タイトル | : ショック |
記事No | : 6518 |
投稿日 | : 2004/10/20(Wed) 00:41 |
投稿者 | : いちびりぃ~ |
現在フロントショックの入れ替えを検討しています。 いまさらながらビルってどうなんや?と調べてましたら あまりにも当然ながらこちらにたどり着いてしまいました。
で、ちょっと気になることが。 ショック交換のところで 「ビルシュタインとElfordの全長比較です。1inch程Elfordの方が長く作られてます。2inchUP程度を視野に入れた設計なのでしょうね」 とありますが、ちょっと違います。
今回伸び側のショック長が問題になりますが ショックは上側は車体にボルト留めされたマウントブラケットに 下側はロアアームに留められます。 ロアアームの伸び側を規制するのはアッパーアーム下にあたるバンプストッパーです。 ですからブロックやアップスペーサーを入れる、 もしくはバンプストッパーを薄型に替えるということなしに トーション絞りのみで車高を上げる場合、ショックの長さを変える必要はありません。 足が一番伸びた状態に変化はないということです。 通常2インチ程度ならトーション絞りで上げますから、純正ショックと同じ長さで事足ります。
ご理解いただけたでしょうか? となると、一番下のほうにあるビルのループがちぎれているの これも微妙に違ってきます。 フロントのトーション絞りのみでの上げ幅は2インチが限界というのは 乗り心地を含めて考えた場合、多分そうだと思います。 この車両がどれだけ上げていたのかとはかかれていないので不明ですが メンバーダウンはされてませんし、ナックル延長もありません。 トーション絞りだけならビルも対応するはずですが、なぜループが破壊されたのか? アッパーアームのボールジョイントのボルトが純正ではなくキャップに変更されています。 また三本のボルトの外側の丸い穴から見える色がどうも銀色っぽく見えます。 恐らくアップスペーサーが入っているんだと思います。 アップスペーサーが入ったことで、バンプストッパーに変更はなくても ロアアームの下限位置が純正より下がってしまったことによるショック長不足だと思います。
要は必要ショック長は上げ方により変化するということです。 純正~2インチ対応とうたっているショックは 他になにも変更がない場合だけ対応というのと同じことです。 ランチョの純正~2インチ対応の品番では、 バンプストッパーを薄型に替えるだけで長さが不足します。 逆にいうと、他に何も弄ってない場合で トーション絞りだけで上げる場合 バンプストッパーにあたるまで絞ってもらっても 純正ショックで長さが不足することはありません。
最近この手のことにばかり反応してるんで メールでこそっとと思いましたが アドレスわからなかったもので・・・
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