セルの簡易リビルト 投稿者:
98軍鶏DTのナベ@福岡 投稿日:2013/09/15(Sun) 10:09 No.3125 |
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キーを回しても、カチカチ言うだけでセルが回らない不調がありましたので、やってみました。
今回の直接の原因は、画像1の「B端子のナットの破断」でしたので、これを増し締め、交換するだけでも当分は動くと思います。
でも部品も買ったし、今後の事を考えると、やりどきかもです。 セルの消耗部品の一つ、マグネットスイッチですが、比較的安いのでコレだけ換えとこう、と思ったのですが、何と7400円もします(汗
ヤフオクのリビルト品が、18000円くらいなので、悩みどころでしたが・・・ 前回リビルトドライブシャフトで痛い目を見ているし、他者のブログで、ブラシは30万kmぐらいもつみたいなので、お金もないし、注文する事に。
手順をさらっと書いておきます。 私のは4M40ですので、セルは左前ドライブシャフトの上あたりにあるのですが、後期型から?、固定ボルト2本が後ろ側から止めてあるので、殆ど分解なしで交換できます。(前期?かガソリンは前1本後ろ1本)
注意点ですが、交換前は、エアコンは使ってはいけません笑 結露水のドレンがちょうどあるので、作業中にポタポタ落ちてきます(汗
まず、C端子のカプラーを外し、B端子のキャップ、ナットを外します。
次、ドライブシャフトの真上に通っている、リアヒーター用のホースを固定しているボルトを取ります。コレやらないと工具が振れず、モーターも取り出せません。
次、下側固定ボルトですが、ATのセンサーハーネスらしきものを固定しているボルトと共用となっていますので、緩めます。 ATハウジングのボルトと間違えないように!
上のボルトは、単独ですが、セルをボンネットから覗くと、ボルト穴が見えていますので、そのあたりを手探りして、その反対側にあるボルトです。
すると、アッサリはずれます。 あとは、あちこちかわしながら取り出します。 かなり重いので、顔に落下しないよう要注意!
取り出したら、マグネットスイッチを外します。 画像2の綺麗な部品がマグネットスイッチです。 M端子を間違う前に、スイッチを交換しておきます。
次、モーター蓋のうち、短い方のネジを緩めます。次に、長いスルーボルトを緩めます。 蓋を取り、ブラシスプリングを緩めるか外すかすると、ブラシを取る事ができます。
ブラシは噂どおりあと15万kmは大丈夫(笑) モーターコアの接点は減ったり酸化してデコボコぼしてるもののまだ大丈夫そうでしたので紙やすりで研磨。やりすぎると偏芯するので注意笑 モーターシャフト先端に玉ころがついてますので無くさないように注意!つぶれてたら交換です。
ベアリングは、正直換えどきではありましたが、注文してなかったので目いっぱい掃除、目いっぱいグリス注入で誤魔化しました(汗 こんなに痛んでると思わなかったのですが三菱クオリティでしょうか? そんなに高くないので、換えた方がいいです。
あとは逆組みして終了。 私の場合、比較的状態が良かったので、あと5万kmぐらいはいけたかもしれませんが、その頃になれば各ギアや、モーターコア、ハウジング、ブラシの銅線、ブラシカードなど各部品の判定が必要でしょう。 リビルトでも、そのあたりしか見るところもないでしょうから、値段的には安いのでもいいでしょうけども、手を抜いているところもあるので組む前に分解してみてはどうでしょう?笑
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