DELICA BBS Part2 (10000以降の過去ログ保存)

タイトルRe: 最高速が伸びません。
投稿日: 2008/09/30(Tue) 21:54
投稿者: kazuhiko
URLhttp://http://heartland.geocities.jp/kazuhiko0521/delica/delica.htm

Re: 最高速が伸びません。 こんばんは。平成7年SG(2800DT)に乗っています。

> 2800DTロングに乗ってます。

年式により、同型エンジンでも、機械制御式・電子制御式では、出力も異なれば、
最終減速比も異なるので、最高速の伸び方は違うと思われます。

エンジン特性が同じエンジンを積んだ場合でも、ショートボディと、ロングボディでは、
重量も違いますから、比較するには疑問があります。

> 先日、高速走行をしたのですが、平坦路でがんばって踏んで120、下り坂使用で140でした。こんなものなのでしょうか?

一応、発売初期の平成6年当時のPF8W(AT車)のエンジン特性に関する資料を添付
しますが、メーカー設計の段階では、4200回転程度まで回すことが可能だとして、
最高速側で155km程度までしか記載がありません。

通常、ディーゼルターボ車でここまでのエンジン回転数をキープできるとは考えにくいですね。
ある程度の登坂能力のあるエンジンでは、下り坂だからといって、エンジン回転数を
レッドゾーンまで回すことは出来ませんが、エンジンの磨耗が進んだスカスカの
エンジンでは、下り坂に限っては、驚くほど回ることがあります。こういうエンジンは、
登坂時のトルクが細くなっていることが多いです。

それと、ディーゼルで3000回転以上を継続的に使用すると、オイル特性にもよりますが、
おおよそ潤滑不良を引き起こします。使用するオイル銘柄や、ぶん回す時間を極力短時間に
制限するなど、ドライバーとしての能力が問われます。

ガソリン車のように、ただアクセルを踏んで走る乗り物ではないと思います。
こんなものでしょうか? と問われても、こんなものかもしれないし、
整備の程度や、個体差もあるので、なんともいえませんね。

スペースギアの前期型2800DT(ショート)を2台乗り継いでいますが、それぞれ、
エンジン特性はまったく違います。メンテや、整備の違いで、登坂時の最高速と、
下り坂での最高速は、逆転現象が起きています。登りで伸びないエンジンほど、下りは
軽く回りますよ。

<追記>
画像サイズが大きくて添付出来ませんでしたので、再UPします。


- 関連一覧ツリー (◆ をクリックするとツリー全体を一括表示します)