針より小さい場所(エバポの前)にがあり
水分が凍って詰まり冷媒が流れない、外気温度で溶けるのくりかえす。

この治し方は、冷媒をすべて抜いて機械内の空気を抜き、冷媒を規定量入れることです。
この作業は、真空ポンプ・真空ゲージ・冷媒を規定量入れる機械が必要の為、
整備工場にまかした方がいいです。

長文になりました、すみません


タイトルRe: エアコンが効かない第2弾
記事No: 11982
投稿日: 2009/05/23(Sat) 21:15
投稿者: まさや@松本
KRSさん はじめまして
とても的確な貴重な情報ありがとうございます。

一応来週より整備工場へこの件で入院を予定していて
おっしゃるように工場へすべてをお願いする段取りなっています。

コンプレッサーを回した時の異音等は無いのと振動の発生はありませんが
現在の状況をお願いする工場の社長立会いの下実際に見ていただいて
その上で修理をお願いしました。

また、ハンチングを起こす前に正常に動作をしている時は
冷却も十分されていて、ゲージで見る限り高圧・低圧の値も正常値を指していました。
(整備工場でも、実際に使用している時も)

実際入れすぎた時も最大安全規定圧32kgに対し26~8ぐらいだったと思います。

入庫時に、お教えいただいた事も含めまして 今一度工場の方にも話をしてみたいと思います。
また結果がでましたら皆さんへ情報として報告をさせていただきたいと思っています。

今回お忙しい中 大変貴重な情報を教えていただき ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。


タイトルRe: エアコンが効かない第2弾
記事No: 11983
投稿日: 2009/05/23(Sat) 22:05
投稿者: KRS
> また、ハンチングを起こす前に正常に動作をしている時は
> 冷却も十分されていて、ゲージで見る限り高圧・低圧の値も正常値を指していました。
> (整備工場でも、実際に使用している時も)
>
ハンチングとは専門用語?では、ショートサイクルと言います。
運転と停止を繰り返すことです。
カーエアコンの保護装置には、あるか解りませんが
家庭用のエアコン等では、低圧の圧力が下がり過ぎると運転を停止させる装置と
低圧の圧力がある程度上がれば運転する装置があります。

やはり配管内の詰まり(つまり気味)の濃厚です。
詰まりの主な要因は、水・ゴミ・オイルですので、内容からすると
オイル詰まりが1番濃厚ですね。
エバポの入り口は-20℃以下になりますので、オイルの粘土が少しずつ上がりつまり気味に
なっている症状と似ています。

> 実際入れすぎた時も最大安全規定圧32kgに対し26~8ぐらいだったと思います。
最大安全規定圧とは容器の耐圧圧力だと思います。32Kg以上の圧力をかけると
容器が爆発(爆発はほとんどしませんが亀裂等が起きる)するから危険と言うことです
実際には32Kgで試験して問題なかった圧力です。気をつけましょう

早く治るといいですね。祈ってます。(諭吉さんも少量ですみますように)

私の、D4も退院してきました。
5か月Dとあれこれ考えてようやく・・・つかれましたね(本当に治ったか???ですが)


タイトルRe: エアコンが効かない第2弾
記事No: 11984
投稿日: 2009/05/23(Sat) 22:43
投稿者: KRS
カーエアコンの運転圧力等が詳しくなかったので調べてみました。

http://www.denso-tokyo.com/idea/carairconditioner/index.html

上記アドレスの
第12回 トラブルシューティングの基本的な項目についての
3-3を見てください。
高くても16Kgf/cm2(1.57MPa)です

オイルもしくは添加剤は冷媒R-134a用を使用してくださいね。
もし計らなかったら整備工場に現物か名前/型式を持って行ってください。
専用のものでなかったら、ゴミとおなじですので

今後ともよろしくお願いします。


タイトルRe: エアコンが効かない第2弾
記事No: 11985
投稿日: 2009/05/23(Sat) 22:50
投稿者: KRS
NO.11984での追記
R-134aを使用の場合の事を書きましたが
R-12とかいろいろありますが冷媒の種類に合った物をつかいましょう


タイトルRe: エアコンが効かない第2弾
記事No: 11986
投稿日: 2009/05/23(Sat) 23:20
投稿者: まさや@松本
Re: エアコンが効かない第2弾 KRSさん 重ね重ね調べていただき ありがとうございます

> ハンチングとは専門用語?では、ショートサイクルと言います。
> 運転と停止を繰り返すことです。

すみません、書き方が悪かったようです
ハンチングはエンジンの方です。
コンプレッサーのほうではありません
誤解を招くような書き方をしてしまい 申し訳ありませんでした

というのも、コンプレッサーの起動してエンジンがアイドルアップするのですが
即、切断されて また回転数が元の回転数に落ちる
コンプレッサーのON・OFFを繰り返し 丁度エンジンがシャクル様な動きを起こすという表現のつもりで書かせていただきました。


>最大安全規定圧とは容器の耐圧圧力だと思います。32Kg以上の圧力をかけると
>容器が爆発(爆発はほとんどしませんが亀裂等が起きる)するから危険と言うことです
>実際には32Kgで試験して問題なかった圧力です。気をつけましょう


三菱の発行しているSGの整備解説書の方にディアルプレッシャースイッチの簡易点検項目として高圧側26から32kgf/cm2 2.0から2.25kgf/cm2(デュアルエアコン)と記載されています。
この範囲内でスイッチが動作すればOKとありますが?



