現在前期型４M４０噴射ポンプの修理に出していて、アンケートを報告させていただいた者です。この問題は思いのほか根が深いのではないか、との問題提起を致します。タイトルにあります通り、皆さんの声やクレーム情報で、メーカーはこの状況を十分承知の筈です。現在も他の車種も含めて今更というリコールがどんどん出てきておりますから、このエンジンのリコールの届け出を出すことぐらいはそれほど大変な作業ではないし、今更面子がどうというものでもない筈です。そこで、あまり取りざたされない重要な事例をご紹介致します。検索等で「防衛庁・防衛施設庁 行政文書ファイル管理簿検索」より「７３式小型トラック」をご覧ください。前期型４M４０エンジンの中身がパジェロの車両が、ジープに取って代わって制式採用されているのですが、採用年度を変更せず「手続きの簡略化」という裏技で大量に納入されている国防色の「アレ」の修理経過等の書類状況がどこに保管されているかが公開されております。番号「２８」・「２９」・「３７」に興味深い標題があります。私達の税金で何が買われ、どう使われているかを知るのは当然の権利です。よくご覧になってください。ここでは内容は閲覧できませんが、税金によって通常と違う経緯で制式採用されている品物に「リコール」を届けるわけにはいかない事情が、もしかしたら根の深い部分に隠されているかもしれないのです。詳しく調べることはできると思いますが、極めてリスキーでもあります。ディーラーの困惑したバラバラな対応、私達の悲痛の叫び、メーカー（トップ陣営）は全て承知の上での態度と、私は考えておりますが為す術なしです。