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こんにちは。平成7年SG(2800DT)に乗っています。
> デリカスペースギアのエンジン左側からの異音の後(擦れる様な音)がしばらく続き、黒煙とゴムの焼ける音の後、異音はしなくなりました。ボンネットを開けてヨクヨク見たら、左のほうのベルト?が切れていたよう痕跡。何のベルトでどんな弊害が?修理費用はどれ位でしょうか。どちら様か教えてください。
左側というと、ボンネットを開けて、エンジンに向かって左側(運転席側)ではなく、 車体の左側、つまり助手席側ということで宜しいでしょうか?
SGのエンジンには、ガソリン・ディーゼルそれぞれ2種類ずつ、計4種類のエンジンが 搭載されていますので、どのエンジンの車両に乗っているのかは存じませんが、デリカといえば、 ディーゼルの4WD車が圧倒的に多いので、2800DTの4M40を想定してコメントしますね。
2800DT(4M40)の場合は、H9年のビッグマイナーチェンジで、機械制御式から、 電子制御式へ大幅な仕様変更がされ、一部補器類のレイアウトも変更になってはいますが、 基本構造は同じです。ともに、Vベルトの関係は、オルタネーター(発電機)につながっている Vベルト(2本掛け)と、エアコンのコンプレッサーに掛かっているVベルトの2種類のみ。
エンジンの助手席側についているのは、エアコンのコンプレッサーを回しているVベルトです。 SGのエアコンのコンプレッサーは、10年を越えた車両では、ほぼ全滅に近いのですが、 今回のケースでは、コンプレッサーの生死に関しては、現状を見ていないため、なんともいえません。
ここで言えることは、 ・異音は、ベルトの摺れるような音であり、ベアリング等からの異音ではなかったと仮定する ・ゴムが焼け焦げる異臭の後、消えたということは、ゴムベルトが擦り切れたと考える
Vベルトの交換だけなら、高いものではありません。ベルト本体の部品代は、1000円前後。 それに工賃が加算されますが、単なるベルト交換だけなら、3000円~6000円程度の 工賃で済みます。 但し、ベルトは擦り切れて破断しているようですので、場合によっては、もっと手が掛かります。 というのは、切れたベルトが、どこか他の部位に巻きついていた場合、撤去に困難なケースも あるからです。 運良く、切れたベルトが下に落ちてしまい、撤去完了の状態であることが、一番望ましいのですが、 こればかりは、現車を確認しないとわかりません。
年末年始、ディーラーも整備工場もお休みで、ガソリンスタンドでも、ピット作業はお断り されるかもしれません。 Vベルトだけなら、メーカー純正品でなくても、社外の対応するものが出回っていますが、 年末年始の営業日については、??です。 |