タイトル | : グロー配線の張替え |
記事No | : 13460 |
投稿日 | : 2010/05/07(Fri) 11:57 |
投稿者 | : kazuhiko |
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こんにちは。平成7年SG(2800DT)に乗っています。
3年前の秋に手に入れた2号車(拾萬円号)ですが、エンジンの始動性というか、 始動直後の安定性が凄く悪かったんです。
疑わしい定番の、グロープラグですが、テスターで抵抗を計測しましたところ、 平均1.5オームと、やや高めの数値は出ますが、4本ともプラグの断線は していないようなのですが…
プリグローを少し長めに続けて、リレーが切れて、カコンという音がしてから セルを回せば、気持ちよく一発始動できたんですが、プリグローの時間が短いと、 セルを回してもクランキングの回数が多くて。
バッテリーは、元気です。停止時に13.5Vあります。
通電させる時間の違いで、始動性が変化するということは、グローリレーにも 通電しているようですし… 一応、前オーナーのときに、グローリレーからの配線は、対策してあるように 見えるのですが、何処の業者が施工したのか不明ですが、どうも怪しい??
始動直後も、白煙をボッボッと吐きますので、30秒くらいのアフターアイドリングは 必要な状態でしたが、冬ならまだしも、春を通り過ぎて、初夏のこの気温で??
今回施工をお願いしたのは、信州の電気屋さんこと、デリカ寒冷地さん。電気の達人。
電気が苦手なkazuhikoは、デリカ寒冷地さんには毎度毎度お世話になっていまして…
なんたって、初めて会ったその日に、私が放った第一声は、 「エアコン壊れた~ 甲府盆地は40℃の灼熱地獄だったよ~~」 (前の週は調子良かったのに、その日、突然壊れて効かなく…) ってな感じで、
翌日には、飛騨高山から、信州松本への道中、平湯トンネルを通過中に、 「エンジン止まるかも!!」「2速に落ちない!!」 「エンブレ効かない!! 突っ込む~ 車間距離あけて~~」 と、 無線で叫んでいました。(そんな車で158号を標高差1300m下ってきました)
まったく、デリカ寒冷地さんに、これほど大迷惑をお掛けしているのは、 kazuhikoくらいではないかと。
今まで、土砂降りの中、合羽を着て電気配線の張替えをしてくれたり(埼玉編)、 冬の群馬で、電気配線の追加(群馬編) それ以外にも、昨年は5月から10月まで、 何度エアコン整備をお願いしたのでしょうか? (何度壊したの?? って言われそうです)
今回も、連休中に、静岡まで出張整備に来てくれた次第です。 埼玉編、群馬編に続いて、静岡編となる第3弾は、前述の不具合を解消すべく、 グロー配線の張替えです。
前オーナー時代に、対策済みと思われた配線が、実は純正の配線よりも細くて、 しかも無駄に長い! 何度も折り返してあるので、無駄に抵抗を増しているような…
今回、デリカ寒冷地さんに張替えていただきましたところ、エンジンの始動性が、 非常に良好に!
プリグローを、リレーが切れるまで待たなくても、セル一発! プリグローの時間が短くても、始動できますし、始動直後の白煙も吐きません。
燃料噴射ポンプの不具合でもなく、グロープラグが切れているわけでもないのに、 始動性に持病的な悩みを抱えていたのが、見事に解消しました。
尚、今回施工していただいたのは、純正の5.5sqよりも太い8sqの無酸素銅線 ですので、通電性はより向上しております。
第1弾、第2弾とも、同様に8sqの無酸素銅線を使って、古い純正配線の撤去& 張替えを施工していただいておりますが、ATの変速タイミングを制御している LPSへの影響もあり、施工後は変速タイミングが低速側にシフトして、かなり 低回転で粘るような、そんな仕様です。(町乗りなら2000回転まで回さず巡航) |
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