タイトル | : Re: キノコ型エアークリーナー |
投稿日 | : 2007/09/02(Sun) 16:45 |
投稿者 | : kazuhiko |
URL | : http://heartland.geocities.jp/kazuhiko0521/delica/delica.htm |
こんにちは。平成7年SG(2800DT)に乗っていました。
> 当方、前期SG、2800D/Tに乗っております。
> 何故変えようと思ったのかと言いますとレスポンスUPもそうですが
> あの「シュー」と言う音が好きな為です。
特に、むき出しタイプのエアクリに替えなくても、低抵抗タイプのエアクリなら、それなりの
吸気音は発生しますので、きれいなエアクリに交換してしばらくの間は、運転していて、シュー
(シュゴッゴッゴ~~)という、アクセルの踏み加減に呼応したレスポンスの良い音が響きます。
とはいえ、純正のエアクリボックスを使用するタイプだと、近所迷惑なほどの音量はありませんし、
何よりも、交換後数千キロで、音が小さくなっていきます。
詳しく言えば、音量の低下とともに、吸気効率が低下してくるので、レスポンスが悪化(マイルド化)
していきます。
純正タイプのエアクリでも同様のことですが、ディーゼル車の場合は、短い使用期間で、
かなり真っ黒になります。メーカー指定距離はおろか、1万キロも使うことなど、
私には考えられないくらいです。
※ご使用の地域の事情により、空気の汚れ具合が違いますし、
渋滞路やトラックの排ガスの影響を受けるとか、未舗装路の走行度合いにも
影響を受けますから、あくまでも私の使用環境での場合です。
むき出しタイプの場合、交換した最初は効果があるかもしれませんが、エンジンルーム内の
熱い空気をもろに吸い込むこと、SGのボンネットは狭く、熱効率の点では不利なこと、
ディーゼルエンジンのブローバイガスの影響で、あっという間に真っ黒になってしまうことを
考えると、常に新品の予備を持っているくらいの気遣いは必要だと思います。
むき出しのタイプにしても、メンテが悪ければ、ノーマル仕様でこまめなメンテをした車両と
比較して、優位性は逆転してしまうかもしれませんよ。
それと、単純に吸気抵抗を低減しただけのフィルターメッシュだと集塵性ではノーマルに劣り
ますから、そのあたりの性能をよく考えないと、エンジンにダメージを与えます。
(低抵抗で、尚且つ高集塵タイプのフィルターがお勧めですが、むき出し型にあるのか?)
一般的には、むき出しタイプのエアクリに交換した場合、不調に陥る車両がありますが、その
殆どの原因は、電子制御化された燃料噴射システムを持つ最近の車両の場合。
メーカー設計時の空気の流量を超える流量に至る場合があり、ごく稀に、エアフロセンサーの
不具合が発生します。某S車のツインターボエンジンと、某H社製エアフロとの組み合わせでは、
社外のスポーツタイプのエアフロを使うと、必ず故障するといわれました。
まあ、SGの前期型4M40は、機械制御式の燃料噴射システムのため、エアフロなんかついて
いませんから、吸気効率が変わったからといって、壊れることはないでしょう。