私も昨年の5月からエアコンの事がなかなか改善されないので
とても歯がゆいです
今年の夏も去年と同様な暑さになると思うと・・・


タイトルRe: エアコンが効かない第2弾
記事No: 11987
投稿日: 2009/05/24(Sun) 02:38
投稿者: KRS
まさや@松本さん
説明が下手ですみません。

ディアルプレッシャースイッチの件ですが、日本語で高低圧圧力開閉器と言います。
(チョッと、知識を出してしまいました)
開閉器とは、スイッチの事で高圧圧力と低圧圧力によって、コンプレッサーの運転停止を行う
制御回路です。
エアコンでは、おもに異常停止に使います。

低圧の場合
整備解説書に書いてある「2.0から2.25kgf/cm2」は2.0kgf/cm2以下になったら異常停止し
2.25kgf/cm2以上になったら運転再開できると言う事です。
これは、冷媒量が規定量入っている場合、2.0kgf/cm2以上でコンプレッサーが運転し続けるため、プレッシャースイッチは切れません。
原因は、1.冷媒不足、2.配管が詰まって冷媒がきちんと流れない、3.プレッシャースイッチの故障
まさや@松本さんの場合、2.が当てはまると思います。

何故低圧が、2.0kgf/cm2以下だと異常になるかは、
コンプレッサーに戻ってくる冷媒は冷たい冷媒ですので、その冷たい冷媒でコンプレッサー自体を
冷やして、加熱しないようにしているのです。
製造メーカーが2.0kgf/cm2以下だと加熱して機械が破損する可能性があるので、
破損する前に停止させています。

余談・コンデンサーは気体冷媒を空気で冷やして液体冷媒にするところ
   たとえば、水蒸気を冷やしたら水になるのと同じ事です。

高圧の場合
32kgf/cm2以上になると機械が破損するため、異常停止させます。
26kgf/cm2以下になったら機械が破損する恐れがなくなり、運転が再開します。
原因は、1.冷媒の入れすぎ・2.コンデンサーの詰まり・3.コンデンサーFANの不良
    4.プレッシャースイッチの故障・・・等があります。

また余談・同じ大きさの冷蔵庫等では、低圧2.3kgf/cm2・東圧16.0kgf/cm2ぐらいに調整しています。がカーエアコンだと高圧が20.0kgf/cm2ぐらいかも・・・わかりません。

ハンチングの方は違ってました。すみません。

ただ、低圧異常が働くと短い間隔で運転と停止を繰り返しますので、EGもハンチングすると
思いますよ。(短い間隔で運転と停止を繰り返す事をショートサイクルと言います)

高圧異常の場合は停止している時間が長いのが特徴で(冷媒が冷やされると高圧も下がる)
いずれ動きます。けどまた止まるの繰り返し

低圧異常は冷媒の量で違います
・少し不足している場合:運転している時間(分・秒)が長くて、停止している時間(分・秒)が短い
・かなり不足している場合:運転している時間(分・秒)が短いて、停止している時間(分・秒)が長い
・完全にない場合:運転しない

整備解説書の件は、書き方が悪いですね。
たぶん、エアコン修理する人用(技術のある人)にわかれば良いみたいな感じ
Dのサービスでも判らない人いると思いますよ。

また長文になってしまった。
まことにすみません。
私で役に立つのでしたら、なんでも聞いてください。
その代りわからない事が、ありましたらよろしくお願いいたします。


タイトルRe: エアコンが効かない第2弾
記事No: 11988
投稿日: 2009/05/24(Sun) 08:15
投稿者: まさや@松本
KSRさん・みなさん おはようござます

とてもためになる話をありがとうございます。
さすがいつも現場で携わっている方の話は説得力が有り、的確に判断していただけます。
私の見ていた機器の故障ではなく、配管の詰まりという線も考えられますね
と言うよりこっちの方が濃厚かも知れませんね。

取りあえず来週入庫した時に、隅々まで見ていただくつもりでいますので
その時にKSRさんから教えていただいた事も先方に報告してみたいと思います。

戻ってきましたら、皆さんへの情報として結果を報告させてもらいたいと思います。

KSRさん、ほんとに的確に判断していただきありがとうございます。
少しでも先が見えたことで、気持ち的に楽になりました。
これからもよろしくお願いします。


タイトルRe: エアコンが効かない第2弾
記事No: 11989
投稿日: 2009/05/24(Sun) 11:43
投稿者: KRS
まさや@松本さん・みなさん おはようござます

説明がへたでした。
配管の詰まりとは、機械の故障も有ます。
それは、エキスパンションバルブ(日本名:膨張弁)です。
役割と構造は
http://www.denso-tokyo.com/idea/carairconditioner/index.html

「第5回 冷風を作り出すエキスパンションバルブとエバポレーターについて」を参照してください

エキスパンションバルの冷媒量調整部分(ニードル弁)が機能せず、少ない冷媒しか流さない事もあります。この場合、交換になると思います。
また、水分・オイルがこの部分で詰まった場合は、真空ポンプで機械ないを真空にした場合取り除けると思います。

水分・オイル・ゴミ等が詰まっていた場合は、レシーバーも交換した方がいいですよ。

役割と構造は上記アドレスの「コンプレッサーから送り出された冷媒を液化する「コンデンサー」・冷媒の貯蔵庫「レシーバー」・・・」
を参照

レシーバー内部の乾燥材とかストレーナーが機能していないからです。
コンプレッサー・コンデンサー・エバポレータ以外の部品は
だいたい5000円ぐらい(1万円はしない)と思います。

エアコンの場合部品代より工賃の方が金額高いですが・・・


タイトルRe: エアコンが効かない第2弾
記事No: 11990
投稿日: 2009/05/24(Sun) 14:38
投稿者: まさや@松本
Re: エアコンが効かない第2弾 KRSさん 重ね重ね重要な事柄を教えていただき感謝しています。

午前中に友人の協力のもと 再度ゲージをつなぎ測ってみたところ、コンプレッサーが起動した時の圧力等は整備解説書見る限りでは正常ようです。

症状を起こす寸前に高圧側の値がやはりスイッチの作動OFF値である32kgfに達すると
確実にOFF動作を行っています

そこでフロント側単体だけではなく、リア側も作動させた時は発症が起き難くなっているみたいでした。
と、いうのもリア側を起動すると設計上 強制的にコンプレッサーを回すように作られているみたいです

素人判断ですが、KRSさんのおっしゃるように フロントのエキスパンションバルブに半固形状態のオイルなどが詰まりかけ つまりかけている物が通過すると 圧が一気に下がりまたスイッチが入り 起動を行うのではないかと考えました。
もちろん この時、低圧側は安定していました。
(安定している時は 冷気も十分出ています。)

作業時の写真を写しましたので、画像BBSにUPしておきますので
もしよろしければ お手数ですが、プロの目から見たご意見を聞かせていただきたいのですが お願いできませんか?

