タイトル | : Re: オルタネター交換 |
記事No | : 12024 |
投稿日 | : 2009/05/29(Fri) 16:59 |
投稿者 | : kazuhiko |
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こんばんは。平成7年SG(2800DT)に乗っています。
ここでの質問は初めてでしょうか? 大変恐縮ではありますが、できましたら、お車の自己紹介などをお願いできないでしょうか? デリカといっても、車種も、搭載されるエンジンも複数ありまして、年式やグレードだけでは わからない、特異な情報もありますので、分かる範囲で結構ですから、愛車のプロフィールは、 書いて欲しいと思います。
それと、もうひとつお願いがあります。単語を省略すると、意味が通じる場合もあるのですが、 意味が通じない場合もあります。 友達同士の馴れ馴れしい会話と違い、不特定多数の方が見る掲示板ですので、多少のエチケットやマナーは お互いが気持ちよくコミニケーションしていく上で、必要かと思います。
> オルタネターを交換したいのですが、ギアの場合、上から交換できますか? > 下からですか?ギアのははじめてなので、交換された方おられましたら注意点も > 含めて教えてください。
ギア? スペースギアのことですね? エンジン、年式等の情報がわかりませんので、私が乗っている、前期型2800DT(機械制御)に ついてお答えします。
上からの作業となります。 注意点としては、バッテリーのマイナス端子は、必ず外してから本作業に入ってください。 プラス線が生きている状態で、工具などがボディーと接触すると、大変危険です。 作業要領ですが、前期型2800DTに関して言うと、エアクリーナーボックスをすべて 撤去してから作業することで、比較的容易に手が入るようになります。
画像は、前期型2800DY(機械制御式4M40)のオルタネーターと、撤去後のエンジンルーム。
> 現在のものは、10万キロ程で警告ランプが付きましたが、それからもスペアのバッテリーをつんで1年くらいは走行しています、ぼちぼち交換しようかと思いまして、テスターで図ったら12.8Vくらいでした、出来れば20万キロは目指したいです
この情報から察するに、オルタネーターの不良とは断定できません。 むしろ、バッテリーが弱ってきているという、一般的な判断が妥当な気がします。
正常なバッテリーは、エンジン停止時で、13.5V程度。弱ってくると、13V以下に 落ちますが、おおむね12.5V程度までは、エンジンを始動することができます。 尚、エンジンをかけている状態では、オルタネーターが発電していますから、バッテリーの 端子間電圧が、14V以上を示すのが正常です。 ※エンジン始動直後は、セルモーターを回すために大電流を消費しますし、ディーゼルでは グロー系統に通電して、正常な電圧測定ができません。プリグローが終わる、始動後3分経過後 を目安に測定します。
警告灯が点灯したとありますが、どのような状況下で、どのように点灯しているのでしょうか? ●ブラシ磨耗により発電できなくなった場合は、その後発電しませんので、バッテリー警告が 消灯することはないでしょう。始動不能に陥ります。 ●バッテリー警告灯のほか、その他2つの警告灯(エンジンや、ミッションの種類により 組みあわせが異なるので、省略)3つの警告灯が同時に点灯、或いは時々点滅するようにうっすらと 点灯を繰り返す場合など、ICレギュレーター不良により、発電量が低下している場合があります。 この場合、徐々にバッテリーが弱り、1年間も乗り続けることは困難でしょう。 ●ダイオード不良で、発電しているに関わらず、バッテリーが弱る場合もありますが、この場合、 警告灯でシグナルを示すことはありませんので、バッテリーが自然と弱ります。
その他の要因として、バッテリー端子の緩みや、接触不良により、通電が悪くなって、 発電しているにもかかわらず、バッテリーが弱るケース、
その他、バッテリーの寿命。通常、2~3年程度で、バッテリーは寿命を迎えますが、 高性能な(補償付の)バッテリーでは、弱るのは早いのに、弱ってからも、完全に死んでしまわない 生殺しのような状態が長期にわたって続くケースもあり、補償を求めるほど弱りもせず、 快調ではない不健康な期間が持続する場合もあります。 |
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