タイトル | : Re: 始動不良 |
記事No | : 5629 |
投稿日 | : 2006/11/23(Thu) 00:25 |
投稿者 | : kazuhiko |
こんばんは。平成7年SG(2800DT)に乗っています。
> 私の車も始動不良の症状が出てきました。 > > 単純にグローかとも思って、そのうちに交換も考えていたのですが、 > 今朝も掛が悪くて、10秒程度のクランキングを数回やっているうちに > セルの勢いが無くなって止まりそうになってしまいました。 > その後、掛りはしたんですが。 > > そこで思ったのですが、この程度でセルの勢いが無くなるのは、 > バッテリーも寿命でグローの発熱が充分で無いってこともあるんでしょうか?
ご質問には、始動不良となる外気温や、バッテリー交換の履歴が書かれておりませんので、 どのような使用環境であるのかがわかりませんし、始動不良には幾つかの原因がありますが、 とりあえず、バッテリーについて。 元気なバッテリーなら、インターバル(一定時間休ませて使用し、連続負荷を掛けないようにする) をある程度間隔あけて、セルをクランキングすれば、10秒程度のクランキングを、30回以上 繰り返したことがあります。(115D31R、2500DTのSWにて 12月の午後)
私自身、色々なトラブルに見舞われていますが、残念ながら、グロー交換が必要になった 経験がありません。きちんとプリグローをかけた後にクランキングを開始すれば、寿命が 短くなることはないと思っています。
始動不良で、グローを疑う人が多いのですが、よほど寒冷時でない限りは、予熱を掛けなくても、 実はエンジンは掛かるのです。(雪の降る北海道でもエンジン始動可能です)
SGの4M40では、燃料噴射ポンプのトラブルが非常に多いです。 エンジン始動不良時に、エアーを噛んでいないか? 点検してみると、すぐにわかります。 燃料フィルターの頭についている、エアー抜きポンプを押すだけです。プラグを緩める必要はありません。 ただ、手動でポンプを押して、数回~10数回で、押している抵抗が変化したら、内部に エアーを噛んでいた証拠です。
※燃料フィルターのシール不良でも起こります。
予熱を疑う前に、燃料が来ているかどうか? を疑ったほうがいいと思います。
参考までに、初期的な点検項目としては、こんな感じでしょうか。
(1)燃料系統…燃料が来ない ・燃料ラインの詰まり ・燃料ラインにエアーを噛んでいる ・燃料フィルターの詰まり ・燃料に水が溜まっている ・燃料噴射ポンプの不良
(2)グロー関係…予熱が掛からない(電気が通電しない) ・グロープラグ ・グロープラグのコネクションプレートの接触不良 ・グロー配線の劣化や断線・接触不良 ・グローリレーの作動不良 ・水温センサーの不良
(3)その他 ・低温進角装置の作動は?
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