よろしくお願いいたします。

ちなみに ここでUPする画像は、安定している時の状態です。


タイトルRe: エアコンが効かない第2弾
記事No: 11991
投稿日: 2009/05/24(Sun) 15:59
投稿者: KRS
まさや@松本さんご苦労様です。

UPする画像は、見ました。

低圧側がやはり低いようですね。
リア側を起動すると設計上 強制的にコンプレッサーを回すように作られているみたいですので
ディアルプレッシャースイッチが働かないようですね

基本では、エバポが複数ある場合低圧は高くなります。
2台の場合、2台とも冷却していれば2台分の冷媒が低圧の圧力になるためです。
(単純に2倍ではありません)

今の状態では、フロント側のエキスパンションバルブの不良(詰まりか・容量制御)の可能性ありますね。

時間があれば、フロントのみでゲージマニホールド(写真のメーター)で、高圧、低圧の
圧力を測定してみてください
異常停止が高圧32Kgで停止すれば冷媒がまだ多いか、
低圧2.0Kgで停止すれば、やはり何処かで詰まってます。

フロント・リア同時に動かしてみた時吹き出し口の温度を測定(手でもわかると思う)
リアは冷たい風が出ていて、フロントは冷たくなければ
確実に、フロント側の配管・バルブが詰まってるか、バルブの容量制御が不良で
少量の冷媒を流す位置で止まっていると思います。


タイトルRe: エアコンが効かない第2弾
記事No: 11992
投稿日: 2009/05/24(Sun) 16:38
投稿者: まさや@松本
Re: エアコンが効かない第2弾 KRSさん 早急な返信と的確なご判断ありがとうございます。

なかなか見つからなかった不具合の原因に、一歩ずつ近づいていっているようで
とてもうれしいです。
休み明けに実際に入庫してみて、現場の判断も大切だと思いますが
なによりもこうして少ない情報の中で、プロが的確にご判断していただけると言うのは
私みたいな素人からすると とても心強いかぎりです。

本板を立ち上げていただけた(む)さんや同じ不具合に悩んでいる方たちにも
この板が なにかの参考になり 早く修復できるきっかけになれば
私としてはとてもうれしいのですが

今回、知識を惜しみなく出していただいているKRSさんには本当に感謝の言葉と頭の下がる思いです。

また、本板を立ち上げてくださった(む)さん ありがとうございます。
早く修復できるようにがんばりたいと思います。
お互いがんばりましょう。


タイトルRe: エアコンが効かない第2弾
記事No: 11994
投稿日: 2009/05/25(Mon) 09:30
投稿者: toyo
前期4M40 SGに乗っているtoyoです。

大変貴重な内容でした。私も、今後エアコン修理に取り掛かる予定です。

反復真空引きを行う予定でいますが、どの程度まで、反復すればよいか
悩んでいます。やればやるほど効果は大きいのでしょうか?

コンプレッサー、レシーバー、エキスパンションバルブ、水温センサー
等交換予定でいます。


タイトルRe: エアコンが効かない第2弾
記事No: 11995
投稿日: 2009/05/25(Mon) 11:28
投稿者: (む)
(む)です。皆さん、貴重なご意見をいただきありがとうございます。
私も昨日、毎年恒例のエアコン修理(原因調査?)のため、約5日間の入院に入りましたが、入院前日は、皮肉にも故障が嘘のように室内を冷やしてくれました。
今は、ただただ確実に治ってくるのを祈るしか有りません。
エアコントラブルの症状で2つほど抜けが有りましたので、補足します。
アイドリング中は冷房は効きませんが、走り続けるとそれなりに冷えてきて、信号で止まると効きが悪くなります。もう1つは、助手席前にあるエバポレータから、時代劇の海岸効果音(ざるの中で小豆を動かすような)ザーっという音が時々5~6秒ほどコンプレッサ交換時期からでるようになったのを記憶しています。
今週末に何らかの結果が出ると思いますので、わかったらまた書き込みます。


タイトルRe: エアコンが効かない第2弾
記事No: 12000
投稿日: 2009/05/25(Mon) 19:58
投稿者: KRS
(む)さん・toyoさん  こんにちは 今後ともよろしくお願いします。
会社からです。

toyoさんの件ですが、反復の意味がわかりません。ごめんなさい
普段使っていないことばですので

まずは、真空引きの件ですがゲージマニホールド(以後省略して マニホ)の
ゲージいっぱいまで引いてください。
昔だと76cmHg。今だと0.1MPa。
真空ポンプの限界までです。

部品交換・修理の時の手順としては
1.真空引きを0.1MPaまで行う
2.真空が引けた状態で、マニホの高・低圧バブルを閉
 この状態で5~10分様子を見る(これを真空放置試験という)
3.ゲージの針に変化がなければ「5.」に進み、
 変化がある場合は、どこかが漏れていますので次に進む
4.機械に窒素か冷媒を充填して圧力を2~3kgf/cm2にして漏れ箇所を調べ修理し
 「1.」からやり直す
5.空気が入らないようにして、冷媒を少し充填(圧力を2~3kgf/cm2)して
 5分ぐらい放置して圧力が下がらないのを確認(これを加圧放置試験という)
6.圧力が下がってくるようなら「4.」に戻る
 変化がない場合は、漏れがないと判断して冷媒を規定量充填する(先に補充した分も加 味する)

終わり
大変でしょう。ネット等でもこう書いてあると思います。

複数ガス漏れしていれば長時間かかります。
ですがこれは、先にガス漏れ試験をしていないからです。
皆さんが一番勘違いしている部分で、真空引きはガス漏れ試験ではなく、
単に、空気(水分)を抜く作業という事です。

