タイトル | : Re: 燃料ポンプ |
投稿日 | : 2008/12/29(Mon) 18:41 |
投稿者 | : kazuhiko(拾萬円デリカ) |
URL | : http://http://heartland.geocities.jp/kazuhiko0521/delica/delica.htm |
こんばんは。平成7年SG(2800DT)に乗っています。
> いずれ修理に出すんですが、応急処置として今の症状を軽減させる方法等ありますでしょうか?ちなみに購入11年目、走行距離10万弱です。
あくまで、応急的な、急場しのぎの予防対策です。
(1)始動困難
朝一番のエンジンの掛かりが悪いのは、グロー(余熱)の不良。
エンジンが冷えているときには、自然着火方式のディーゼルには辛いところで、電気的に
瞬時に昇温するヒーターがついているのですが、この装置をグローと呼んでいます。
キーをイグニッションON後、メーターパネル内に電熱線に似たマークが現れ、1~2秒程度で
消えると思います。この表示灯が出ている間は、プリグローといって、大電流が流れていますので、
消灯後に、キーを回してやると、始動性は改善します。
但し、グロープラグが断線していると、余熱できませんので、意味がありません。
4本すべてではなく、1本断線しているだけでも、始動性は悪化しますが、グロー不良による
不具合の場合は、エンジン始動直後に、未燃焼の生ガスが排出され、白い煙幕を吐きます。
(2)エンスト
グローとは別に、燃料噴射ポンプのトラブルでエンストする場合もあります。
燃料ラインにエアーを噛んで、そのため、燃料が供給不足に陥り、エンジンが停止してしまう
症状ですが、不思議と、エンジンが温まっているときには、この症状は再発しないことが多く、
走り出す前に、充分に暖気をしてやることが、エンスト防止の決め手です。
エンジンをかけた直後から、燃料の供給不足は起こっているのですが、燃料の配管内にも
燃料が残っているので、アイドリングして1~2分程度は、エンジンが回っているようです。
ですから、エンジンをかけた直後に、暖機運転することなく、いきなり走り出すと、3分以内に
路上でエンストしてしまうという傾向が顕著に見受けられます。
だから、エンジン始動後、3分間はアイドリング状態で暖機運転をして、助手席の前方から、
カコンという、グローリレーが切れる音が聞こえてから、走り出すと、比較的ノートラブルで
走ることができます。
但し、これは、騙し騙し乗るに過ぎないわけですから、いずれは修理しなければなりませんね。