タイトル | : Re: だめでした。直りません。 |
投稿日 | : 2008/12/24(Wed) 12:36 |
投稿者 | : 天狗党@茨城 |
H15年式DTシャモニーに乗っています。
> 以前より納得できないのがエンジン始動後からラジエターファンが回りますがこれだけ風
> を取り込めば暖まらないのも納得なのですが・・ 電動ファンならある程度の温度まで回
> 転しませんよね?
SGのラジエターファンには、流体クラッチが装着されています。
ファンの軸の部分にある、冷却フィンが付いた部品がそうです。
この流体クラッチは、ラジエターを通過する風の温度に反応して、冷却ファンの回転数
を変化させています。
風の温度が低い時には流体クラッチが滑って冷却ファンの回転数を下げ、オーバークー
ルを抑制します。風の温度が高くなるとクラッチが繋がって100%の回転数で回り、本来の
冷却効果を発揮します。
但し、エンジンが回転している限り、ファンの回転が止まるまでは制御出来ません。
この流体クラッチは、高速走行時などは冷却ファンによって得られる風速より走行風の
方が速度が高いので、冷却ファンが抵抗になって冷却効率が落ちる事を防ぐ目的も有ると
聞いています。
クロカンタイプの(本格的な)四駆車には、殆どがクランクプーリー直結の冷却ファン
が採用されています。
これは、オフロード走行時の低速高負荷運転時には、電動ファンより冷却効率が良いと
か、バッテリーに負担が掛からない為と聞いています。
「単純にコストが安いから」とも聞いています(笑)。
2サイクルエンジン時代のジムニーの安価なパワーアップ方法として、冷却ファンを取
り外す方法がありました。
非力なジムニーのエンジンには有効だった様です。
オーバーヒート対策として、室内ヒーターレバーを右一杯にして、水温計の動きに応じ
てヒーターファンの強さを調整するそうです。
まぁ、幌が全盛期の頃の話ですが(笑)。
其の頃には、ラジエターファンを電動式に交換するキットなんかも発売されていまし
た。今もあるのかな?
役に立つか如何か解らない情報で済みません。