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タイトル海水浴したSG 保険会社の結審
記事No: 8094
投稿日: 2007/07/19(Thu) 11:23
投稿者: kazuhiko
URLhttp://heartland.geocities.jp/kazuhiko0521/delica/delica.htm
こんにちは。富士山の麓に生息しているkazuhikoです。

約2ヶ月前に、駿河湾の波打ち際でスタックして、動けなくなったところで波にさらわれて
あわや水没しそうになったのは、画像BBSで報告致しましたが、その後の経過報告です。

画像BBSの記事「いつものプチオフのはずが…」
https://com.sgd4.com/pbbs/joyfulyy.cgi?getno=1752#getno1752

少し時間が空いてしまいましたので、大雑把な経過を話すと、

砂浜でスタックして、JAFでの救出を試みたものの、引き上げることができず、結局は、
地元レッカー業者に依頼して、重機で引き上げることとなったSGですが、完全な水没では
ないとはいえ、海水と、打ち寄せる波が運んできた砂の影響で、ブレーキも固着し、まともに
自走できる状態ではありませんでした。

応急的な処置の後、最低限必要なブレーキ関係他、足回りの整備を最優先して、それと並行して、
保険会社に届け出て、車両保険適用の是非を調査してもらいました。
応急的な緊急入院のあとは、しばらくの間、修理の途中で乗り続けていて、後遺症(特に電装系
が心配)が出るかどうか様子を診ておりました。

仮退院してから、1ヶ月あまり、様子を診た後、今月初めに本修理のために、再度入院して、
その後は、保険会社のアジャスターの見積もり、私の側から出した修理に関する希望を踏まえて、
修理工場のほうに、三菱のサービス課のスタッフにもきてもらって、現車確認をしてもらい、
部品を洗い出して、修理金額の見積もりを出す一方で、車のバラシ作業などを、並行して
進んでいたようです。

保険会社のアジャスターが多忙ゆえ、正式な見積もり等が出ないまま、一部の修理作業を
続投してきたのですが、3回ほど、アジャスターと修理工場の社長とで、現車確認・
打ち合わせ等を行った結果、最終的な結審が出たようです。

昨日、仕事中に保険会社から私の携帯に電話があったようですが、電話に出られませんでしたので、
本日、保険会社に電話して、確認いたしました。

保険会社出した結論は、「全損」扱いとする、とのことです。

私のSGは、KD-PD8W、平成7年2月初年度登録のエクシードⅠ(エアロルーフ)ですが、
初年度登録から12年超の現在、新車価格の1/4に相当する75万円が、車両保険の評価額
となっております。

全損扱いにするためには、修理総額が、この時価額を超えなくてはならず、修理の方向で作業を
進めてきたわけですが、最終的な、書類上の見積もり金額が約90万円に達したとの報告です。
※実際に修理に掛かった費用ではありません。書類上の数字です。

全損ということで、保険金の支払いをもって、保険会社との交渉は、これで一切終了となります。

修理工場へは、あとで実際に行って見て、詳しい状況を確認して、今後の車の扱いをどうするのか、
要確認となりますが、今回のケースに関しては、かなり特殊な事例で、一般的な、車両保険適用の
処理とは、やや異なる結果となりました。

経過報告でした。


タイトルRe: 海水浴したSG 保険会社の結審
記事No: 8096
投稿日: 2007/07/19(Thu) 14:04
投稿者: プーコin北海道

75万円が保険から出るんですか。
それが超えた分は自腹って事ですね。
なるべく中古部品で修理になるんでしょうか?

ここで疑問、1度全損扱いになって次に又車両保険を使う事って出来るでしょうか?


