DELICA BBS Part2 (10000以降の過去ログ保存)

タイトルRe: 充電してない?
投稿日: 2008/12/01(Mon) 18:53
投稿者: kazuhiko(拾萬円デリカ)
URLhttp://http://heartland.geocities.jp/kazuhiko0521/delica/delica.htm

こんばんは。kazuhikoです。

> どういうネタ振りをすればよいものやら。

ではでは、もうひとつの事例を紹介しますね。
私が今乗っている拾萬円号を、1年前に手に入れたときの話。

もともと、電装屋さんが仲介してくれた車両で、オルタ不良の折り紙付でしたが、なんと、
エンジンは掛かるし、エンジン掛けた状態の電圧測定では、14V以上出ているし、どこが??
オルタ交換の前に、しばらく様子を診ておりました。

購入したときは、小さいバッテリーが乗っていたので、125D31R(シングルバッテリーのため)
を積んで、様子見を続行。

だけど、夜間(ライト点灯)は純正の電圧計が下がってくるし、徐々にバッテリーの電圧は
下がってくる。
こちらのBBSでも質問をしましたが、電気のこととなると、電圧測定はできても、電流測定が
できない私には、ちょっと難易度が高くて諦めました。

バッテリーが停止時に13Vを下回ると、充電器で補充電しながら、騙し騙し乗っておりました。

試しに、三菱ディーラーに持ち込みましたが…
発電量が落ちているのか、オルタを調べて欲しいとお願いしましたら、オルタのベルトを
張りなおします。3500円なり~ と言われ、仕方がなくお願い。
(自分でやれば、5分と掛からないことなのですが…)

結果的に、発電量がやや低下していますと言われただけで、どこが悪いのかはわからず。
もっとも、ディーラーでは、電気関係は、電装屋さんに外注で丸投げですから、わからなくても当然。

行きつけの修理屋さん経由で、電装屋さんにオルタのOHを依頼。
結果的には、オルタのダイオード不良と言うことで、せっかく発電して蓄えた電気を、
電気が逆流して、捨ててしまっていたようです。

発電もしている、バッテリーも新品なのに、いつの間にか電圧が下がってくるのは、これが原因だったそうで。

オルタ不良の主な原因とパターン
(1)ブラシ磨耗 十数万キロ走行で、ブラシが磨耗して接触しなくなり、発電しなくなる。
発電しないので、バッテリー電圧が下がり、警告灯が点灯。

(2)ICレギュレーター不良 ブラシは残っているので発電しているけれど、発電量を制御している
レギュレーターが不良になると、正規の発電量に至らないため、充電不足で、徐々にバッテリーが
蝕まれていく。走行距離とは無関係な故障のため、突然死の場合もありうる。
特徴としては、バッテリー警告灯、AT警告灯、燃料フィルター警告灯の3つが同時に点灯する。
初期症状の場合は、アクセルを踏み込んでエンジン回転数が上がっているときは、警告灯は消灯する。

(3)ダイオード不良
発電はしているものの、電気を整流して、一方通行にしているダイオードが機能しなくなり、
電気が逆流して、失われていく。バッテリーの電圧が著しく低下するまでは、警告灯は点灯しない。


- 関連一覧ツリー (◆ をクリックするとツリー全体を一括表示します)