こんばんは。kazuhikoです。出かける前だったので、書き尽くさずにまとめてしまいましたが、 もう少し追記します。
> > お勧めのキットや2インチUPのポイントを教えてもらえたらさいわいです。
> 各社、それなりに考えてキットを発売していると思いますが、思い当たる点、ほんの一部ですが…
・LSPV補正ブロック … リアブレーキの荷重変化に応じて、リアブレーキの効きすぎ (空荷時のブレーキロック)を抑制するためにつけられている、LSPV(ロード・センシング・ プロポーショニング・バルブ)は、荷重による車高の沈み具合を検知しておりますが、車高を上げると、 荷重が減って車体が上がったことと勘違いしてしまいます。 リアブレーキが甘くなるのを防ぐために、LSPVのスプリングを引っ張ったり、補正ブロックを 間に噛ませたりしますが、これをやらずに乗っていると、車検時にパスできなくて、あせった方も いたような… これも命にかかわる重要な部分ですが、必ずしも、市販のキットで施工する必要もなく、 皆さんDIYで工夫されているようで…
・スタビリンク補正ブロック … リアのスタビライザーと車体をつないでいる、リンク(スタビリンク)の、取り付け部分に噛ませるブロック。2インチ程度なら、これがなくても取り付いてはいるが、スタビの取り付け角度がやや曲がっている。 無理な力が加わるので、スタビリンクの寿命を短くしたり、乗り心地にも影響すると思われる。
・延長ブレーキホース … 車高を上げた分だけ、ブレーキホースの長さに、余裕がなくなってきます。 勿論、2インチ程度では、即破断するわけではありませんが、長めのステンメッシュのブレーキ ホースに交換される方もいるでしょう。 長さ的な問題もありますが、車高が上がることにより、ブレーキング時の沈みこみや、不安定な 状態から、少しでも気持ちよくブレーキが使えるように、投資される方もいるかと。 ローター・パッド・キャリパーのメンテも、車高UPに直接関係ないかもしれませんが、考えて おいた方がいいかもしれませんね。
・強化ドライブシャフトブーツ … フロントを、トーションバー絞込みで車高を上げたことにより、 ドライブシャフトに角度がきつくなります。4WD走行時に、ドライブシャフトの角度がきつくなるため、 ブーツの寿命が短くなります。対策品として、耐久性を向上させたブーツが存在知るらしい。 尚、車高に関係なく、古い車では、ブーツが折損してグリースが飛散したり、そのまま木がつかずに 乗り続けると、ドライブシャフト自体を壊してしまうことも珍しくないかも。 ブーツ交換される場合、タイロッドベローズ(ステアリングラックブーツ)も同時交換しておくと 工賃が節約できます。(どちらも同じような時期に寿命を迎えるため)
・タイヤ・ホイール・オーバーフェンダー … 車高を上げただけなら、不安定になること間違いなし。 高さを上げたことにより、不安定になった分、横幅も広げて、安定させようという考え方です。 3センチ程度のオーバーフェンダーが多く市販されていますが、それにあわせて、ホイールを 変更します。 せっかくホイールを買い換えるので、16インチに変更されて、タイヤも太くされる方が多いかな。
但し、あまり大きなタイヤを履かせると、2インチ上げても、干渉するかもしれません。
予算は、各人で色々でしょうけれど、予算的に余裕があるなら、じっくり検討して、必要なものには、 投資した方がいいかなと。 勿論、市販のキットを使わずに、自作や、代用できるものもあります。
ミッション・デフのメンテやケア … 車高を上げた分だけ、プロペラシャフトの角度がきつくなりますから、 デフのうなり音が発生したり、オイルのにじみが多くなるかも。 必要以上にデフオイルなど点検や交換をお勧めします。4以上のUPでは、ミッションなどを ダウンします。
などなど… 他にもありますか、しつこくなりますので、このくらいにしておきます。
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