そこで簡単に早く作業する方法は
1.機械に窒素か冷媒を充填して圧力を2~3kgf/cm2にして
 5分ぐらい放置して圧力が下がらないのを確認
2.漏れて(圧力が下がって)いれば修理し「1.」に戻る
(修理後、圧力があまり下がっていなければそのままの圧力でOK)
 漏れていなけらば次ぐに
3.補充した窒素か冷媒を抜く(冷媒は回収する・・・建前)
4.真空引きを行う
5.規定量冷媒を補充する

終わり
これで早く作業できますよ。

余談ですが、エアコンに不具合が無ければ部品交換しない方がいいですよ。
(冷媒が流れる部品は)
壊れていない部品を交換したら、冷えなくなったことが、いっぱいあります。
昔ですよ昔
又、中古品はあまり使わない方がいいです
特にレシーバーとエキスパンションバルブ
レシーバーの中には乾燥材やストレーナーが入っているため
(昨日調べて初めて知りました・・・家庭用のエアコンはレシーバーはレシーバー
乾燥材は乾燥材、別々の部品ですから)
中古だと乾燥材が水分を吸わないとかストレーナーが詰まっているとかありますから
エキスパンションバルブは保存状態にもよりますが動かなくなっていたり、
ゴミが入っていたりしますから

エキスパンションバルブはエバポの2次側の温度を感知して冷媒の量を自動で調整するものですし
冷媒が通る穴は、針の穴ぐらいといいますから

ここに来る皆さんは、何でもやってしますからすごいの一言です。


(む)さんの現象は、凝縮不良と思はれます。
凝縮不良とは
コンデンサーの1次側は100%気体で2次側は100%液体でなければ(理論上)いけませんが
気体がコンデンサーで空気により冷やされて100%液体になるはずがならないという事で

たとえば50%しか液体になっていなければ、ガス不足と同じになります。

(む)さんの場合これが当てはまります。
コンデンサーが詰まり気味か、FANの能力が落ちているかで
停車中は冷えないが、走行中は冷える
これは走行中は風がコンデンサーに当たる為、冷媒が冷却されていると思います。

これの調べ方は、停車中にコンデンサーに水をかけ続けてエアコンが効いてくれば間違いないです
冷媒を入れすぎの場合もこの症状が出ます。
それはコンデンサーの能力が冷媒を増やす事によって足りない状態になっているためで、
水を掛けるとこで冷却能力を増やすためです。

(む)さんの場合は車が入院中の為、出来ないと思いますが、同じ症状の方お試しください。

余談ですが、真夏家庭用のエアコンも効きが弱いと思ったら室外機のフィン
(FANが付いている反対のアルミ?部分に水をかけたり日よけを付けたりしたら
効きだす可能性大です。

コンデンサーの清掃は家庭用はホースの先を潰して勢いよくかけて汚れを流して下さい
車の場合はよくわかりませんので・・・
皆様の方がよく知っていると思います。
但し、薬品はあまり使わない方がいいです。腐食の原因になります。

音の件ですが、たぶんエキスパンションバルブに冷媒が流れる音か
ソレノイドバルブ(電磁弁)が付いていれば、
その音(ジーとかジジジとかブーンとか)だと思はれますが、
見たり、聞いたりしていないのではっきり言ってわかりません。ごめんなさい

PS 誰かD4のエアコンの部品図や組立図、部品の接続図、電気図みたいなの見せてくれませんか
   あればもう少し詳しくわかるかも(わかんないかも)
   特にデュアルエアコンはどう冷媒が流れているか、制御しているかわかりませんので

又、長くなってすみません


タイトルRe: エアコンが効かない第2弾
記事No: 12002
投稿日: 2009/05/25(Mon) 20:36
投稿者: まさや@松本
KRSさん 昨日は色々ありがとうございました。

> PS 誰かD4のエアコンの部品図や組立図、部品の接続図、電気図みたいなの見せてくれませんか
>    あればもう少し詳しくわかるかも(わかんないかも)
>    特にデュアルエアコンはどう冷媒が流れているか、制御しているかわかりませんので

新型解説書の写しを昨日画像BBSにUPした続きにあげさせていただきました。
参考にしていただけたら幸いです。

また電気配線図の方はもうしわけありません 多ページのためUPするのを控えさせていただきました。


タイトルRe: エアコンが効かない第2弾
記事No: 12003
投稿日: 2009/05/25(Mon) 23:53
投稿者: KRS
まさや@松本さん
ありがとうございました。

まさや@松本さんの件は
私の思う結論として(フロント側)

ソレノイドバルブ(電磁弁)が閉じて高圧が上がってます。
たぶんエアーサーモセンサーも大丈夫だと思います。
ソレノイドバルブの電磁石部分か、途中の配線の不具合
磁石で中の巻き線が熱を帯びると切れる
(冷えていると軽うじてつながっている)
ごく稀に起きる現象です。
エアーサーモセンサーが停止信号を出していないのでコンプレッサーは運転し
徐々に圧力が上がっていきます。

これが私の予測です。(外れたらはずかしーなー。これだけ偉そうなこと言って)


(む)さんの件はFエバポ周りに音が出るようなものがブロワファンしか考えられません
もしかして、サイドコンデンサーのFANの音では?
FANがきちんとまわっていないと凝縮不良になりますし・・・
何処かに冷媒量見るガラスがあると思いますが、
凝縮不良の場合、液体と気体が混ざっているのでガス不足と見間違える事があります。

カーエアコンは家庭用エアコン(冷房専用)とほとんど変わらないのですね。ビックリ
特に、コンデンサーが2個もあるなんて2度ビックリ


タイトルRe: エアコンが効かない第2弾
記事No: 12004
投稿日: 2009/05/26(Tue) 11:27
投稿者: (む)
KRSさん、まさや@松本さん
貴重なご意見ありがとうございます。
昨日ディーラからの中間報告では、よく冷えて問題ないが、外気温も神奈川では低かった為症状が出なかったのかも。引き続き確認する旨の連絡が有りました。
もし、原因不明で帰ってきたら今回の手法を試す予定でいます。


