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タイトル工具について
投稿日: 2005/07/11(Mon) 15:01
投稿者: kazuhiko

工具について Kazさん、こんにちは。


> 私は社外品の調整式ラテラルロッドの
> 添付画像部分の事だと思ったのですが、いかがでしょうか?

ご説明有難うございます。なるほど、よくわかりました。

> ここの部分には通常ワッシャー類は何も使われていません。
> サイズがでかすぎるため手に入れるのも困難かと・・・

アジャスティングナットには、確かに、ワッシャーなどは噛ましませんよね。
ターンバックルの両サイドをナットで締め付けている状態で、所謂ダブルナットの状態ですから、正規に締め付ければ、本来は簡単には緩まない部分かもしれません。
>
> 確かに固定側のナットだけ締めつけると
> 左右の車体取り付け部のゴムブッシュごとひねられるので
> いまひとつ締め付け切れない感じがしますね。

締め付ける側と、締め付けられる側の、双方に工具を使用するべきです。確実に締め付けるのであれば、長さを調整したあとに、車両から取り外して、安全な場所で締めつける方が力が入りますが、車両取り付け部分の角度なども変わってしまうと厄介ですから、やはり、車両に取り付けた状態で締めるしかないかもしれませんね。

> どでかいモンキーなど、道具を2つ用意するのが困難ですが
> 真ん中の調整部品と固定部品を両方おさえて締めこんだ方が
> しっかりと締まると思います。

ナットのサイズにもよりますが、一般に使われている300ミリクラスのモンキー(画像中段)だと、開口部は30数ミリあります。このサイズまでは、最近はかなり格安で市販されています。仕事柄、モンキーなどは紛失や破損に備えて10丁以上持っていますが、ハンマーの代わりに殴ったりすれば別ですが、中国製と思われる格安品でも、鉄パイプ延長などで強力なトルクを与えても、今まで破損したことはないですね。(鍛造が甘いのでハンマーで叩きつけると部材が柔らかく傷つきやすい) 道具は一生物ですから、もうひとつあるとよいかも。


もうひとつ、使いやすい工具としては、水道工事などに使う「パイプレンチ」(画像一番下) モンキーよりも、同クラスのさいずでも、開口部が広いこと、モンキーなどのオープンエンド工具よりもしっかりと咥えてくれるので、大きな機械作業では、役に立ちます。300ミリクラスでは、40数ミリまで口が広がります。
丸棒などの角のないものでも回すことができるので、ボルトの頭をなめてしまったときとか、錆び付いて固着している場合など、いざというときに出番の多い工具です。

いずれの工具も、トーインなどの足回り整備でも重宝しますので、どちらか1丁は、是非お勧めです。

工具選びの際は、ノギス(一番上)でナットの寸法を測った上で、少しサイズ的に余裕のある工具を選ぶと、応用範囲が広がります。


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