タイトル | : 三菱自動車のミニバンは全てデリカ名称に |
記事No | : 14487 |
投稿日 | : 2011/02/26(Sat) 12:00 |
投稿者 | : MORIMORI |
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http://www.d5bbs.net/d5ns/log/eid46.html に書いた記事ですが、ご覧になってない方もいらっしゃると思いますのでここにも同文を掲載します。 (長文です・上記URLには参照元URLも記載しておりますがここでは割愛します。)
三菱自動車のミニバンは全てデリカ名称に BBSのデリカD2のチェーン「スズキから小型車のOEM供給」を見ていたので、特別驚きもしま せんでしたが、今朝の地元新聞の紙面下部に広告が・・・「デリカの新型」 三菱の1BOXデリカに新型デビュー!
スズキソリオのエンブレムをDELICA D:2 に変えただけで「ソリオ(それを)デリカと呼ぶかぁ」 とは・・・言いませんでしたが(笑)、新型デリカを目の当たりにすると、久々ここへ一言書きたく なりました。
今までデリカD:の後の数字はデリカの歴代の意味だった。
現在のデリカ、つまり「デリカD:5」のネーミングは、2006年10月30日、三菱自動車工業の当時の プレス発表記事を一部引用すると、“新型ミニバンの車名「デリカD:5(ディーファイブ)」の D:5(ディーファイブ)"とは、1968年に初代を発売したワンボックス車の先駆けである「デリカ」 の5代目を意味する。”と書いてあり、また、三菱自動車工業Webサイト内の「DELICA D:5 SPECIAL CONTENTS」そこには デリカ1代目(デリカトラック)、デリカ2代目,3代目(デリカスターワゴン) 、デリカ4代目(デリカスペースギア)と続く系譜の説明がある。 それらが、それぞれD:1~D:4である事は、誰でも想像しますし、おそらくデリカ好きの方ならD4と 言えばスペースギアと認識しているのではないかと思います。 それらは当然、三菱自動車社内でも認識していたでしょう。
それなのに、何故、スズキ自動車OEMのソリオをデリカD:2にしてしまったのでしょう。 おそらく歴代デリカの開発や製造に関わった方は、デリカというブランドに強い思い入れ等あり、かな り反対したのではないでしょうか? 当然、デリカにお乗りの方や、過去に乗った方、ファンの方で失望した方も多い事でしょう。
ここで 誤解があるといけないので、おことわりしてきます。 決して「ソリオが悪い」という事ではありません。 デリカという、ネーミングのことを書いております。
ミニバンシリーズは軽自動車含めデリカへ変更
インターネット検索して見つけた記事ですが Car Watch ミニバンシリーズはデリカのネーミングで統一 の記事によると “「デリカD:5」をデリカシリーズの頂点とし、デリカD:2はエントリーモデルの位置づけになると言う。 フルサイズミニバン以外のモデルに「デリカ」のネーミングを与えることに、社内でも議論が交わされた そうだが、今後、同社のミニバンシリーズはデリカのネーミングで統一されることが決定した。 なお、D:2の「2」は同社のモデルを5段階でサイズ/排気量で区切った際、軽自動車の次に大きいという ことを意味する。 デリカD:5の「5」はこれまで5代目を表してきたが、5段階でもっとも大きいモデルという意味も込められた。 今後発売される軽自動車の1BOXモデルに、「デリカD:1」というネーミングが与えられることも可能性と してありそうだ。 ” とあります。 これまでの5の五代目としての意味合いの“5”は、最も大きいモデルという意味での5になるようです。 つまり、D:5はミニバンの一番大きい車種という意味合いに変わるらしい。
一方 もう一つの記事
三菱 デリカD:2 新車発表会速報 【オートックワン】 では “このD:2というなんとも違和感を覚えるネーミング。理由を聞いてみると、三菱自動車では同社エント リーの軽クラスを「1」、ハイエンドクラスを「5」と表しており、その意味から、下から2番目のコンパ クトクラスは「2」とし、ミニバンを意味する「D」と掛け合わせたネーミング「D:2」にしたと説明する。 ちなみに「3」はセダンカテゴリー、「4」はSUVカテゴリーを意味する。” とあります。 D:1、D:2、D:5はわかりますが、D:3(ミニバンセダン)とかD:4(ミニバンSUV)は当 方も想像付きませんでした。
長い歴史のある“デリカ”がここへ来て、軽から普通車までの三菱自動車のミニバン代名詞となってしま った事を非常に残念に思います。 |
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