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管理人さん、ご無沙汰しております。
> 当方の老体スペギもラジエーターのアッパーホース接続部が走行中に折れました。
大変な目に遭われたようですね。
> この部分結構メジャーみたいですね。 > 経年劣化なのでしょうがないのですが、ラジエーター本体は元気なのに、こういう単純 > な部分が壊れ、取替えとなるのは残念です。
アッパータンクのトラブルは、10年超の車ではメジャーなトラブルで、車種を問わず。 それにしても、これだけの年数無事だったことは、長寿です。
昔は、アッパー・ロアタンクは真ちゅう製で、ろうづけで接合されていましたので、 修理は、ラジエター職人のウデの見せ所でもありましたが、現在はコストの関係で、 樹脂製のタンクが使われるようになり、久しいです。
> この部分から噴出した冷却水は丁度、エアダクトより噴水のようにボンネット上に噴出、 > 発見が早かったのは幸いでした。 > 更に、走りだして数キロだったのでエンジン温も低く水蒸気の発生もほとんどありません > でした。
不幸中の幸いですね。 走行中、過熱していると、一気に白煙を噴出し、浦島太郎のように…
> このまま乗れませんので、互換品ラジエーター(送料込29,000円)をヤフオクで落札しました。
純正のラジエターASSYって、とても高額なんですよ。ディーゼル(4M40)のばあい、 純正のラジエター新品で購入すると、約10万円。
尚、破損するのは、相当メジャーなトラブルですので、補修部品です。 樹脂製のタンクは、ラジエターコアにカシメて接合されていますので、交換可能です。 が、一般ユーザーには、部品提供されません。三菱ディーラーにも卸しませんが、 街のラジエター屋さんには、補修部品として、アッパータンクが手に入ります。 ラジエター屋さんに修理に出すと、アッパータンク交換で、数千円。
とはいえ、ラジエター本体も、中身は見えないので、そろそろ寿命かもしれません。 インドネシア製など、海外で生産された社外品が、恐ろしいほどの格安で手に入る現在、 社外品のラジエターASSYに交換してしまうほうが、安くて、安心ですね。
> ホース類がうまく抜けるか少々心配です。 > > ホースをうまく抜くテクニックってありますか?
ラジエターホースを抜くには、ホースプラッカーという、先の曲がった工具がありますが、 ホースを傷つけてしまうので、新品交換が前提ですね。 ホース内を傷つけずに外す、ホース専用のリムーバープライヤーもあります。 kazuhikoの場合は、度重なる怪我で握力の落ちた右手ですが、それでも、容易に引き抜く ことが出来ます。
専用工具がなくても、流用できるものとしては、シリコンスプレー。 浸透させると、すべりが良くなります。
余談ですが、一度外したラジエターホースは、経年劣化で硬化しているので、 ホースバンドを元位置に戻しても、エンジンを掛けると漏れ出すことがあります。 新品ホースへの交換が望ましいのですが、再利用する場合は、液体ガスケットを内側に 塗布して、漏れを防ぎます。(塗布後、1時間以上乾燥させてください。冬季はより長く。) ※液体ガスケットを買ってきて、応急処置するコストを考えると、ラジエターホースは 買い換えた方が得策です。
奇遇ではありますが、明日は、アッパータンクからクーラントが噴出したPF6Wの ラジエター交換作業が、予約が入っておりまして、出勤前に出張整備を予定しております。
先週、予防整備で、サーモスタッドを交換したばかりなのに、ラジエター本体がご臨終 したそうです。(3週連続で修理に駆けつけています)
画像は、tomi@静岡号から外した、サーモスタッド。錆だらけでした。 |