タイトル | : Re: オイルパンドレンボルトの締め付けトルク |
記事No | : 15143 |
投稿日 | : 2012/02/03(Fri) 12:17 |
投稿者 | : kazuhiko |
> 先月D5が納車されたのですが、サービスマニュアルをまだ入手していません。 > 今まで乗っていた車は自分でオイル交換やタイミングベルト交換、ショックアブソーバー交換などしてDIYを楽しんでいました。 > そこでD5もDIYでオイル交換をやってメカニックライフを楽しもうと思っています。 > どなたかドレンボルトの指定締め付けトルクをご存知の方はいらっしゃいますか? > ちなみにサービスマニュアルを格安で入手できるサイトも教えていただければ幸いです。
こちらの掲示板は、スペースギアを中心とした話題が中心の掲示板です。
D:5の掲示板は、下記になります。同じ車種に乗る方との、情報交換が有効かと。 http://www.d5bbs.net/main/
とはいえ、あちらの掲示板で、返答がもらえるかどうかは、わかりませんので…
スペースギアの整備解説書には、D:5と同じエンジンは掲載されておりませんが、 同じ三菱車ですので、基本は同じだと思います。 ガソリンエンジン、ディーゼルエンジンともに、 T=39、もしくは40、(単位はNm:ニュートンメートル)となっていますので、 従来のkgfmでいうと、4.0キロ相当。
支点から作用点まで、1mの棒の先に、4キロの錘を吊るしたのと同じ力、 といっても、わかりづらいでしょうけど、それ程大きな力は必要ありません。
但し、メーカーの指示値は、あくまで、新品のボルト、新品のパッキン使用時の場合。 当然ながら、新品のオイルパン。 何が言いたいかというと、ねじ山に損傷があったり、古いパッキンを再利用した場合、 その限りではないよ、と。トルクレンチで締めても、漏れる可能性はある、と。
かつて、某社のディーラーでオイル交換をお願いして、後日、ドレンプラグ脱落で、 エンジン積み替えになった経験があります。 その時、行きつけの修理工場の社長から聞かされたのは、あるディーラーの新人教育で、 トルクレンチの使用を義務付けたところ、締め付け不足でオイル漏れの事象が多発した ということでした。 つまり、何度もオイル交換を繰り返しているうちに、ねじ山に異物を噛んだり、 締めすぎでねじ山を損傷していたりと、実際に世間を走っている車は、実情は様々。 それを、メーカーの組み立て時の規定トルクで管理したとしても、実情にはそぐわない。
また、ディーラーでも、オイルパッキンを再使用するケースも、実は多いのですが、 (律儀に毎回新品のパッキンに交換しているほうが珍しいとも、聞かされました) 三菱のパッキンは、一度締めこむと潰れるタイプのパッキンで、再使用は、想定外です。 締めこんだ際に、ある程度潰れて、密着性が増しますので、新品のパッキンで、 力いっぱい締め付ける必要性はありません。
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