DELICA BBS Part2 (10000以降の過去ログ保存)

タイトルRe: 同じ症状です。
投稿日: 2008/12/09(Tue) 04:22
投稿者: kazuhiko(拾萬円デリカ)
URLhttp://http://heartland.geocities.jp/kazuhiko0521/delica/delica.htm

おはようございます。平成7年SG(2800DT)に乗っています。

> 入院してかれこれ3週間。どこにも出かけられず寂しい休日です。
>
> 戻ってきましたら結果報告させていただきます。(さじを投げられるかもしれませんが)

ご愁傷様です。

とはいえ、前期型4M40のSGでは、持病みたいなものですから、諦めてください。
早かれ、遅かれ、誰もが通過する、通過儀礼みたいなものです。

こちらのBBSにも、私だけではなく、多くの方が実体験を書いておられますので、
読みきれないほどの投稿があります。

これから寒くなるにしたがって、ディーゼル屋さんは掻き入れ時です。その殆どが、
大型車の軽油漏れ。
不謹慎な話ではありますが、小型ディーゼルのポンプなど相手にしてくれるところは
ごく稀で、漏れていないのだからいいだろうと言う程度。
きちんと分解して、OHすると、安いリビルト(中身は怪しい)購入するよりも高額な
請求が来ますので、10万~20万円の出費は覚悟が必要です。
※このくらい高額な請求出しても、商売にはならないので…

私は、以前乗っていたPD8Wでは、ポンプの不具合によるエンストを抱えながら、
三菱がリコールすることを待ちわびて、2冬乗り切った後、5月に撃沈。10万円で
リビルトを購入して、換装(工賃別、約3万円)。

次に、エンジン換装時に、エンジンについてきたポンプをOHした際には、2月と、
寒い時期であったことから、修理に3週間以上掛かりました。

ディーゼルでエンストするのは、燃料が来ていないか、空気が来ていないかくらいです。

手動ポンプのエアー抜きでエンジンが再始動できるのであれば、間違いなくエアーを噛んで
エンストした証拠。
燃料噴射ポンプの、ゴムシール不良であれば、初期症状であれば、温まれば問題
ありませんので、冷えているときだけの特有の症状です。
尚、始動直後のエンジンが不安定な状況下で、3000回転まで回転を上げるなど、
もってのほかです。エンジン壊しますよ。

燃料の供給が不安定だから、エンストするわけで、必要以上に燃料の消費を促してしまえば、
燃焼が安定する前に、燃料不足でエンストします。だから、暖機運転が終了するまで(3分)は、
騙し騙しアイドリングを継続させる。決して、吹かしてはならない。鉄則です。

尚、どちらの修理屋さんに出されたのかわかりませんが、三菱に出せば、原因を知っている
はずなので、シール交換のみ施工してくれると思います。5万前後で修理してくれるところも
あるとか。

まあ、慣れてくると、エンストしようがどうしようが慌てなくなります。癖になるくらいですが…
エンジンのコンディションを感じとって、エンストする前に退避行動を採るようになります。

私が今乗っているSGも、冬季の一桁台の気温から一発始動した直後、始動後30秒以内に
発進させると、その後数十秒は燃焼が不安定でぐずりますね。
だけど、30秒から1分ほど低回転で暖気してやると、ノープロブレム。アクセル全開でも
ぐずることはなく。
そろそろポンプがやばいなと感じてはいますが、エンストするほどには至らず。

要は、ポンプがダメなのがわかっているわけですから、素直に積み替えるか、騙し騙し
乗るのであれば、暖気が終わるまでは、エンジンの回転数は上げないこと。

尚、前期型の場合、3年間に作られた同じエンジンで、エンジンの型番は9種類。
ポンプの型番は8種類存在します。後期型のように、同じエンジン+同じポンプでは
ありませんので、業者様でも、わからないほど複雑です。


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