DELICA BBS Part2 (10000以降の過去ログ保存)

タイトルRe: 追加
投稿日: 2009/03/26(Thu) 21:39
投稿者: kazuhiko

Re: 追加 こんばんは。平成7年SG(2800DT)に乗っています。

> なんか調子が悪くなった気がするんです。
> 加速時の伸びが無くなった。

その通りです。このくらいなシビアな感覚が分かる方なら、ディーラー任せにせず、
自分でオイル管理することをお奨めします。

> > ディーラー曰く、「その程度であれば特に問題ありません」との事です。

まあ、このくらいのことは平気で言います。
事実、壊れることは稀です。

私自身、三菱に限らず、ディーラー等でオイル交換された車を点検すると、
多すぎることが殆どです。

ひどい例ですが、北海道へ行ったとき、行った先の三菱ディーラーでオイル交換して
もらったら、オイルエレメントを交換していないにもかかわらず、7リットルも
入れられたので、メカニック、営業と喧嘩してきました。
(1リットルだけ抜いてもらった)

ディーラー側は、このくらい入れるのが普通なんだそうです。
三菱のサービスデータでは、5.5リットルなんですけどね。

その後どうなったか? 次回のオイル交換時に、自分で点検しましたが、オイルパンの
シール部分からオイルが多量に、にじんでいました。
その後は、自分でオイル交換していますが、この箇所からの新たなにじみはありません。

どうしてこのようになるのかといえば、
(1)オイル量チェックのやり方が間違い
基本的には、オイル交換後、しばらく暖機運転した後、エンジン停止後、オイルが
下がってきた頃を見計らって、レベル確認するのが望ましいのですが、お客様を待たせて、
30分もかかってオイル交換していると、何も知らない客は怒り出すし、お客の回転を
良くするためには、短時間で勝負。
とある、某社ディーラーのピットに入れてもらったことがあります。
そこの工場長が作業してくれました。
6.5リットル計ってきて、一気に入れる。イグニッションONの後、レーシングは
3秒も掛からず。レベルゲージに、ついていればOK! つまり、多いとか、少ないとかは
関係ないのです。

さすがに、何もいう気にはなれなかったので、有難うございましたと言って、帰宅後、
速攻でオイル抜きました。

日本人は、入っていればいいのです。過剰サービス大歓迎??

(2)ターボ車ゆえの内圧上昇
エンジンの回転が上がり、ブーストが掛かると、オイルも熱膨張する。オイルパン内の
内圧も上昇するのだけれど、タービンからオイルパンへの戻りは、ポンプ圧送ではなく、
あくまで自然落下。内圧が上がったオイルパンには、タービンからのオイルは戻りにくい。
だから、更にオイルは加熱します。結果、潤滑は良くないわけで…

だから、ターボ車の場合は、オイル入れすぎは、寿命を短くします。

では、どのくらいが丁度いいのか?
オイル交換直後、レベルゲージの下限くらい。これ以下だと、どのくらい入って
いるのかわからないから。
一度走って、オイルが膨張するので、翌日には、これでもレベルゲージのレベルは
上昇しているはずです。

どのくらい減らしても壊れないか?
極論を言うと、平坦地での運転であれば、オイル総量の半分程度しか入っていなくても、
油圧警告灯は点灯しません。
※オイルが半分で、壊れないという意味ではありません。


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