タイトルRe: 海水浴したSG 保険会社の結審
記事No: 8102
投稿日: 2007/07/20(Fri) 01:55
投稿者: kazuhiko
URLhttp://heartland.geocities.jp/kazuhiko0521/delica/delica.htm
プーコin北海道さん、こんばんは。

> 75万円が保険から出るんですか。
> それが超えた分は自腹って事ですね。

ですね。
詳しく言うと、車両保険の75万円(免責5万円)が全額支払われるのですが、免責ゼロ特約は、
車両間事故限定となっており、自損事故扱いなら、5万円は私の負担になるはずだったのですが…

どうやら、全額下りるようです。
車両保険の約欺を見る限りでは、思い当たるのは、事故扱いではなく、「高潮による水没」
→不慮の自然災害 という枠で処理したのか??

そして、プラスアルファ。車両保険の時価評価額の範囲内の修理ではなく、全損扱いになると、
諸費用特約を契約していない私の場合でも、一時金という枠から、車両保険の評価額の10%
相当額が支払われます。

つまり、75万円+7.5万円=82.5万円

保険会社から修理工場へは支払われず、全額、私の方へ振り込まれますから、修理工場への
支払いは、すべて私から直接支払うことになります。


> なるべく中古部品で修理になるんでしょうか?

たとえば、波で押されて凹んだスライドドアを、保険使うなら新品交換を希望したいところでしたが、
保険金を受け取って、自分で修理するのであれば、凹んだドアを残して、板金修理でもいいし、
我慢できるなら、大きな凹みを押し出しただけで、それ以上は直さなくても自由というわけです。

とはいえ、水没した部分に関しては、電気接点などの問題があり、新品パーツもそれなりの
点数が必要になりますね。

> ここで疑問、1度全損扱いになって次に又車両保険を使う事って出来るでしょうか?

問題は、ここなんです!!

通常は、車両保険で全損扱いになると、保険金が満額下りてくる代わりに、その車の所有権は
原則として、保険会社に所有権が移転することになります。
保険会社は、車両保険を全額支払う代わりに、壊れた車を引き取り、それを売るなりして、
少しでも資金回収するというのが、保険のルールみたいなものなのです。

そうなると、今乗っている車を失ってしまうか、或いは、保険会社から格安で、買い取ると
いうのでしょうか、いくらか支払って、所有権の移転をしないで済むようにしてもらうか。

で、今回の場合はかなり特殊なケースでして、全損扱いという結審が出る以前に、既に修理に
取り掛かっております。
そうなると、車は失う、修理代金は、保険会社からは支払われずに、自分で支払うことになる。
直しかけの車を手放して、修理代金を支払うのでは、私の立場は??

結果的に、今回は、修理工場の社長さんが、保険会社のアジャスターに掛け合ってくれて、特例と
して、今回に限り、所有権の移転は発生しないこととし、それに伴う私の負担も必要ないとのこと。
言い換えれば、壊れたSGを、保険会社がタダで私に譲ってくれたという格好になります。


SGは手放さなくてもよくなったので、任意保険は、このまま継続して掛けることが可能です。
面白いもので、保険会社というのは、契約を取る部門と、保険金を支払う部門がそれぞれ独立していて、
まるで別会社みたいな組織なので、全損で支払っておきながら、保険契約を継続することは、
可能なんですよね~


タイトル致命的な後遺症が発病し始めている
記事No: 8103
投稿日: 2007/07/20(Fri) 02:02
投稿者: kazuhiko
URLhttp://heartland.geocities.jp/kazuhiko0521/delica/delica.htm
せっかく修理しかけの車なので、修理を続行したいところですが、ここで致命的な後遺症が発病しているのを発見。

詳しくは後ほど報告しますが、このままオーダーした箇所を修理して、納車された場合、
恐らく、自走不可能に陥る致命的な故障です。

ある意味、保険修理の枠から開放されましたので、ラッキーだったかもしれません。
保険修理では、恐らく因果関係を認めずに修理できなかったであろう部分です。
それより何より、動かす前に発見できてよかったと思います。

梅雨時ということで、板金関係の修理が多忙で、私のSGは3週間近く、殆ど手つかずで動か
さなかったことから、海水に浸かった部分が、動かさないでいる間に、各所固着し始めていたのです。

動かないだけならまだしも、動いてしまって、走行中に戻らなくなると、命にかかわる部分の故障です。


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