タイトル | : リコール隠しの疑い?厳重注意 |
記事No | : 15742 |
投稿日 | : 2012/12/20(Thu) 05:35 |
投稿者 | : 内田 |
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(以下はD5-BBSに投稿したものと同じ内容です。)
再びリコール隠しの疑い? 三菱自動車が国土交通省より厳重注意を受けたようです。 今後の自動車販売に影響しそうですね。
リコールになったのは 「ミニカ」「トッポBJ」「タウンボックス」「ミニキャブ」「eK-WAGON」「eK-SPORT」 「eK-CLASSY」「eK-ACTIVE」の8車種と、日産ブランドで販売する「オッティ」「クリ ッパー」の2車種。
リコール対象車は計約176万台で国内過去最多。 リコールに伴う費用は約75億円を見込む。
以下は昨日のニュース記事よりピックアップ
国土交通省は19日、エンジンオイル漏れの不具合による軽自動車のリコールに絡み、 対応が消極的であったとして、三菱自動車に、口頭で厳重注意したと発表した。 国交省は近く、道路運送車両法に基づいて、同社への立ち入り検査を実施する。
リコールをめぐって、国交省が自動車会社への口頭での厳重注意は極めて異例。 三菱自動車を巡っては、過去にクレームや欠陥の組織的な隠蔽が発覚しており、改めて 同社の姿勢が問われそうだ。
三菱自動車は19日、エンジンからオイルが漏れる恐れがあるとして、「トッポBJ」 など軽自動車8車種計121万6466台(1996年1月~2004年10月製造)のリコールを国交省 に届け出た。
厳重注意の対象は、同日届け出たものを含め、10年11月以降に行った4回のリコール。 総数は約176万台で、同一箇所の不具合の届け出としては国内過去最多。
4回のリコールの対象不具合は、オイルシールと呼ばれるゴム製のエンジン部品が抜け 出て、エンジンオイルが外に漏れ出るというもの。 そのまま走行を続けるとエンジン内部が焼き付いて走行不能になる恐れがある。 部品の加工精度のばらつきなどが原因とみられる。
国交省によると、三菱自は05年2月にこの不具合を把握。エンストの報告も17件あっ た。 (17件のうち3件は高速道路上)
市場から不具合情報を入手した国交省は07年に不具合への対応を早期に判断するよう促し たが、同社は08年に「安全上問題はない」「(不具合は)収束状態にある」などとしてリ コールを見送った。 国交省は専門機関で独自に不具合を検証したうえで、09年10月と同年12月に改めてリコ ール対応をするよう指摘。同社は10年7月にリコールでなく自社対応扱いの「サービスキ ャンペーン」で対応する提案をしたが、同省は認めず、同年11月になって初めて1回目の リコールを届け出た。
その後、対象車両の範囲に関する問題点が同社従業員の内部通報で発覚。 再びリコールした後もこの従業員がさらに問題を指摘し、リコールが繰り返されるなど、 同社の対応が後手に回った。
同省は厳重注意の理由として「リコールを実施する際に消極的な対応を続け、事実と異 なる不適切な説明をしていた」と指摘している。
参照元 日本経済新聞・毎日新聞・共同通信
原因はクランクシャフトのオイルシール抜けのようです。 http://www.mitsubishi-motors.com/publish/pressrelease_jp/corporate/2012/news/detailcc19.html
国土交通省 http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001216.html
(追記)写真は21日放送NHKニュースより http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121221/k10014348961000.html |
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