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タイトルミツビシ車 全車種お断り
記事No: 7208
投稿日: 2007/04/10(Tue) 22:16
投稿者: MOTIMOTI
H9SG(D)のMOTIMOTIです。

バッテリーが寿命のようなので,取り外して地域最大のホームセンターに買いに行きました。
バッテリーのコーナーに何カ所も大きく「(赤字で)ミツビシ車 (黒字で)全車種お取り付けをお断りさせて戴いています」と張り紙がされていました。

寒冷地仕様なので,80D26Rを2ヶ買う必要があります。いずれも古河(ふるかわ)バッテリーで,9,800円・12,800円・19,800円の3タイプが置いてありました。9,800円のはメインテナスフリーで補水不可能,19,800円のはC-21電極採用の高性能タイプでした。2ヶですので,約2万円・2万6千円・4万円のいずれかの選択です。送料込み6,500円でネット販売しているので迷いましたが,結局2万6千円を出費しました。

レジを終えてレシートと共に古いバッテリーを持って行ったついでに「ミツビシ車 全車種お断り」の意味を担当者に伺ったところ,ミツビシ車はバッテリーを新品に交換するとコンピュータが新車と間違えてエンジンが不調になるものが多いのだそうです。電圧が上がるので,アイドリングの回転数が異常に上昇してしまうようです。整備工場に持っていっても調整にかなり時間がかかり,結局販売店にクレームがきてしまうのでミツビシ車のバッテリー取り付けはお断りなのだそうです。アイドリング調整は簡単にできると思いますが,たぶんアイドルアップした原因が判明するまでにあらゆる可能性が考えられるので,バッテリーを交換したことに起因するのを突き止めるのに整備工場でも苦心惨憺してしまうようです。

なお,わがSGはバッテリーを新品に交換したら一発(というより半発)始動で,絶好調になりました。このバッテリーで,またあと12~13万kmは走れそうです。


タイトルRe: ミツビシ車 全車種お断り
記事No: 7209
投稿日: 2007/04/11(Wed) 00:14
投稿者: kazuhiko
URLhttp://heartland.geocities.jp/kazuhiko0521/delica/delica.htm
こんばんは。平成7年SG(2800DT)に乗っています。

私の旧式ディーゼル車には、まったく無関係の話題ですが、ちょっとだけ、知りえた情報を
記しておきます。
以前、V6 3000の6G72搭載車での、バッテリー交換後の不具合について、BBSで
知るまでは、殆ど無関心だったのですが、最近の車事情は、少しだけ複雑なのでしょうね。

> バッテリーのコーナーに何カ所も大きく「(赤字で)ミツビシ車 (黒字で)全車種お取り付けをお断りさせて戴いています」と張り紙がされていました。

> 「ミツビシ車 全車種お断り」の意味を担当者に伺ったところ,ミツビシ車はバッテリーを新品に交換するとコンピュータが新車と間違えてエンジンが不調になるものが多いのだそうです。

最近では、ほとんどの車両(ガソリン車ではほぼすべてと、電子制御化されたディーゼル車など)に、
エンジンコントロールコンピューター(ECU)が採用されていますが、バッテリー交換時に
バックアップをとらなかった場合、それまでのエンジン調整データが消失し、初期の設定にリセットされるため、
交換後、エンジンスタートした際アイドリングが安定しないことがあります。

たいていの車種では、10~20分程度アイドリングを続けることにより、再度、学習機能が働き
元の調節状況が復元されるのですが、一部の車種では、この方法ではうまく元に戻らないことがあるようです。

三菱車では、ランサーエボリューションⅦ ではメジャーなトラブルのようですが、バッテリーの端子を
外すと、アイドリング状態を維持しなくなるというもので、ランサーに限らず、新型の三菱車は
同じ症状がでる可能性があります。


<対処方法>1

(1)通常の作業でバッテリーを取り付ける
(2)エンジンをかける(エンジンがかかるとすぐに停止します)
(3)アイドリングが持続するまでエンジンをかける作業を繰り返す(10~15分程度)
(4)アイドリングを始めたら、約10分そのままアイドリングを継続
(5)最後に一度エンジンを切り、再度エンジン始動を確認する

<対処方法>2

バックアップ電源を使用して、メモリーを保持するようにして、バッテリーを交換する。

画像BBSの投稿で、一部触れております
https://com.sgd4.com/pbbs/joyfulyy.cgi?getno=1338;copnum=all#getno1338


その他、三菱車で、バッテリー交換時のトラブル事例

●三菱マルチコミュニケーションシステム(MMCS)付き車両

燃料消費を計算し、残燃料での航続可能距離を表示する機能がありますが、バッテリーを交換した際には、
この表示がリセットされ異常値を示します。


まあ、この手のトラブルは、Tや、H社でもあるんですけどね。
例えば、トヨタのアイドルストップシステムでは、バッテリー交換後はクラッチ初期学習が必要です。

某S社の車でも、バッテリー端子を外した後にアイドリングが不安定になり、1週間くらいぐずっておりました。


タイトルバッテリー寿命の前兆
記事No: 7230
投稿日: 2007/04/12(Thu) 21:32
投稿者: MOTIMOTI
H9SG(D)のMOTIMOTIです。いつもながらkazuhikoさんのレスには感服…です。

さて,今になって気がついたのですが,バッテリーが寿命を迎える前兆として,リモコンキーの反応が悪くなってきたことがあげられます。反応が悪いので送信側のボタン電池が弱ってきたかと思い,電池交換して使っていました。でも結局,受信側の待機電力(電圧)が低下してきたのが原因だったようです。

まあ考えてみれば,いつ電波が送られてきても反応できるような状態になっているわけですから,バッテリーが弱っているのに2日も板金塗装でエンジン始動しないと,さらに電圧低下を招いてセルを回せなくなってしまったわけです。

エンジンがかからない場合,バッテリー・グロープラグ・リレー・ダイナモ・燃料ポンプ・接触不良など様々な原因が考えられるので,とにかく戸惑ってしまいますよネ。


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