タイトルRe: エアコンが効かない第2弾
記事No: 12007
投稿日: 2009/05/26(Tue) 20:14
投稿者: toyo
(む)さん・KRSさんこんばんわ

反復真空引きですが、ある業者のHPに次のような事が書いてありました。

要約すると、

時間をかけてかつ複数回繰り返すやり方、反復真空引き法。
不純物除去法を高めるため反復真空引きと併用するフロンスイーブ法がある。

24時間以上かけて入念に真空引き+真空保持テストをした後、フロンガス
で配管内を一旦エアパージ、僅かに不純物が混ざっているであろう初期充填
ガスを真空引きで捨てた後、本ガス充填・・・・・

とありました。要するに、反復真空引きは、何回も行う。
フロンスイーブ法は時間をかけて、フロン量を抑える方法?
かと思います。

デン○ンのゲージ取り扱い説明書には、反復真空引きは、
真空引き中(約10分後)缶切バルブを2秒開栓、すぐ閉じ
再度真空引きをする。と書いてありました。

不純物除去だと、この反復真空引きと併用するフロンスイーブ法が
よいのではと考えました。

そこで、2秒とありましたが、これを何回も繰り返すのが普通でしょうか?
それとも、やればやるほどよいと考えればよいでしょうか?

個人で、真空引きをしていますので、専門の方にご意見を伺おうと思って
います。


タイトルRe: エアコンが効かない第2弾
記事No: 12011
投稿日: 2009/05/26(Tue) 23:51
投稿者: KRS
toyoさん こんばんわです。

私も調べてみました。
反復真空引きは、真空引きを何回も行う事でいいと思います。
これは、真空度を上げるためには良いと思いますが・・・私はやりません。
どんなに頑張っても、市販のポンプでは完全真空は無理だと思っていますし
真空放置試験(toyoさんが書いた真空保持テストの事)を10分ぐらいやって
数値が変わらなければOKとし
極少量が残っていても乾燥材が水分を吸収してくれるからです。

なぜ真空ポンプで真空にするか考えてみてください。
真空にするのが目的ではなく。
水分(空気)を除くのが目的です。

フロンスイーブ法は、不純物除去
この場合、不純物とは水分(空気)です。
水分を冷媒で飛ばし(この事をエアーパージと言います)、そのあとに真空にする方法と思います。
調べたものには、真空引いてエアーパージしてまた真空とありましたが
これも私は絶対にしません、機械のエアーパージは今は禁止ですし
真空引きもエアーパージもどちらも同じ
配管内の水分(空気)除去。
方法が違うだけですので。

ただし、このどちらもやって損はありません。
※カーエアコンの何倍も大きい機械の時は、真空0.05Mpaしかやらない事もあります
 0.1Mpaまで行うと5時間以上はザラで、冷蔵庫だと商品が腐ります。
 これは、乾燥材(ドライコア)が1つの部品で交換が容易のためですし
 空気も抜くことろがあるからですのでカーエアコンではやらないでください。

また、缶切バルブを2秒開栓は冷媒缶とバルブのエアーパージの事だと思います。

この件は、あまりやら方がいいと思います。
訳は、エアコンの内部にゴミを入れているのと同じですので
水分(空気)だけでなくもしかしたら虫・砂・鉄粉が入っていたら・・・
という事です。
この場合は、機械につなぐ前にエアーパージを行いましょう。

注意ですが真空ポンプをつなぐ時なるべく圧力が無い状態でつないでくださいね
真空ポンプの説明書にも0.??Mpa以下(多少高くても大丈夫)で
つないでとか書いてあるはずです。
これは、ポンプがマジで壊れます。(すぐ壊れることはないと思いますが)
私は、2台壊しましたが、会社のですし?
自分の物なら無茶しません。

皆さん本当にすごいですね。
toyoさん頑張ってください。


タイトルRe: エアコンが効かない第2弾
記事No: 12012
投稿日: 2009/05/27(Wed) 21:37
投稿者: デリカおやじ
皆さん、こんばんは。

H7年式4M40SE(走行距離はまだ約6.4万km程度)に乗っていますが、当方のエアコンも先日効かなくなり修理したばかりです。
冷媒ガスが減ったのかなと思っていたのですが、けっきょくコンプレッサー(りビルド品)、レシーバー(新品)、エキスパンションバルブ(前後2箇所・新品)交換、ガス補填等などで約10.8万円の出費となりました。
以前乗っていたSWは13万kmで廃車するまで一度もエアコントラブル無かったので、かなりショックでしたが、夏本番前に修理できて良かったかもしれません。
皆さんもレシーバー(フィルター)やエキスパンションバルブ詰まりには、ご注意を!


タイトルRe: エアコンが効かない第2弾
記事No: 12013
投稿日: 2009/05/28(Thu) 08:25
投稿者: KRS
皆さん、おはようございます。

只今、仕事から帰ってきました。(24時間仕事)

デリカおやじさん。これを機会によろしくお願いいたします。

エアコンの件は、大変でしたね。

今の冷媒R-134aは、昔の冷媒R-22より、早く壊れる事が多いです。

それは、コンプレッサーのオイルが全く違うものなったからです。
R-22のオイルは、鋼油で1~2ヵ月開封しても使えましたが
R-134aは、合成油で、開封後1時間で使い物になりません。
理由は、合成油は水分の吸収が早く酸化しやすいためです。

個人で交換される方、注意してください。

コンデンサーからエキスパンションバルブの間の
詰まり点検方法を教えますので部品交換の目安にしてください。
(この方法は、エキスパンションバルブには使えなせん)
部品の1次側配管と2次側の配管に明らかな温度差がある場合は、
詰まっているか、詰まりかけています。

これは、エキスパンションバルブと同じ原理で
詰まった場所から蒸発(冷たく)なるためです。

手で触って(高温の場合もありますので気をつけて)
暖かい→冷たい:至急部品を交換
暖かい→ぬるい:そろそろ交換
暖かい→少し温度が低い:様子見(月1回程度点検)

