タイトル | : 整備費をケチると… |
記事No | : 2289 |
投稿日 | : 2003/09/20(Sat) 14:06 |
投稿者 | : 金は紅 |
私のように、エラい目に遭うという実例とその顛末を、恥ずかしながら報告させていただきます。
先日、所用のために車で外出し、帰宅後、再び車にて外出したときの出来事です。 右折待ちのためにスピードを落とすと、バッテリーと水温の警告灯が一瞬点き、ゴムの焦げる匂いがしました。「あら?」と思いましたが、ほかに異常や異音もないのでそのまま走っていると、警告灯が再び点きっぱなしになり、水温がみるみる上がります。「ううっ、オーバーヒート!!!」と、あわててわき道に車を停め、エンジンルームをのぞくと、案の定ファンベルト切れです。近くには知り合いのディーラーや整備屋さんもなく、しばらくいろいろと思案するうち、住居の隣が家主さんの整備工場だったのを思い出し、徒歩で帰宅し家主(の息子)さんに相談すると、「近いんなら、行って観てみましょう」ということで、再び車のあるところへ戻ります。 「(切れたファンベルトを見ながら)これ、結構イってますねぇ、いつ換えたんですか?」 「換えてるとしたら5年目の車検のときですけど、換えてたかなぁ…」 「走行距離は?」 「丸8年で15万キロです」 「もし、今まで交換してないんなら、逆によう今まで持ちましたねぇ…」
…ということで、 ファンベルト交換(3本1セット)+テンション調整ベアリング交換+冷却水交換 +工賃+税≒1万6千円 となりました。不幸中の幸いがいくつも重なっていますが、この程度の費用で済み、事故も起こさず、レッカー牽引も要らなかったのは、全くの幸運(悪運?)だったと感じています。 私のように、知識も技術もない者が、整備費用をケチりたいために、時々エンジンルームをのぞいた程度で自分の車の状態を把握したつもりになっていると、いずれ大きなツケを払うはめになるという実例です。こちらをご覧の皆さんは、私のようなお粗末な事にはならないと思いますが、どうかご注意を…。
|