タイトル | : Re: 車体下から異音 |
記事No | : 4723 |
投稿日 | : 2004/05/15(Sat) 11:38 |
投稿者 | : kazuhiko |
はじめまして。
> それと停車中ブレーキペダルを少し強く踏むと床に着きます。 > ブレーキ関係ですかね???どなたか同じような症状が出た方おられませんか?
ブレーキペダルが床につくということの方が問題だと思います。 普通は、強く踏んでも、床にはつかないものです。
油圧系統に何らかの問題を抱えているように思います。エアを噛んでいるとか…
ブレーキフルードが減少している(パッドが減った分だけフルードレベルは下がります)ことも考えられますが、走行中、ブレーキをかけたときに、メーター内に警告灯が点灯することはありませんか?。サイドブレーキをかけたときにつく警告灯です。これは、サイドブレーキのほか、バキューム不足(強く踏み込んだり、断続ブレーキを使ったときにつくことがある)や、フルードの液面低下などの症状でも点灯します。
一応、ブレーキパッドを交換すると、フルードの液面は元に戻りますから、こういった症状も解決されることがあります。
ただ、床面までつくというのは、あまり解せませんから、ブレーキフルードのエア抜き作業をお勧めします。
ブレーキフルードのメーカー指定交換サイクルは、平成6年にSGが発売にになったときに、従来の車検ごとに交換から、車検2回に1度というように、延長されましたが、ブレーキフルードの耐用年数そのものは、何も変わっていませんので、使用の状況により、ユーザー自身の点検が必要です。一応、多くの整備工場では、車検ごとに交換していると思いますが、日本の高温多湿の環境では、毎年、或いは半年ごとに交換するのがベターです。
ブレーキフルードに、赤っぽい色がついていたら劣化した証拠。新油は殆ど無色です。ブレーキフルードは吸湿性が高いので、湿度に弱いです。劣化が進むと、ブレーキが高温になったときにあわ立ち、最悪はノーブレーキ状態になります。(ベーパーロック現象) フェード現象と違って、ブレーキの温度が下がっても、元には戻りませんから、ご注意を。
車重のあるSGでは、ブレーキの発熱量は普通乗用車とは比較になりません。ですから、メーカーも高温に耐えるDOT4を推奨しているんですが、DOT数をUPすると、湿度に対する耐久性は逆に劣りますから、どんなものかと。
パッドの点検と、フルード系のメンテナンスは日ごろからの日課と思ってください。命にかかわります。
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