お役立てください。
他の場所は、あまり詰まらないところですし
ほとんどがゲージでしか確認するのですが、部品の1・2次側には
ゲージをつなぐところがありませんので、確認できません。

十分注意して年に2・3回点検してコンプレッサーを長持ちさせましょう。

それでは、お休みなさい。


タイトルRe: エアコンが効かない第2弾
記事No: 12017
投稿日: 2009/05/28(Thu) 22:04
投稿者: (む)
本日、車が帰ってきましたが、いやな予感が的中しました。
今月20日にエアコン全開より窓を開けた方が涼しいため、翌日ディーラへ持ち込んだのですが、横浜はあれからずーっと涼しいんですよね。異常が見られないとのことでとりあえず、真空引きとガスチャージで様子を見ることになりました。雨の中、ディーラまで引き取りに行き、エアコンをつけて帰宅するんですが、外気温15度のため、設定温度24度のうれしいやら悲しいやら。きっと、遠出したときに限ってまたトラブルんでしょうね。
今度は、皆さんからいただいたアドバイスに従って自分で確認してみるつもりです。
そのときは、またよろしくお願いします。


タイトルRe: エアコンが効かない第2弾
記事No: 12018
投稿日: 2009/05/28(Thu) 23:59
投稿者: toyo
こんばんは toyoです。(む)さんが書いたところに割り込んですいません。
KRSさんに質問です。


> 今の冷媒R-134aは、昔の冷媒R-22より、早く壊れる事が多いです。
>
> それは、コンプレッサーのオイルが全く違うものなったからです。
> R-22のオイルは、鋼油で1~2ヵ月開封しても使えましたが
> R-134aは、合成油で、開封後1時間で使い物になりません。
> 理由は、合成油は水分の吸収が早く酸化しやすいためです。
>
> 個人で交換される方、注意してください。
>
とありました。ということは、コンプレーサーの寿命を延ばすには。
数年に1回はコンプレッサーのオイルを全取っ替えしたほうが良い
ということですね。 
また、オイルリターナーなどを使っても、古いオイルは戻さないのが
基本でしょうか。


タイトルRe: エアコンが効かない第2弾
記事No: 12021
投稿日: 2009/05/29(Fri) 01:13
投稿者: KRS
toyoさん、質問にお答えします。

> 数年に1回はコンプレッサーのオイルを全取っ替えしたほうが良い
> ということですね。

その通りです。
が、あまり頻繁にオイル交換は必要ないです。
24時間運転している冷蔵庫のオイルでも、5年ぐらいに1回程度です。
カーエアコンの場合は、ガス漏れ修理や、部品交換(修理する際)
の交換で良いと思います。
エアコンに不具合がなければ、何もしないの方がいいと思います。
頻繁に、オイル交換を行いますと
今度は、ガス漏れ・レシーバーの詰まり等の故障原因が高くなりますので

> また、オイルリターナーなどを使っても、古いオイルは戻さないのが
> 基本でしょうか。

ハイその通りです。
新品の冷媒を使用しないで、再使用冷媒を使用する際は、お使いください。
新品の冷媒を使用する時は、必要ありません。

またオイル交換する量は、抜いた同量だけ入れてください。
※ガス漏れしていれば、気持ち少し多めに・・・
 修理工場でもガス漏れ修理の時に補充はしていないと思います(オイルがどれだけ漏れたか計らないため)
多すぎてもだめですので(エンジンオイルと同じ)

再使用冷媒を使用する場合、オイルリターナーとドライコア(フィルターと乾燥材)使い
ゴミ(古いオイル・鉄粉・水分)を取り除てから
ご自分で、作業する場合
冷媒回収機・回収ボンベ等で10万ぐらいしますので、新品の冷媒を補充する事をおススメ致します。

冷媒の大気放出は、法令で禁止されています。
見つかれば、罰金等ありますので・・・ご理解を


タイトルRe: エアコンが効かない第2弾
記事No: 12022
投稿日: 2009/05/29(Fri) 01:26
投稿者: KRS
追記
ドライコア(フィルターと乾燥材)は、持っているマニホに付けられるものを探してください。

取り付けるネジの部分が、大小及び、ピッチ(ネジの種類)が違うものがあります。


タイトルRe: エアコンが効かない第2弾
記事No: 12028
投稿日: 2009/05/30(Sat) 07:41
投稿者: みき
おはようございます。

H8年12月 4M40 32万キロ走行 
 
> カーエアコンは家庭用エアコン(冷房専用)とほとんど変わらないのですね。ビックリ
特に、コンデンサーが2個もあるなんて2度ビックリ

1個 フアンモーターが固着?してガリガリ音と共にヒューズが切れてしまいます。
不具合のモーターの線を切断して乗っても問題発生しないものでしょうか?
2個とも止めた場合でも走行中であれば…?

北海道で乗っていますが冬季も曇り止めの為、夏と同じ位使用します。
今年は長期間放置したため不具合が発生したと思っています。
修理歴はありません、ガスの補充のみで現在に至っています。


タイトルRe: エアコンが効かない第2弾
記事No: 12031
投稿日: 2009/05/30(Sat) 09:07
投稿者: まさや@松本
みきさん おはようございます。

> 1個 フアンモーターが固着?してガリガリ音と共にヒューズが切れてしまいます。
> 不具合のモーターの線を切断して乗っても問題発生しないものでしょうか?
> 2個とも止めた場合でも走行中であれば…?

去年の五月私もファンの固着を経験しました
応急処置として、故障した片方の線を切り離し使用しましたが
やはり信号待ちとかの停車時などでは効きも悪かった記憶があります。
走行中は問題なく使用できましたよ
ただ、色々KRSに教えていただいたので 今思うとコンプレッサーにはあまりよくなかったかもしれませんね(その後 夏にはコンプレッサーも交換しました)

その一週間後には埼玉の某氏の協力もあり 代替品入手し交換いたしました


タイトルRe: エアコンが効かない第2弾
記事No: 12033
投稿日: 2009/05/30(Sat) 20:22
投稿者: みき
まさや@松本さん こんばんは。

> 応急処置として、故障した片方の線を切り離し使用しましたが
> やはり信号待ちとかの停車時などでは効きも悪かった記憶があります。
> 走行中は問題なく使用できましたよ

ありがとうございます。
とりあえずガスのみ補充します。

整備代ゼロで4年乗っていますが、延命の為にはソロソロお金をかけなくてはと思っています。


タイトルRe: エアコンが効かない第2弾
記事No: 12035
投稿日: 2009/05/31(Sun) 00:23
投稿者: KRS
みきさん こんばんわ
KRSと申します。今後ともよろしくお願いいたします。

気になりましたのでご参考までに

> とりあえずガスのみ補充します。

これは、どのぐらいの量のガスを補充するのかわかりませんが
あくまで応急処置的な事で、コンプレッサーにはあまりよくありませんので
なるべく早く修理してください。

ガス漏れは冷媒の漏れだけではなく、一緒にコンプレッサーオイルももれています
漏れの量・場所によって違いますが、間違えなくオイルももれます。
なのでガスの補充のみではなくオイルの補充も行ってください。
オイルの補充する量は、コンプレッサーにオイルゲージがついていればわかりますが
カーエアコン用についているか、私にはわかりません。  すみません
わかる方教えてください。

コンプレッサーオイルは、エンジンオイルと同じく多くても少なくてもいけません。

ガス漏れ修理をせず、ガス補充のみ行った場合
いずれコンプレッサーが壊れますので
早めの修理を


タイトルRe: エアコンが効かない第2弾
記事No: 12037
投稿日: 2009/05/31(Sun) 07:28
投稿者: みき
KRS さん おはようございます。

レベルの低い質問で申し訳ありませんが、よろしくお願い致します。

> ガス漏れは冷媒の漏れだけではなく、一緒にコンプレッサーオイルももれています
> 漏れの量・場所によって違いますが、間違えなくオイルももれます。
> なのでガスの補充のみではなくオイルの補充も行ってください。

実はディーラーで13年間で1回しかガス補充していません。
色の付いたガスを入れ1週間後に漏れを点検、異常ありませんでした。
通常はオイルも同時に補充してくれているのでしょうか?


タイトルRe: エアコンが効かない第2弾
記事No: 12039
投稿日: 2009/05/31(Sun) 11:48
投稿者: KRS
みき さん おはようございます。


> 実はディーラーで13年間で1回しかガス補充していません。
> 色の付いたガスを入れ1週間後に漏れを点検、異常ありませんでした。
> 通常はオイルも同時に補充してくれているのでしょうか?

通常は、オイルの補充は行っていないと思います。
それは、オイルの漏れた量がわからないためです。
コンプレッサーのオイルは少量減っていても問題ありませんが、
多いと不具合(配管でオイルが詰まる)等起こしますので

また、ガスの補充を頻繁に(補充の期間が短いとか回数が多い)時は、
ディーラーや整備工場にコンプレッサーオイルは大丈夫か点検してもらってください。
(一番良いのは、修理明細に記入してもらう)
ガス補充後すぐにコンプレッサーが壊れた場合、
「オイルがなくなって壊れました」と言われたら
いついつにオイル点検して貰った等、
いえば無料交換や安く交換してもらえる可能性がありますので
(ならない時もありますが)

みきさんの場合、現在、ガス漏れがないと言う事なので問題はないと思います
今後、ガス補充を行う時やガス漏れ修理する際に、
一緒にオイル交換をした方が良いですよ。お金は余分にかかりますが


書き忘れていましたが
コンデンサーファンの件は、まさや@松本さんが書いてあるように
コンプレッサーにあまりよくないので、早めに交換してください。


タイトルRe: エアコンが効かない第2弾
記事No: 12029
投稿日: 2009/05/30(Sat) 07:49
投稿者: toyo
いろいろアドバイスありがとうございます。

コンプレッサーを旧品から新品または、リビルド品に交換する場合、
一度運転したエアコンは、各部にオイルが分散しているので、旧コ
ンプレッサーに溜まっていたオイル量と同等の量にそろえるため、
新品のオイルを一旦抜いて、旧品の量にそろえ、多い分は捨てる。
とある本に書いてありました。

R-134a用のオイルは、開封後1時間で使い物になりませんとの指摘
がありましたが、コンプレーサー本体からオイル交換し、取り付け、
真空引きまでの時間がもたもたしているとアウトということになると
いうことですね。
また、コンプレッサー着脱して、何日かたってしまったものや、エキ
スパンションバルブ交換などで、冷媒を抜いた後なども、時間たてば
コンプレッサー内部のオイルは酸化が進み、全量交換になってしまう
と解釈しました。

実際の修理では、オイルの酸化防止のために、どのような工夫をして
いるのでしょうか。
よろしくお願いします。


タイトルRe: エアコンが効かない第2弾
記事No: 12036
投稿日: 2009/05/31(Sun) 01:25
投稿者: KRS
toyoさん  こんばんわ

> コンプレッサーを旧品から新品または、リビルド品に交換する場合、
> 一度運転したエアコンは、各部にオイルが分散しているので、旧コ
> ンプレッサーに溜まっていたオイル量と同等の量にそろえるため、
> 新品のオイルを一旦抜いて、旧品の量にそろえ、多い分は捨てる。
> とある本に書いてありました。

その通りです。
壊れたコンプレッサーに入っていたオイル量を
新しいコンプレッサーに同量入れてください

エアコンのオイルは配管・部品に付着し
配管の温度・エアコンの使用時間でコンプレッサーに戻って来る量が違い
オイルがコンプレッサーにたまる量が変化するため、
オイル量を調整しないとオイルが多い(少ない)状態になり
コンプレッサーに良い状態とは、言えません。


> 実際の修理では、オイルの酸化防止のために、どのような工夫をして
> いるのでしょうか。

これは、早く作業するしか方法がありません。

部品交換やガス漏れ修理等行う場合は
交換・修理後に加圧試験を行ってガス漏れがないのを確認して
オイルを抜き取り
真空引きがすぐ行える状態にしてから
コンプレッサーオイルを開封し、補充
スグに真空引きを行う

以上の、作業手順で良いと思います。

実際には
コンプレッサーが大型の為、
コンプレッサーの1次側と2次側にバルブがついていて
完全に配管とコンプレッサーが仕切られるため
コンプレッサー内部のみの作業となり
また、オイルを抜く場所、入れる場所、真空引きを行う場所(高・低圧2か所)
とわかれているため

ガス漏れがないのを確認
真空引き
ある程度真空が(半分ぐらい0.05MPa)引けたら
オイルを補充(この時も真空引き作業中)
オイルを補充終了(この時も真空引き作業中)
オイルを補充する栓を完全に閉めて
最後まで(0.1MPa)真空引きします

これが現場で行っている作業です。(R-134aだけでなく、おもにR-404・R-407の時)

人それぞれ、各会社違うと思います
これより早く作業出来たと言う方、私にも教えてください。仕事にもやくだつので

ようは、コンプレッサーオイルをいかに、空気に触れる時間を短くするかです。

toyoさん頑張ってください。私にわかる事なら協力しますので


タイトルRe: エアコンが効かない第2弾
記事No: 12087
投稿日: 2009/06/16(Tue) 19:54
投稿者: まさや@松本
Re: エアコンが効かない第2弾 KRSさん・みなさん こんばんは
H8PD8Wに乗る まさや@松本です

いろいろと知恵をいただき 現在行きつけの整備工場へ入院させていますが
中間報告をさせていだだします。

たぶんフロント側が原因と考え、いつも色々とお世話になっているデリカ寒冷地さんに
今回も忙しい中協力をお願いし、色々とデータ取りを行いました。

前にもお話したとおり、高圧側が異様に高くリミッターが働く32kgfまで上がってしまい
断続的な運転を繰り返します。(KRSに教えていただいたショートサイクルそのものです)

ここまでは前に報告させていただいた通りなのですが、ゲージを注意深く観察していて
低圧側は あまり針がふらつくような動きは示さないのですが、
逆の高圧側が振幅を繰り返していました。

そういった色々なデータ取りした写真をお願いする時に預け
まずは交換のためフロントエキスパンションバルブあたりをばらして頂いたのですが・・・

なんと、管の中から小指の第一間接ほどの大きさのアルミの粉とオイルで固まった団子状の異物が出てきました。

通常こういった磨耗してできたゴミなどは、レシーバー内のフィルターなどにキャッチされるのですが
磨耗してできた微粒子が、エキパンの前の管の内部にたまっていき

前回ガス漏れを起こした時にチェックなどで使用した蛍光剤やオイルなどで
溶けて再び固まってしまい 経路を塞いだのが今回の不具合の原因のようです。
(コンプレッサーは磨耗で昨年交換しました。)

まだすべての交換部品が到着していないため、組み立てして運転はしていませんが
今週中には退院できるみたいなので、運転してをみて また報告をさせていただきます。


タイトルRe: エアコンが効かない第2弾
記事No: 12088
投稿日: 2009/06/16(Tue) 22:48
投稿者: デリカ寒冷地
皆さん、こんばんは。まさや@松本さん、こんばんは。問題解決、おめでとうございます。エンジンオイル関係の管理と同じく、エアコンも、フィルター・オイル管理が大切だと感じました。


タイトルRe: エアコンが効かない第2弾
記事No: 12096
投稿日: 2009/06/18(Thu) 22:09
投稿者: まさや@松本
皆さん、こんばんは。まさや@松本さんです。
部品交換も無事終了し 本日退院してきました。

さっそくエアコンを作動させ計測したところ、高圧側の針の異常な振れも収まり
高圧・低圧ともに安定していて、アルコール式の温度計で測ったところ、7℃前後の寒いぐらいの冷風が安定して吹き出してくるようになりました。

原因はやはりオイル切れによるコンプレッサーの磨耗して出来た微粒子のカスが固まってできたゴミが
レシーバー内部のフィルターを通り抜け オイルで固まって出来た大きなゴミの塊がエキスパンションバルブを塞いだために動作が安定しなかったことのようです。

今回の故障により エンジンオイルと同じぐらいにコンプレッサーオイルの管理が
大切だと痛感させられました。

今回沢山の知識を教えていただいたKRSさん
忙しい中調査に協力してくださったデリカ寒冷地さん
そのほかたくさんの人の協力がありましたこと 大変感謝しています。
本当にありがとうございました。


タイトルRe: エアコンが効かない第2弾
記事No: 12097
投稿日: 2009/06/19(Fri) 04:01
投稿者: KRS
皆さん、今晩は。H10/PD6Wに乗っている KRSです。

まさや@松本さんエアコンが直って良かったですね。
末長くD4を愛し、長く乗ってください。

私のD4は故障だらけ(メンテナンスをあまりしていないので)
サイドドアから音がするし(ディラーでは、なおなず)
最近は、クーラントが減っているし(どれぐらい漏れているか確認中)
長く乗れないかも
色もシンフォニックシルバーで気にっているのに・・・
でもがんばりますよ

皆さんも1日でも長く乗れるように祈ってます。


タイトルRe: エアコンが効かない第2弾
記事No: 12098
投稿日: 2009/06/19(Fri) 18:48
投稿者: まさや@松本
KRSさんありがとうございました。

KSRさんの的確な判断や色々な方の協力で 無事完治させることが出来
たいへん喜んでいます。

> サイドドアから音がするし(ディラーでは、なおなず)
> 最近は、クーラントが減っているし(どれぐらい漏れているか確認中)

同じような経験をされている方や、知恵を持っていらっしゃる方がいるかもしれませんよ??
今回のように質問のスレッドを立ち上げてみてはいかがですか?
(私は「む」さんのスレッドに相乗りさせてもらっただけなんですが)

早く完治させて、まだまだD4を介して一緒に色々楽しみませんか?


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